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13歳のハローワーク 村上龍氏の職業紹介

[音楽が好き] PA[音響]

PA[音響]舞台監督や出演者と相談して、コンサートの、聴衆に向けた音響を整える。出演者が自分の声や演奏を聞けるようにステージ上の音を整えるのは、モニターPAと呼ばれる。音響機材の搬入、セッティング、整音操作、撤去までがPAの仕事である。ライブコンサートに限らず、オペラ、演劇、ファッションショー、レビュー、テーマパークのイベントなど、カバーする仕事の範囲は広い。コミュニケーションスキル、音感、優れた聴力、体力などに加えて、複雑なワイヤリング(電気楽器やマイクやアンプなどの配線)を行うので電気的な知識も必要で、搬入・撤去のために運転免許は不可欠。専門学校にはPAになるためのカリキュラムがあるが、音響会社でアルバイトをしながら、経験を積んでプロになるケースが多い。国家技能検定として、舞台機構調整技能士検定・舞台音響調整作業技能検定があるが、この資格は現場ではほとんど役に立たない。ただし、公共の施設などで働く場合には、この資格取得が条件となることがある。

 

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どれくらい稼げるの?

PA会社に就職した場合、新人の月給が12~20万円で年収にして150~250万円程度。キャリアを積み30歳を過ぎた頃には年収500~700万円程度は期待できます。現場作業がある日は12時間以上働き、特に夏場などコンサートの多い時期に休みはほとんど取れません。(※1)
※1『つくにはBOOKS No. 9 '06年版』さんぽうよりp28

どうしたらなれるの?

音響技術学科などを持つ専門学校や、大学の工学部などを卒業して、音響会社もしくはコンサートホールやライブハウスに就職するケースが一般的。また、レコード会社、イベント会社、番組制作会社などでも、音響関連の仕事に携わることが可能です。経験がものをいう世界ですが、知識や技術もさることながら、音に対する感性や、体力、協調性なども必要とされます。

お仕事豆知識

コンサート会場におけるPAの仕事は大きく分けて3つ。マイクやスピーカーなどの機材をセッティングするステージマン。各演奏者に向けられたモニタースピーカーから出る音を調整するモニターミキサー。そして、客席後方でミキサー卓を構え音を仕上げるハウスミキサーです。一人前になるには10~15年の経験が必要といわれ、一流のハウスミキサーになればアーティストから名指しで仕事が入ることも。(※2)
※2『あしたをつかめ平成若者仕事図鑑』NHK出版よりp250

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日本ミキサー協会
日本舞台音響家協会
日本舞台音響事業者協同組合
(社)日本音響学会