植物園もただたくさんの植物を育てているだけではなく、最近ではそれぞれの特色を売り物にするようになった。バラ、サボテン、ハーブなどの専門の植物園、昆虫や動物などの生態系を見ることができる熱帯植物園や湿地園などさまざまな施設がある。植物園での仕事は、栽培、施設の管理・維持、植物の管理に分かれており、そうした仕事をしたい場合は、緑・花文化の知識認定試験の1、2級程度の基本的な知識を持っていることが必要。ビオトープ管理士や学芸員資格などを持っていると有利になることもある。公立の植物園の場合は、公務員として就職をするため、必ずしも植物園に配属されるとは限らない。また企業が経営している植物園は、花や苗木の販売業務が中心だが、栽培の現場を観光目的に公開しているところも増えている。人材は不足しているが、財政難で就職が厳しいところが多い。学術的知識よりも、植物に対する興味と愛情、野生への理解や観察力、美しいものに素直に感動する心を持っている人が望ましい。
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