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13歳のハローワーク 村上龍氏の職業紹介

特殊撮影にはさまざまな種類がある。スローモーションの映像を作るハイスピード撮影も、広い意味では、特殊撮影だし、ストップモーションで1コマずつ撮影していくのも、特殊撮影と呼ばれる。だが、SFX全盛の現代では、特殊撮影といえば、青いスクリーンの前に俳優を配置して撮影し、合成を行うブルースクリーン・プロセスや、ミニチュアを大きく見せるための特殊なカメラであるシュノーケルカメラや、さらにカメラワークがコンピュータで制御されたモーション・コントロール・カメラなどの撮影に限られている。かつて『ゴジラ』などの怪獣映画が作られていたころは、特殊撮影専門のカメラマンがいたが、今は、モーション・コントロール・カメラがあり、カメラの位置、向き、移動の速度、シャッター、フォーカス、ズーム、絞りなど、ほとんどすべての操作がコンピュータでコントロールされるので、カメラマンはライティングだけを担当することが多くなった。特殊撮影の主役は、カメラマンからコンピュータオペレーターに移ったのである。特にモーション・コントロール・カメラについては、本場はあくまでもハリウッドで、日本では、映像会社の(株)IMAGICA(現在日本で最新鋭のモーション・コントロール・カメラを保有しているのはこの会社のみ)に入社して、操作を覚える以外、経験を積むことができない。

 

編集部からの情報

「特殊撮影」に関する役立つ情報を「13歳のハローワーク公式サイト」編集部よりお届けします。

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