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回答・コメントする(No.10525)
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音楽業界で自分が貢献できること
[Q] 今回就職面接で
「音楽業界で貢献できること(生かせること)」を問われました。
正直、上手く伝えることができませんでした。
面接官は何かをもっているのはわかるけれど、そこをもっと上手く伝えてほしいとのことでした。
私はゲーム学科でゲーム制作について学んでいます。
そして
コミュニケーション能力と交渉力には自信があります。
ゲーム学科で学んだことを生かして
音楽業界で生かせることは私にあるのか
とても考えさせられています。
助言をいただけたら嬉しいです。
よろしくおねがいいたします。

市紀です。
ま、話は音楽業界から外れるけど、楽器屋さんの面接で「私どもと一緒になにをやっていただけますか」みたいなことを聞かれて、「ギブソンとフェンダーを買う意味が楽器をもつことにどのような意味をもたらすか理解した上でお客さまに買っていただきたい」と言ったら、落ちました。
ギターが得意なので、ギターを大量に売りたいと強く願望したらペケです。
貴方の年でコミュニケーション能力が高い+交渉力が高いと言われても、嘘でしょ?としか思えません。
会社にはって、コミュニケーションや交渉力が試されるのは入社して5年くらい経ったときでしょうか。
会社に入ったときは、会議などで、意味不明な単語を並べられ、頭がショートした経験があります。
口先がうまくても社内の専門用語を勉強していないと、そもそもコミュニケーションなんて取れるはずもありません。
「ああ、○○君。あそこのフラグ、elseんときは立てておいて。とりあえず、パッチだから恒久的な修正はあとから考えればいいから」
「ステータスが設計通りに展開しないよ。設計に抜けあんじゃない。例えばこのへんのソースコードからさっするに・・・。」
「先輩:バグってもフェールセールで助かる作りにして!。私:出来るわけないでしょ?バグはバグだ! 移行喧嘩が続く」
入社1年目で、「この仕事の意味を教えてください。じゃないとやりません。」
などという不届きな新入社員もいますが、そういうやからは大抵すぐ辞めます。
交渉力も、「戦略思考と交渉術」なる研修は受けたことがありますが、
あくまで、対等同士の交渉ではうまくいったとしても、不利な状況で交渉するときになると、そういった学問的な交渉術など、
すぐ追いつけなくなります。
両方共Win-Winならなんの問題も発生しません。骨子に譲れないところを書き、それ以外のところは譲歩するという感じで望むだけで、
交渉などハッタリで通ったり、思考の根源の痛いところをツツいて各社持ち帰りにするのが精一杯なくらいです。
調子にのって、提案なんてしたからには、逆に残業時間が増えて言わなきゃ良かったと後悔します。
私は作家志望なので、13歳のハローワークに書いていて楽しいのですが、書いた記事がちゃんと読まれているか、気にはなります。
大抵の方、返事がないので。ま、私の文書がクソ長いのも問題かもしれませんが。
面接受けるときは、こう思ってください。
「面接官は、「こいつのことを口説きたくなるような魅力が欲しい」と思っている」はずです。
顔やスタイル。声質、姿勢、足回り、歩き方、ビジネスマンとして相応しいカッコをしてるかなどです。
ただ、類稀なる才能があるのなら別です。
デザイナーで「井上新八」さんという方がいらっしゃるのですが、本のデザインのカリスマで、物凄い冊数を手がけている方がいます。
世の人は、「天才」だといいます。ただ、その人の人格がいいかはわかりません。
一緒に酒を飲んだことがありますが、変に絡まれてこっちは汗だくだくでしたので。
最後に言っておきたいのは、学業と実践はことなります
あなたがプレステ4のゲームを作るとしたら、学校で習ってたゲームシステムがプレステ3で設計の仕方が変わっていたら、
恐らくなれるまで苦労するでしょう。
そういう、エンジニアの振り分けは上司がやってるので、新入社員の出る幕ではない。
あと、活かせることは誰にだってある。
1年間努めてボロクソ言われても、2年目があります。
あと、コミュニケーション能力が高いなら、それをいうだけの根拠。
交渉力が高いといえるだけの根拠が欲しかったですね。
それから、最近のゲームは、ゲーム機だけのスペックが上がって、楽しさが上がっているのかわかりません。
プレステ4も日本では鳴かず飛ばすです。
なにか、キラーゲームを作ればいいと思いますが以外と新人が思いつくところもありますので、最後まで諦めないでください。
以上

音楽業界は、まず必要なことは「やる気」「コミニケーション力(体育会系のノリが必要?!)」が最低必要です。
会社にも「カラー」があって、会社の「カラー」に合わない人は採用されにくいです。
「音楽業界で貢献できること(生かせること)」の問いは、
あなたの武器は何で、音楽業界でどの様に活躍できるかイメージを描いているかどうかを
聞きたいのだと思います。
内容は、突拍子の内容でもかまいません。
「熱く」語り、面接官の心に感動させられるかだと思います。
その様な人材を求めていることが多いいです。
頑張ってください。

こんにちは。私は人事でも採用担当でもありませんので、率直(やや辛口)にコメントします。
もう何十年も昔、大学で、「普通の人間が、初対面の他人に何かを伝えようとすると、本来伝えるべき内容の30%程度しか伝えることができない」という趣旨の講義を聞いて、ずいぶん驚いたものです。つまり、私がこうしてあなたに文章を書いても、私が伝えたいことの3割を表現できたら上出来、5割も伝えられたらプロの物書き…ということなのでしょう。人に何かを正しく伝えるのは、本当に難しい。
あなたはコミュニケーションに自信ありとお考えですが、それは何か根拠があるのかな? 率直に申し上げると、あなたの質問文を読む限りでは、あなたはもっとコミュニケーション能力を磨いた方がいいと私は思います。
例えば、あなたはその日、どのような企業の面接を受けたのでしょう? 「それぐらい後の文章を読めば分かるでしょう、察してよ」というのは、文学作品の世界です。あなたが伝えたい相手に直接自分の考えを提示するにはどうすればいいのでしょう? よく考えてみてください。あなたの相手をした面接官の方は、たぶん私と同じことを考えたのだと、私は勝手に考えます。
カードゲームなどごく一部を除いて、現在のゲームには音楽という要素が必須です。一方、音楽にとってゲームは必須かというと、そうではない。セールスの一環としてゲームとコラボすることはあっても、ゲームに依存しない音楽の方が、どちらかといえば圧倒的に多い。あなたが単純にゲーム制作の視点だけから音楽にアプローチしても、相手の方が遥かに世界が広いので、上手く焦点を合わせないと、議論がぼやけてしまうでしょう。
あなたは大学若しくは専門学校で、ゲーム制作を学んできたのですが、それは本当に「ゲームの制作」だけなのかな? 確かにこれはかなり特殊な産業領域だけど、「ゲーム制作」ならではの部分と、「他のプロジェクトにも共通する」部分の二つから成り立っているはずです。まずそれぞれが何かをよく考えてみてください。
たぶん、あなたは(ゲームと接する部分に限定されてはいますが)音楽制作の世界もある程度は学んだはずです。そこにはやはり「音楽制作ならでは」の部分と「他のプロジェクトにも共通する」部分が存在するでしょう。それもよく考えてみてください。
こういう作業を繰り返すことで、あなたが何を伝えたいのかが少しずつ浮かんでくるかもしれません。安易に考えず、じっくり取り組んでください。…こういう作業って、たぶんゲーム制作と同じことだと思います。