平均年齢39.8歳で平均年収1567万円というフジテレビジョンを筆頭に、テレビ局社員の年収はかなりの高額。キー局の番組制作現場では30歳で年収1000万円を超えることも少なくありません。一方、地方局の平均年収はその2〜3割減といったところ(※1)。さらに、下請けの番組制作会社になると、重労働にもかかわらず30代半ばで年収400〜500万円程度とぐっと低くなります。(※2)
※1『週刊ダイヤモンド(2005年11月5日号)』ダイヤモンド社よりp54
※2『業界図鑑2006』実業之日本社よりp278
テレビディレクターになるためには、テレビ局もしくは番組制作会社・プロダクションに就職する必要がありますが、放送業界を希望する学生は多く採用試験は概して難関です。就職後、希望がかない番組作りを行う制作部門に配属された場合、アシスタントディレクター(AD)として数年間現場で下積みを行います。その後、経験を重ねることでディレクター、さらにはプロデューサーへと昇格していきます。
テレビ番組はテレビ局社員だけで作られていると思われがちですが、多くの場合、実際の番組制作に携わっているのは外部の制作会社・プロダクションです。全日本テレビ番組制作社連盟によると、東京の民放5社のプライムタイム(19時〜23時)の番組においてプロダクションがかかわった番組は約7割とのこと。この数字からもテレビ業界はプロダクションなしでは成り立たないといえます。(※1)
※1『つくにはBOOKS No. 3 '06年版』さんぽうよりp24
「テレビディレクター」に関連する本・DVDなど。この職業について詳しく知りたくなったら、本を読んで調べてみよう。