
ろくろと呼ばれる回転台を利用して、お椀やお盆、皿、茶托(ちゃたく)、こけし人形など、木を素材にしたさまざまな工芸品を作る専門家。作る物のサイズよりも大きめにカットした木材をろくろにセットし、回転させながら「ろくろカンナ」と呼ぶ道具を使って木材を削っていく。例えばお椀の場合、まずは粗く削ったところで、ろくろから外して時間をかけて乾燥させ、その後も削りと乾燥を繰り返して仕上げていく。作る物によって、乾燥には数十日、長い場合は10年近くかけることもあるが、そうすることにより木の収縮や膨張を停止させ、ゆがみのない形に仕上げることができる。ろくろ職人が生み出す木工品は、木の種類や木目の方向などを考慮しながら、手の感覚だけで丸みを出すため、機械加工にはない温もりがある。また、ろくろ職人が作った器類に漆職人が漆を塗れば、漆器となる。大量生産品では味わえない手作りの価値と魅力を伝えていく仕事といえる。ちなみに、ろくろを使う職業はほかにもあるが、例えば陶器を作る人は陶芸家、金属加工をする人は旋盤工などと呼ばれることが多い。

「ろくろ職人」に関する役立つ情報を「13歳のハローワーク公式サイト」編集部よりお届けします。



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