パン職人の正確な人数は不明ですが、参考までに2000年の国勢調査の時点で、32万714人がパン・菓子製造作業者として働いていました。また、総務省の調査(※1)によれば、2004年時点でパン・菓子製造業を営む事業所の数は全国に9819軒あり、従業者数は28万2283人となっています。
※1「平成16年 事業所・企業統計調査」総務省統計局
◆民間で働くパン・洋生菓子製造工(調査時平均年齢37.6歳)の現金給与月額は24万4700円、推定平均年収は332万円。(※1)
◆修業を兼ねたアルバイトで月10数万円程度。就職して18万円程度〜。経験者で月30万円台〜。(※2)
※1『賃金構造基本統計調査 平成16年』厚生労働省より推計
※2『現代「手に職」ガイド』実業之日本社よりp151
パン職人になるために必須となる資格はありませんが、食品に関する基礎知識は持っておきたいところ。一般的には、専門学校などでパン作りのノウハウを学び、卒業後、パンメーカー、ベーカリーショップ、ホテルやレストランなどに就職します。パンは種類により製法が異なり、また職人技を要する奥深い食品であるため、技能の修得には長期間の経験が必要です。資金と技術のめどさえ立てば、将来的には自分の店を開く道も開けます。