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回答・コメントする(No.10335)
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周りの大人と意見が合いません
[Q] 中2女子です。
私は今、周りの大人たちと自分の進路について意見が合わず、悩んでいます。
あまり凄くは無いと思うのですが、私の今の偏差値が63です。
中学校に入学してから、学年トップの座に居ます。
そのためか、周りの大人たちは皆、県内でもレベルの高い高校へ進学するように進めてきます。
ですが私は、そのようなレベルの高い学校ではなく、美術科のある公立高校へ進学したいのです。
父からは、「視野が広がれば、なりたい職業も変わっていく。だから、将来『この職業に就きたい!』と思ったときその職業が選択できるように、今はまず学力をつけて、職業選択の幅を広げておきなさい。」というアドバイスも貰いました。
でも私にとってこの言葉は、「他の職業を目指しなさい。家の学校を目指しなさい。」と、遠まわしに自分の夢を否定されたように感じてしまいます。
加えて、親戚には医師や教師など、高学歴な人が多いのです。
それがプレッシャーのように感じることもあります。
私は絵を描くことが幼い頃から好きで、将来はイラストを描く仕事に就きたいと考えています。
この気持ちを何度も周りに伝えてはいるのですが、返ってくるのは『もったいない』という声ばかりです。
「高校くらいは普通科でいいんじゃない?」という声や、「趣味じゃ駄目なの?」という声もあります。
確かに高校くらいは普通科でも良いとは思います。趣味で絵を描いていくという選択肢もあると思います。
しかし、私はずっと温め続けてきた夢を諦めたくありません。
イラスト関係の仕事について自分なりに調べ、簡単な世界では無いということも知りました。
甘い気持ちではやっていけないことも分かります。
ですが、それでも私は諦められません。
こんなに頑固な自分が嫌になることもあります。
親や周りの期待してくれている方々に、とても申し訳ないことだとは思います。
それでも私は、たとえ高校は普通科に進むとしても、将来は絵の道に進みたいのです。
なかなか身近な大人には相談することが出来ず、質問させていただきました。
よろしくお願いいたします。

こちらに申し込み手順などが載っています↓
https://www.facebook.com/hyogen.kyoto?sk=app_250982348251239

私の勤めている広告会社では、年齢不問でインターンシップ受け入れをやっています。
こちらはその審査用facebookページです↓
https://www.facebook.com/groups/267894926560842/
作品をポートフォリオサイトにまとめて、投稿してみてください。
通用するかどうか、審査してあげます。
「視野が広がれば、なりたい職業も変わっていく。だから、将来『この職業に就きたい!』と思ったときその職業が選択できるように、今はまず学力をつけて、職業選択の幅を広げておきなさい。」
このアドバイスは、間違っていると思います。
なりたい職業は変わっていく。だから、「この職業に就きたい!」と思ったときに、すぐにトライして、自分がその道に向いているかどうか判断すべきです。
「まずは」なんて先送りして、いいことなんてひとつもありません。人間はそんなに強くありません。先送りすれば、安易な方向に、または、周りの意見に絶対に流されます。
だから、思った瞬間に一刻も早く飛び込むべきです。それで、向いていないと分かれば、方向転換すればいいだけです。そういう価値観を持って、ちゃんと行動できる人でないと、おそらく何をやっても成功しません。
行動すれば、たいていの問題は解決するものです。
考えているだけでは、何も進みませんよ。

こんにちは。
あなたを育ててくれる人から見れば、「できれば自分の子供には(世間一般の)幸せがたくさん与えられるようにしたい」と考えるでしょうし、そのためにはある程度安定した将来を得られる進路を取らせたいと考えるのも、ある程度自然な流れでしょう。少なくとも「あなたの将来はあなた自身で決めればいい。私達も責任負わないから」という人よりは遥かにいい。
ここで大切なのは、幸せには幾つか種類があって、先ほど私が申し上げた「世間一般に普通に手に入れることができる幸せ」の他にも、「ある特定の人だけが手に入れることができる幸せ」とか「その人だけが感じられる幸せ」など、いろんな見方があります。
あなたがイラスト関係の仕事を目指すとして、例えば上の3つの幸せをどの程度あなたが手に入れることができるか、ちょっとまじめに考えてみてください。
おっさんの視点でコメントすると、あなたに「特定の人」となるだけの才能があるかどうかは私には全く分かりません。でも、それにチャレンジしたいというあるなら、思い切って飛び込んでもかまわない。それを決めるのは、誰でもない、あなた自身です。
ただ、もしもそれが上手くいかなかったとき、その結果を潔く認めることが一番大事です(この手のお仕事はある程度運が必要ですが、それも実力のうちです)。その決意を例えば今から10年間(あなたが社会に出る頃)持ち続けることができますか? それができるようになったとき、改めて周囲の方々に相談してみましょう。大人はそういうあなたの心の変化を、ちゃんと見ているものですよ。
あなたが生まれる前の作品ですが、「耳をすませば」という長編のアニメ映画がありました。主人公の女の子はちょうどあなたと同じ境遇(というかもっと過激)で、進路を巡ってさんざんもめたあげくに家族会議が開かれます。もし、あなたがこの作品を見たことがなければ、レンタルか何かでご覧になってはいかがでしょう。この会議のシーンは、いかにもお約束ながらも、あなたにとっていろいろと得るものがあると、私は思います。
確認は何度かしたのですが、誤字がありました。
9行目の「家の学校を目指しなさい」は間違いで、正しくは「上の学校を目指しなさい」です。
すみませんでした。