理容師は主にヘアカットやシャンプー、パーマ、顔そり、マッサージなどの技術を行う。さらにヘアカラー、エステ、ネイル、メイクなど理容の業務範囲は広がっており、各方面で活躍する理容師が増えている。女性理容師も少なくない。また理容業界では、髪の健康管理のスペシャリストとして「ヘア・カウンセラー」、介護の要素も取り入れた「ケア理容師」等の資格制度も整えている。早くから高齢化社会を視野に入れた取り組みを始めているようだ。理容師は国家資格なので、免許を取得しなければならない。理容師専門学校(2年間・通信教育は3年間)卒業後、(財)理容師美容師試験研修センターが行う国家試験(筆記および実技)を受験し、合格すると厚生労働大臣の免許証がもらえる。免許を取得したら、理容店で働くことになるが、定年がないので現役期間が長く、一生の仕事として考えられる。世界的に理容師の数は減少しているという声もあるが、日本には理容・美容の枠を越えて活躍する若い理容師もいるようだ。隔年ごとに開催されるヘアワールド(世界理容美容技術選手権大会)では、若い理容師で編成される「理容日本代表チーム」が、常に上位3位以内に入っている。日本の理容師は、今後も、その優れた技術力と感性を生かして“世界の檜舞台”で活躍することが期待されている。
2003年度末時点で、全国に14万130軒の理容所があり、25万1981人が理容師として働いています。ちなみに、美容所は全国に21万795軒あり、美容師として働いている人は39万4478人にのぼります。(※1) ※1「平成15年 衛生行政業務報告例」厚生労働省より
◆民間で働く理容・美容師(調査時平均年齢27.7歳)の現金給与月額は23万3500円、推定平均年収は296万円。(※3) ※3『賃金構造基本統計調査 平成16年』厚生労働省より推計
理容師として働くためには、指定の理容師養成施設(専門学校等)を卒業し「理容師国家試験」に合格後、免許登録をする必要があります。ちなみに2003年の理容師免許新規登録件数は3287件で、1999年の6092件と比較して減少しています。一方、美容師免許の新規登録件数は2万7248件でここ数年安定しています。(※2) ※2 理容師美容師試験研修センター ホームページより
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