報道番組や情報系番組の司会者のことを指す。実際にどういう人がキャスターになるかはあくまでその番組次第。ニュース番組の場合はアナウンサーがキャスターをつとめることが多いし、娯楽色の強い番組では有名タレントが起用されることもある。お天気番組ならキャスターは気象予報士から選ばれるようになった。いずれにせよ番組のなかで占める役割が大きく、とくに看板番組ともなると放送局の「顔」のような存在になるため、選抜にあたっては人気やキャリア、実力が重視される。番組によってはジャーナリストや元スポーツ選手など、畑違いの分野から選ばれることもある。
40歳前後で放送局を退社したフリーアナウンサーの場合、年収2000万~1億円。視聴率が取れる大物になると年収1億円以上に。(※1) ※1『週刊ダイヤモンド(2005年11月5日号)』ダイヤモンド社よりp53
キャスターになるための決まったコースはありません。一般にテレビ・ラジオ局のアナウンサーや報道記者が経験を積み、能力が認められることでキャスターとして起用されます。また、新聞・雑誌記者、ジャーナリストあるいは俳優やタレント、文化人が抜擢されることもあります。このほか、専門知識を活かしたスポーツや天気予報など特定分野のキャスターもいます。いずれにしろ、世間に対して強い影響力を持つ職業ですから、豊富な知識や鋭い洞察力・分析力、公平性、正義観や誠実さ、さらには清潔感やエンターテイナーとしての素養も必要で、視聴者が信頼と好感をもてるような人物でなくては務まりません。

ニュースショーで解説なども行うメインキャスターのことをアンカーマンといいます。アメリカでは馴染みの深い呼び名ですが、最近では日本のニュース番組でも使われることが増えてきました。アンカーとは船の碇のこと。流されることなく常に正しい判断で番組を成立させる立場。かつて日本のニュースはアナウンサーが原稿を読むだけという形式が主流でしたが、今ではキャスターの役割が大変大きくなっています。ちなみに、出版業界でアンカーマンといえば、週刊誌などで最終原稿を書く人を指します。
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