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13歳のハローワーク 村上龍氏の職業紹介

[お料理が好き]パン職人

パン職人の仕事はとてもハードで、朝は早く、ほとんどが力仕事と立ち仕事。パンとパン作りが好きでなければ続けるのはむずかしいだろう。種類によって原料の配分や製造方法が異なるパンについてのさまざまな知識はもちろん、流行をいち早く察知し、自らの感性で新しいパンを考案するオリジナリティーも求められる。製パンの知識と技術を習得するためには、すぐにでもパン屋に勤めて修業するか、専門学校で1、2年の勉強をしてからパン屋に勤める。体力的にはきついがパン屋に勤めながら、夜間専門学校で学ぶ方法もある。修業先のパン屋選びは大事だ。規模が大きいパン屋ならば就業環境はしっかりしているだろう。しかし、規模が大きいほど、仕事が部署ごとに分担されるので、全体の仕事の流れがつかみにくい。独立してパン屋を開きたいならば、長時間労働も覚悟の上で、中・小規模の店へ飛び込むのもいいだろう。

 

何人くらいの人が働いているの?

パン職人の正確な人数は不明ですが、参考までに2000年の国勢調査の時点で、32万714人がパン・菓子製造作業者として働いていました。また、総務省の調査(※1)によれば、2004年時点でパン・菓子製造業を営む事業所の数は全国に9819軒あり、従業者数は28万2283人となっています。
※1「平成16年 事業所・企業統計調査」総務省統計局

どれくらい稼げるの?

◆民間で働くパン・洋生菓子製造工(調査時平均年齢37.6歳)の現金給与月額は24万4700円、推定平均年収は332万円。(※2)
◆修業を兼ねたアルバイトで月10数万円程度。就職して18万円程度~。経験者で月30万円台~。(※3)
※2『賃金構造基本統計調査 平成16年』厚生労働省より推計
※3『現代「手に職」ガイド』実業之日本社よりp151

どうしたらなれるの?

パン職人になるために必須となる資格はありませんが、食品に関する基礎知識は持っておきたいところ。一般的には、専門学校などでパン作りのノウハウを学び、卒業後、パンメーカー、ベーカリーショップ、ホテルやレストランなどに就職します。パンは種類により製法が異なり、また職人技を要する奥深い食品であるため、技能の修得には長期間の経験が必要です。資金と技術のめどさえ立てば、将来的には自分の店を開く道も開けます。

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