
遠洋漁業、沖合漁業、沿岸漁業と3種類に区分されるのが漁師の仕事。1年以上かけてカツオの1本釣りやマグロ漁を行う遠洋漁業では、船長などリーダーとして多くの外国人船員を指揮する役割を担う。3〜4ヶ月で漁を行う沖合漁業では、底びき網、まき網漁などチームワークが重要となる手法が多く、旬のカツオやマグロを追ったりアジ、イワシなど回遊魚を大量に収獲する。漁業従事者の約9割を占める沿岸漁業では、小型底びき網、定置網、養殖などで豊富な種類の漁を日帰りで行う。体力勝負の仕事であることはもちろん、遠洋、沖合漁業では長期にわたり仲間と寝食を共にするので、コミュニケーション能力も求められる。後継者不足のなか、近年はIターン、Uターン就職者もわずかながら増えているのが現状。また、これまで世界中の漁場を開拓してきた日本は、マグロの国際資源管理機関をリードする存在となっている。

かつて漁業大国といわれた日本の漁獲高は1992年以降落ち込み、漁業人口の減少と高齢化が深刻。このため、水産庁は後継者育成の対策に力を入れ始めている。月給は15万円〜20万円程度の最低補償額プラス、歩合給のケースがほとんど。

資格は特に必要ない。働きながら、遠洋、沖合漁業は航海士、機関士の資格、沿岸漁業は小型船舶免許、漁業無線の資格を取得すると、将来的にステップアップできるだろう。 水産庁では全国漁業就業者確保育成センターで就職相談を行っているほか、平成18年度から就業希望者のための漁業現場研修を実施している。詳しくは下記のホームページへ。
http://www.ryoushi.jp/

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