幼稚園教諭

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幼稚園で、3歳から小学校就学までの幼児の教育を行う。幼稚園教員養成課程を備えた大学、短大などで定められた学習科目を学び、幼稚園教諭免許状を取得後、私立幼稚園の募集に応募するか、市町村単位で行われている教員採用試験を受験する。勤務時間はそれほど長くはないが、子供一人一人の心や体の動きを敏感にとらえて対応するのは精神的にも肉体的にも重労働である。現在は人は足りており、就職はなかなか難しい。ただし、幼児教育の必要性は社会的にも認知されつつあり、今後の需要の増加が期待される。また、幼児教育に男性的要素を入れるべきとの考えから、現在は圧倒的に少数派である男性教諭の増加も見込まれる。

<< 編集部の職業解説 >>

幼稚園は、学校教育法に規定されている正規の学校。小・中学校とは異なり義務教育ではないが、それに準ずる高等学校や高等専門学校などと同じ位置付けとなる。よって幼稚園の先生とは学校教諭であり、その仕事に就くには文部科学大臣が認定する幼稚園教諭の免許が必要だ。幼稚園教諭は園児に対して、言葉や数の基本的な知識や音楽・絵画・運動などの教育を行うが、それ以上に大切なのは、集団生活での人間関係の形成など、社会的な子供の発育を促すことといえる。また幼児は体調を崩しやすいため、園児の健康状態を常にチェックし、十分な目配りを行うことも重要な仕事といえる。保育士と混同されがちだが、保育士が生活全般の世話や指導を行うのに対し、幼稚園教諭は勉強などの教育を主な業務とする。

2004年度時点の幼稚園の教員数は全国で10万9806人。同時期の幼稚園の生徒数は175万3393人であることから、先生1人に対して園児約16人という割合です。ちなみに、男性の先生は6711人おり、全体の6.1%を占めています。(※1)

※1『文部科学白書2004』文部科学省より

◆私立幼稚園で働く(調査時平均年齢29.6歳)の平均月収は21万7300円、推定平均年収は328万5000円。(※1)

※1『賃金構造基本統計調査 平成16年』厚生労働省より
勤務先、経験年数、雇用形態などにより大きく異なります。

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