医師が行う診療や治療を補助する。また患者の精神的なケアにあたったり、患者と医療スタッフとのコミュニケーションを図るのも看護師の仕事だ。職場は、病院や医院、診療所、福祉施設、リハビリセンター、あるいは在宅・訪問診療など。看護師になるためには、看護師学校、専門学校、短期大学、大学など看護師養成機関で学び、看護師国家試験に合格しなければならない。なお、都道府県知事が行う試験に合格すると免許が取得できる准看護師資格もあるが、准看護師自体が現在は廃止の方向に向かっている。医療の専門化が進むなかで、看護師の仕事も細かく分かれてきている。また日進月歩の激しい世界なので、つねに勉強を心がける姿勢も大切だ。夜勤など変則的な勤務スケジュールもあり、心身ともに元気で丈夫な人に向いている。こうしたハードである仕事なため、つねに人材不足なので、就職先に困ることはないだろう。なお、1993年に保健婦助産婦看護婦法が改正され、男性にも門戸が開かれた。2002年には「看護師」と名称も統一された。
厚生労働省の発表(※1)によれば、2004年末現在、実際に就業している看護師の数は約76万221人。1994年の調査では約49万2352人であったことから、ここ10年で1.5倍以上増えたことになります。ちなみに、男性の就業看護師は3万1594人で全体の4.2%を占めていて(2004年)、看護師の24人に1人は男性という計算になります。1994年は2.6%だったので、看護師全体に占める男性の割合は年々増えていると言えます。
※1「平成16年保健・衛生行政業務報告」厚生労働省
◆民間で働く看護師(調査時平均年齢35.8歳)の平均月収は31万6000円、推定平均年収は464万2800円。(※2)
◆キャリア10年で年収400万円台、看護師長で600万円台。(※3)
※2『賃金構造基本統計調査 平成16年』厚生労働省より
※3『週刊ダイヤモンド(2005年11月5日号)』ダイヤモンド社よりp49
看護師の給与は勤務先、勤続年数、雇用形態などにより大きく異なります。

医療機関には看護師をはじめ様々な医療スタッフが携わっています。規模やタイプにより異なりますが仮に入院ベッドが100人分ある病院の場合、一日を通して患者さんにかかわる病院スタッフの内訳は、看護師45人、看護助手12人、医師11人、薬剤師3人、リハビリスタッフ3人、臨床検査技師2人、診療放射線技師2人、栄養士1人、事務職員9人になります(※4)。
※4『看護師になろう』インデックスコミュニケーションズより p60

DVD「ナースのお仕事2 DVD-BOX」(2002年)
書籍「46歳!看護師になっちゃった!―新人おばさんナース奮戦記」(深堀久美枝著/新風舎/2005年)
書籍「翔んでもナース―ICU看護師のどたばた絵日記」(佐藤美雪著/ワニブックス/2006年)
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