指輪、ブレスレット、イヤリングなど、おもにアクセサリーのデザインを手がける。まず、宝石デザイン学校で基本を習得するのが一般的。美術系の大学を出た人でも、卒業後こうした学校に入ることが多い。その後、宝石加工会社に就職し、働きながらデパート、宝石店、ホテルの催事など、その売り場に応じたデザインを学び、技術とセンスを磨く。経験を積んでからフリーになり、デパートの宝飾部などと契約し、客のリクエストに応じた宝石のデザインを行う人もいる。その場合の収入は、デザイン料とそのほかに「加工料」としてデザイン料の3倍ほどの金額を得る。完成品に客が満足することが、この上ない喜びだが、綿密に打ち合わせしても、デザイン画だけでは完成品をイメージさせることがむずかしく、返品されることもある。きわめて細かい作業の連続なので、おおざっぱな性格の人は向いていない。また、宝石は贅沢品の代表であるため、利益は常に景気に左右される。現在は、不況の影響で宝石加工会社などの求人は非常に少なくなっている。また、イタリアなどの宝石専門学校に海外留学をする人も増えているが、ただヨーロッパの人たちと日本人では、体格、肌の色、ファッション、アクセサリーの好みなどが違うため、海外で習得した技術やセンスがそのまま日本に応用できるわけではない。
ジュエリーメーカーに就職した場合、未経験者で年収200~300万円、経験者で400~500万円程度。独立した場合は、能力にもよりますが、500~1000万円程度。(※1) ※1『現代「手に職」ガイド』実業之日本社よりp93
宝石デザインの専門学校やジュエリースクール、美術系の大学・短大などで工芸技術やデザインセンスを磨いたのち、ジュエリーメーカーのデザイン部や、宝飾品クラフト製作所、リフォームショップなどに勤務します。ジュエリーメーカーでは、企画、デザイン、製作など部署ごとに担当者が分かれている場合が多いですが、小規模な製作所では企画からデザイン、制作まで一人で手掛ける場合もあります。
宝石の性質や加工法に関する知識のほか、確かなデッサン力と、デッサン画を立体的にイメージする力、美的センスやオリジナリティが求められます。また、小さくて高価な宝石を取り扱うため、手先の器用さや繊細さも必要です。
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