
四方を海に囲まれた日本では、昔から海と密接に結びつく生活を送ってきた。気象データの収集、地球環境問題の調査研究など、海からもたらされる情報は近年膨大になる一方だ。また、海洋開発や水産物資源の開発なども行われている。 海洋工学系の研究領域は広く、大きくは「海洋系」と「環境系」に分けることができる。海洋系では海上都市、海上空港、海洋リゾート、海水の淡水化など海洋開発の研究を、環境系では海洋環境や資源管理、油田開発、水産生物の研究を専門とする。いずれも土木・建築・環境に広い知識が必要で、大学院を卒業してから研究職に就く者も多い。調査や実験では長期間船の上で過ごすこともあり、それに耐える体力・精神力が必要。まだまだ未開拓の部分が多い最先端分野なので、パイオニア精神も求められる。 海洋工学系の学部がある大学は全国的にも限られており、大学進学時からしっかり考えて選びたい。

今後の海洋開発計画などの発展次第だが、将来有望な職業といえる。ちなみに日本の海洋開発の中心的存在である独立行政法人海洋研究開発機構の採用人数は若干名。給与は契約制職員の場合で、20代平均年収が400万円程度。

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