インダストリアルデザイナー

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インダストリアルデザイナーボールペンから飛行機まで、あらゆる工業製品を企画し、設計する。一般的に大量生産が可能なものが対象。デザイン的に優れているだけでなく、機能的で、かつ安全面もクリアするものを設計しなければならない。特別な資格は必要ないが、工業デザインの学科がある大学や専門学校、高等専門学校や工業高校で知識や技術を学ぶとよい。就職先は製造メーカーの商品開発部、それに数は少ないが個人事務所もある。商品を製作するエンジニアと一体となって作業をし、商品化にあたっては、企業の経営陣にデザインをわかりやすく説明しなければならない。デザインセンスはもちろんだが、人とうまく接することも求められる。自分のデザインしたものが、実際に使用されているのを見たときが一番の喜びという。

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工業製品をデザインする仕事。この場合の工業製品には、クリップやアルミ缶のような小さなものから、時計、家電製品、携帯電話、パソコン、ロボットなど、さらには自動車、飛行機などの大きなものまで含まれる。工業製品のデザインは、形状の美しさや流行だけでなく、機能性、安全性、生産コスト、製造のしやすさなど様々な要素を満たす必要がある。優れたデザインの製品は、多くの人の目に留まり、実際に使われていくので、非常に影響力の強い仕事だと言えよう。日常生活の中で「こういうものがあればいいのに」というものを開発担当者と連携し、クレイ(特殊な粘土)で形にして、商品化を検討する。単にデザイナーとしてのスキルやセンスだけでなく、その製品に対する専門知識、機械・人間工学全般の幅広い知識やノウハウなど様々な技能が求められる。

◆メーカーの商品企画部に就職した場合の初任給は大卒で20万円程度。(※1)

※1『天職事典ver.2』造事務所著、PHP研究所出版よりp45

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