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MRとはMedical Representativeの略称。医師に自社の薬の成分や使用方法、効能について説明をする。宣伝できない副効用や認可前の薬の情報など、カタログや医薬書には載っていない薬の情報を伝達する専門職だ。日本では薬の営業もかねるが、欧米ではMRは営業ではなく、医師に医療チームの一員として認識されている。一般的にMRは製薬メーカーで働く。またコントラクトMRという、プロジェクト単位で契約を結ぶ人もいる。就職には特に必要な条件はないが、薬剤師の資格を持っていると薬への理解が早いので役に立つ。MRとして働くには、就職してから半年間の研修を受け、医薬情報担当者教育センターが主催する試験に合格し、MR認定証を取得しなくてはならない。この認定試験では、解剖生理、市販後調査、一般薬理学などの知識が問われる。病気に関わる医師は気分が暗くなっていることも多いので、明るい人が向いている、とあるMRはいっている。医師とつきあうのも仕事のうちで、さまざまな医師に出会い、さまざまなことを学んだり、趣味が増えたりするのが楽しいそうだ。高齢化社会を迎える日本では、薬はさらに販売を伸ばしていく見込みがある。ただし、有効な薬剤をひとつ開発するには、莫大なコストと長い年月が必要といわれている。また、欧米諸国の製薬メーカーは10倍の規模を持つ。このため、製薬業界では研究開発に熱を入れたり、外資メーカーに吸収合併される傾向があり、MRを取り巻く状況は過渡期にあるといえる。
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