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13歳のハローワーク 村上龍氏の職業紹介

[人の役に立つのが好き:安全] 救急救命士

救急救命士救急車に同乗して、搬送中の急患の症状が急変したときに、気道の確保、心拍の回復、輸液処置などの応急手当を行う。1991年にできた新しい資格だが、この資格を持っていても、消防隊員でなければ仕事はできない。全国に11ある救急救命士養成所で2、3年学び、国家試験を受験して資格を取得する。または、大学で公衆衛生学、解剖学、病理学などの科目を履修したうえで、救急隊員として1年以上経験を積めば、資格試験を受けることができる。生死に関わる手当を、走行中の救急車のなかで行うので、冷静な判断力、臨機応変の技術力や強い責任感が求められる。また、救急病院に着いたときに、担当医に経過処置を的確に報告できなければならない。今後、ニーズが増えていく仕事だ。

 

何人くらいの人が働いているの?

2005年4月時点で、救急救命士の資格を有する消防職員は1万7091人おり、実際に救急救命士として運用されている救急隊員は1万5317人います。消防庁は、すべての救急隊に少なくとも常時1人の救急救命士が配置される体制を目標にしていますが、2005年4月時点で、救急救命士を運用している救急隊は全国4757隊のうち78.2%にあたる3722隊となっています。(※1)
※1『平成17版 消防白書』消防庁より

どれくらい稼げるの?

◆自治体により差がありますが東京消防庁の大卒初任給は約24万円。(※2)
※2『週刊ダイヤモンド(2005年11月5日号)』ダイヤモンド社よりp49

どうしたらなれるの?

救急救命士の資格を得るためには「救急救命士国家試験」に合格する必要があります。受験資格を満たす方法として、2年制の救急救命士養成所を卒業するほか、実際の救急業務に5年以上従事したり養成所で1年以上学んだりするなど、いくつかのルートがあります。第28回(2005年9月)試験の受験者数は793人、合格者は675人、合格率は85.1%でした。