天職とは、思いがけず出会うものかもしれない。青森県弘前でイタリアンレストラン「オステリア エノテカ ダ・サスィーノ」を経営する笹森通彰さんも、そんな一人と言えるだろう。専門学校時代、イタリアの車とサッカーが好きだった笹森さんは、イタリア関連ということで、イタリアンレストランでアルバイトを始めた。あるとき、作ったまかない料理をほめてもらい、扉が開いた。その後は、まるで見えないレールに乗ったかのように、イタリアンシェフの道をひた走る。そう、“一流になる”という夢に向かって。