ファッションデザイナーとして活動している人の正確な数は不明だが、7000?8000人前後というデータもある(※1)。
一般にファッションデザイナーといえば、海外に名を馳せる有名なデザイナーを想像しがちだが、実際には、アパレルメーカーに所属して既製服を大量にデザインする、いわゆる「企業デザイナー」が大多数を占めている。
※1「職業データベース」独立行政法人 労働政策研究・研修機構(1994年)より
給料制のデザイナーの初任給は15?20万円程度だが、入社5?8年でチーフにでもなれば年収500?600万円程度に。さらに能力を認められた契約デザイナーになれば年収1000万円以上になることも。国際的に著名なデザイナーともなれば年収は数億円にものぼり、また、インディーズのヒットブランドのオーナーデザイナーであれば月収数100万円を稼ぐことも珍しくない。(※1)
※1『これが年収だ!!』長崎出版よりp126
自分がデザインした服が売れたときは、自分の仕事が評価された瞬間であり、うれしいもの。たくさん売れて収入につながれば、自ずとやる気が湧いてくる。
また、コンテストで賞を取ったり、ショーを成功させたり、ファッションデザイナーとしての階段を上っていくことができれば、流行をつくったり、有名人が支持してくれたり、違う次元で仕事をすることができるだろう。
おしつぶされるくらい大きなプレッシャーがかかるし、新しいものを生み出すのは容易ではないが、その分、計り知れない達成感が得られる。
服飾関係の専門学校や大学などで、服作りの基本知識と技術を学んだのち、アパレルメーカーに就職するのが一般的。アシスタントやパタンナーとして実績を積み、企業内デザイナーとして活躍する。
また、著名なデザイナーのもとでアシスタントとして修業を積んだり、各種デザインコンクールに積極的に参加したりするなどして独自ブランドを立ち上げる人もいる。
ファッションデザイナーになるために必須となる資格は、特にない。
任意だが、下記のような資格について学び、知識を深めればアイデアを練る際の引き出しが増え、強味となるだろう。
〔財団法人 日本ファッション教育振興協会が行う検定〕
□洋裁技術検定
http://www.fashion-edu.jp/other/other.html
□パターンメーキング技術検定
http://www.fashion-edu.jp/pt/pt.html
□ファッション色彩能力検定
http://www.fashion-edu.jp/cl/cl.html
□ファッションビジネス能力検定
http://www.fashion-edu.jp/bis/bis.html
□ファッション販売能力検定
http://www.fashion-edu.jp/sh/sh.html
〔東京商工会議所が行う検定〕
□カラーコーディネーター検定試験
http://www.kentei.org/color/
□和裁検定試験
http://www.kentei.org/wasai/
〔社団法人 全国服飾教育者連合会(A・F・T)が行う検定〕
□ファッションコーディネート色彩能力検定
http://www.aft.or.jp/
「ファッションデザイナー」に関連する本・DVDなど。この職業について詳しく知りたくなったら、本を読んで調べてみよう。