図書館で働く専門職。図書や雑誌の収集、整理、保存、貸し出しから情報サービスなど一切を担当する。司書資格は、大学、短大で図書館学を履修するか、文部科学大臣認可の大学の養成講座修了でとれる。しかし、図書館で働くには必ずしも司書資格が必要ではなく、個々の図書館の職員採用試験を受けて合格すればいい。そのため、一般には図書館で勤務している人を総称して司書と呼ぶことも多い。本が好きな人にとっては魅力的な職業だが、近年はいろいろな年齢層の図書館利用者が増えているので、その人たちの閲覧相談に親切に対応できる人柄も必要とされる。また、パソコンによる検索システムが普及しているので、パソコン使用は必須。
2004年時点で公共図書館の専任職員は1万4664人いますが、そのうち約半数にあたる7217人が司書・司書補の資格を有しています。また、大学・短大の図書館には7132人の専従職員が雇用されています。ちなみに図書館自体の数は、公共図書館が2825館、大学・短大図書館が1643館です。(※1)
※1 日本図書館協会ホームページより
公立図書館の場合、地方公務員である正規職員の司書の給与は各自治体の規定により決められています。ただし、公立図書館には、正規の自治体職員だけではなく図書館奉仕員といわれる非常勤の司書も多く、この場合、1日8時間、月10数日の勤務で月給20万円程度になります。(※2)
※2『他人の給与明細がこっそりわかる本』廣済堂文庫よりp52
司書になるための資格は、毎年7~9月にかけて全国14大学程度で実施される司書講習を修了するほか、大学・短大で司書資格取得に必要な単位を履修するなどして取得します。ただし、司書として活躍するためには自治体の採用試験を受けるなどして公共図書館に配属される必要があります。
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