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FORUM:オススメ回答 ★オススメ回答★【職業ピックアップ!】将来オペラ歌手になりたいです(2014.03.18)

2014年3月18日

こんにちは!! 13hw編集部 インターンの高瀬です!

3月も残り2週間を切り、消費税の引き上げが目前となりました。
今まで5%だった消費税が4月1日からは8%に引き上げられます。
消費税制度は平成元年に導入されて以来、3%から5%と段階を経て、
今までも引き上げられてきました。
平成27年には、さらに引き上げされて10%になる予定です。
現在、105円で買えるノートやお菓子は、来年には110円じゃないと買えなくなります。
これを機会に、みなさんもお小遣いなど、お金の使い方を考えてみてはどうでしょうか?
大人になれば、お金に触れる機会が必ず増えていきます!慣れておくと必ず役に立ちますよ!
私は、この春で一人暮らし3年目ですが、増税には今からビクビクしています(笑)。
今一度、お金の使い方を振り返ってみようと思います。

さて今回は、「将来オペラ歌手になりたいです。」という質問とその回答をご紹介します。


■将来オペラ歌手になりたいです
http://minna.13hw.com/forum/viewthread/11889/
現在14歳、中学三年生です。
映画「魔笛」や劇団四季「オペラ座の怪人」(これはオペラでしょうか?)等を聞いたのがきっかけでオペラ歌手になりたいと思いました。

私は小学生の高学年から現在まで不登校になりまともに学校に通っていません、歌と言えばクラスの合唱程度しか指導を受けていません。
学校の先生方、心療内科の先生相手でも面と向かって話せず、ましてや人前で歌う事など今の私では自信がありません。

ですが私はどうしてもこの憧れる気持ちを、将来として考え、学んで行きたいのです。

同じようにオペラ歌手になりたいと思われてる方の質問回答を見ると、やはり音楽大学できちんと学ぶのが一番なのでしょうか。
それとも独学なり先生から学ぶなりして的確な低音高音、正しい発音、声の弱小をものにした上でオーディションに出向くべきですか?

おそらく高校入学~卒業まで通信科に在籍することになるので、その間、声楽の教室に入る等しなければほぼ独学になると思います。

荒い文章で非常に申し訳ないのですが本気でなりたいと思っています。
よろしければご回答お願いします。

りんご饅頭さん/中学生)

この質問に対して

こんにちは。
歌手をしています。

まず、歌いたいのはオペラなのか、ミュージカルなのか、コンサートなのか、どれもやりたいのか、また、どの国で歌いたいのか、によって進むべき道がビミョーに違います。
全て書くと長文になりますので、
文字どおり【オペラ歌手】として生きていくための、最も王道な進み方を記入します。

基本的に、日本に【オペラ歌手】はいません。
「歌手が、きょうはオペラに出ている」というのが現在のもっとも正しい表現です。
私も、オファーがあるときはオペラに出ていますが、自分をオペラ歌手とは呼びません。

本当に「オペラだけ歌って」で生きていくためには、ヨーロッパに出る必要があります。

日本では定義があいまいですが、オペラの産地であるヨーロッパだと、歌手は【オペラ歌手】【コンサート歌手】と分けて定義づけられることが多いです。

【オペラ歌手】というのは、オペラ劇場と労働契約を結んだ歌手のこと、です。
この契約の仕方はいろいろです。給料もそれに応じて違います。
主役のみをやる歌手・主役もやるが脇のときもある歌手・基本的に合唱だが脇役もやる・合唱のみ…のような感じです。

例えば、『オペラ座の怪人』で、クリスティーヌは合唱団員でしたね。しかし、ひょんな事故(主役が出演不可能になった)という現場に居合わせ、たまたまその役を歌うことができたので、そのままデビュー!になりました。そして彼女は契約形態が「合唱⇒ソリスト」と変わったのです。
こういうことは、現実にも、日々、起こりうることです。

いずれの形態でも、その劇場のオーデション(つまり就職試験)を受けて受かれば採用、です。
オーディション情報は、たいていエージェント(事務所)を通して回されますが、音楽大学や有力な声楽教師、または劇場デビュー権のあるコンクール、などもあります。

では日本からそれを目指しましょう。

日本で声楽を学ぶ
(音大・個人の別は問わない。ここは省略していきなりヨーロッパも可)
  ↓
目指す国に留学する
(学生籍があったほうが無難なので、音大か、語学学校)
  ↓
エージェントのオーディション、あるいはエージェントがスカウトに来るレベルのコンクールを受ける。合格する。
いっぺんに合格しなくても、いろいろなオーディションに顔を出して「経歴」をつける。そして書類選考には少なくとも通るよう、頑張っていく。
  ↓
地方劇場(各地方に大小あります)のソリスト枠をもぎとる。
就労ビザをとる。
契約年数をがんばって引き伸ばす(最近は終身雇用が減っています)
この時点で、肩書は【オペラ歌手】です。
  ↓
その劇場で主役級を歌いまくり、実力をつけててレパートリーを増やす。
  ↓
大きなエージェントに移籍し、より大都市の劇場オーディションを受ける。
または、「この役ができないか?」といったオファーを逃さず受けて見事に歌い演じ、名を広めてゲストとして呼ばれるように頑張る。これは国境を越えて行われることもある。
  ↓
ちょっと大きい劇場にソリストとして契約。
  ↓
さらに…
と、定年まで歌い続ければ、定年後は年金がもらえます。

いまは、けっこうな数の日本人がこうしてヨーロッパ各地の劇場に散らばっていますよ。

りんご饅頭さんが、私が最初に申し上げた例でいえば「どんな形態の歌手」を目指したいのか、考えてみてくださいね。
それを教えてくださったら、そのパターンを示しますので!

それから…
『オペラ座の怪人』は、いまはミュージカルとして扱われていますが、
作曲者のA.ロイド=ウェッバーが、インタビューで「私はいつもオペラを書いているつもりなんだが」と語っていたのを読みました。

歴史的に考えますと、オペラとミュージカルは、「音楽を伴った形の演劇」というところで、些細な違いしかありません。
いわゆるオペラ、いわゆるミュージカルの中にもいろいろな分類があります。

形式的な分類に照らすと、『魔笛』はオペラでなく、ジングシュピール(歌芝居)です。
また、この形式に当てはめると『オペラ座の怪人』は、オペラに分類されます。

このあたりは、専門的な話になりますし、解釈が分かれるので…別の機会に!

ご参考になれば幸いです。

あやころりんさん/ミュージシャン

質問のなかにも出てきた、「オペラ座の怪人」をはじめ、いくつかミュージカルや演劇など
私も何回か観劇したことがありますが、
オペラやミュージカルの分類はとても細かく分かれているみたいですね!
今回、オペラ歌手になるまでの道のりをとてもわかりやすく回答して頂けましたが、
ミュージシャンであるあやころりんさんならではの回答だったと思います。
海外での修行も必要となるこの仕事、大変なものではありますが、
りんご饅頭さんが素敵なオペラ歌手になるよう、応援しています!

◆◇この質問・回答を全部見る。
http://minna.13hw.com/forum/viewthread/11872
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