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13歳のハローワーク 村上龍氏の職業紹介

[文章が好き] コピーライター

商品の広告の「キャッチフレーズ」を考える。コピーは、もともとはその商品のことに詳しい売り主、つまりスポンサーが考えるものだった。だが時代とともにそれは広告代理店に外注されるようになり、広告代理店も制作会社に外注するようになっていった。こうした過程で、広告のコピーをつくることを専門とするコピーライターが生まれていった。フリーランスのイメージが強いが、今でも広告代理店や制作会社に所属するコピーライターのほうが数としては多い。80年代の一時期、何人かのスターコピーライターが出現して、職業として非常にもてはやされたこともあったが、企業の宣伝費の抑制傾向とともにそれも落ち着き、現在では広告制作という共同作業の一端を担う技術職、と位置づけられている。だが宣伝をする限りコピーは必要であり、優秀な人材は常に求められている。すぐコピーを書く仕事を与えられるかどうかはともかく、広告代理店や制作会社に入るなどして、制作の現場を知ることから始めるのが一般的だ。

 

どれくらい稼げるの?

広告代理店などに所属する場合、月収は18~40万円程度。独立した場合、年収は500~800万円程度が一般的ですが、大企業の広告を何本も抱えるような実力者ともなれば年収1000万円以上は軽く稼ぐことができます。(※1)
※1『他人の給与明細がこっそりわかる本』廣済堂文庫よりp73

どうしたらなれるの?

コピーライターは主として広告代理店や広告制作会社・プロダクション、企業の広告・宣伝部などで活動します。一般に、大手広告代理店や広告・宣伝部があるような大企業の採用試験は難関であり、また幅広い知識や視野が必要な仕事でもあることから、大学卒業程度の学歴は必要とされます。民間のコピーライター養成塾・講座などもあり、大学在学中などに通う人もいますが、必ずしも就職に有利になるとは限りません。就職後は、広告制作の仕事をこなす中でコピーライターとしての技能やセンスを磨き、次第に大きな仕事を任されるようになります。キャリアを積むことでディレクターになったり、独立してフリーで活躍したりする場合もあります。

お仕事豆知識

コピーライターは、文章力さえあれば務まる仕事ではありません。あくまで商品の売り上げを伸ばす、あるいは企業イメージを高めることが目的なわけですから、商品知識はもとより企業や業界についての知識、世間の流行や市場ニーズの把握、クライアント(広告主)やディレクターが求めていることに対する十分な理解などが必要で、これらを怠ると、仮にセンスは良くても購買層に響かない見当違いのキャッチコピーになってしまうのです。派手な職業と見られがちですが、実際には、地道なリサーチ活動や関係者との折衝を繰り返す裏方の仕事といえます。

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