HOME > もっと教えて!フォーラム > エンターテイメントの中心「音楽・映画・ダンス・ステージ」の仕事 > 回答・コメントする(No.10574)

もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.10574)

いつも、子どもたちの疑問にお答えいただき誠にありがとうございます。
13hw編集部より、ご回答くださる際のポリシーに関するお願いです。
 
  • 回答は、基本的には、その職業の方(または経験者、相応の知識を有する方など)にお願いしております。
    しかしながら、なかなか回答のつかない質問もあります。
    投稿されてから2週間経っても回答がつかない質問に関しましては、職業などに関係なく、ご回答のご協力をお願いしたいと考えております。
  •  
  • 白書の皆様におかれましては、貴重な時間を割き、子どもたちの質問に丁寧にお答えくださったり、叱咤激励してくださって誠に感謝しております。
    このようなお願いをするのは大変恐縮なのですが、勇気を出してこのサイトに質問を投稿してくれた子ども達に、よりよい情報を提供したいと考える当サイトの運営ポリシーをご理解・ご了承いただけますと幸いです。

もっと教えて!フォーラム 質問 どっちを優先すればいいでしょうか?

[Q] はじめまして。私は、山口県に住む中学1年生です。

突然ですが、私は悩んでいることがあります。

それは、今やっていることと、将来のためのこと、どっちを優先すればよいか、ということです。

今、私は学校で剣道部に所属し、活動しています。

部の活動は、先生も厳しいし、とても大変です。

でも、私はそんな剣道が、大好きです。


そんな私には、夢があります。

その夢は、編曲者や作曲家など、音楽を作る仕事について、いろんな曲を作ることです。

私は、2歳のときからピアノを習っていて、人生で1番長い間、音楽とふれあってきました。

なので、という訳でもないのですが、私は編曲者になりたいんです!


話は変わりますが、今私の学校では、自分のなりたい職業について調べる学習をしています。

その学習で読んだ本に、

「作曲家、編曲者になるには、中学1年生くらいのころから音楽の勉強をしたほうがよい」

と書いてありました。


そこで質問です!

今私は剣道をしていますが、中学生のうちから音楽の勉強をしようと思うと、とても大変です。

学校の勉強もあるし・・・

なので、今は「剣道をやめたほうがいいのか?」や「私はどっちを優先すればいいんだろう?」と悩んでいます。


私はどうしたら、音楽の勉強も、今やっていることも、両立できるでしょうか。

そもそも、音楽の勉強って中学1年生のうちから始めないといけないものなんですか?


アドバイス、どうかお願いします!

[A.4]

こんにちは。夢があるって素晴らしいです!

私は、今は剣道をしっかりやってほしいと思います。中学生の今はいろいろな経験をすることが大切だと思います。きっとその経験が将来の音楽に反映されると思います。

ところで、楽典・ソルフェージュの勉強はやっていますか?もしまだなら始めるといいと思います。ピアノの先生に習っているかもしれませんね。

私は授業でDTM・コンピュータミュージックの初歩を教えているのですが、読譜もままならない生徒から、アレンジや作曲もする生徒までいます。アレンジや作曲をする生徒は小さい頃からピアノやギターなど楽器に親しんでいる生徒です。やはり音楽と小さい頃から触れ合っていることは大切なんだなあと思います。

ピアノも剣道も楽しんでくださいね。


[A.3]

ハロワのおやじさんへ

コメントありがとうございます!

確かに、今まだ私は中学1年生で、何もかも両立することは、はっきり言って無理だと思いました。

だから、今、中学生のうちは剣道に出会えたことに感謝して、続けていこうと思います。

とても深いお言葉、アドバイス、本当にありがとうございました。



はんがんさんへ

コメントありがとうございます!

おっしゃられた通り、確かにプロの音楽家になるのは難しい、と私自身改めて感じました。

なので、私は私なりに剣道を続けて、ピアノを作曲家としてやっていけるくらいには弾けるように、今は頑張ろうと思います。

とても参考になるアドバイス、本当にありがとうございました!


[A.2]

こんにちは。先にコメントされた方とは少し違う視点のお話をします。だって、同じことを書いたって選択肢は増えないでしょう? だから、気軽に読んでほしいと思います。

あなたの質問文を私なりに読み解くと、
●剣道は大好き
●将来は曲を作ること(編曲すること)を仕事にしたい
という風にまとめられると思います。ものすごく荒っぽく言えば、剣道は趣味、仕事は音楽。ということなのでしょう。
もし、このまとめ方ではおかしい、とあなたが思うなら、プロの音楽家になることは素直にあきらめた方がいいと私は考えます。逆に、その通りだと思うなら、あなたは剣道にかける時間を極力抑えて、音楽の勉強をすべきでしょう。
音楽のお仕事は、典型的な「才能系」の職業です。しかも、作曲・編曲の世界は、才能があるだけではとてもやっていけません。才能を表現できるための基礎をしっかり勉強しないといけない。それは大学で学べば問題ないのですが、実は「基礎の一つ前の基礎」というべきものが、作曲・編曲には存在しています。
その一つの例が、ピアノです。別にプロのピアニストになる必要はないので、神のように上手くなる必要はないのですが、作曲・編曲でのピアノはちょっと独特の技能が必要なので(オーケストラの音を10本の指だけで表現しないといけません)、やはりある程度の腕を磨いておかないといけません。あなたは幼い頃からピアノを習っていたそうなので、それなりのアドバンテージはありますが、練習をしないとどうなるかは、あなた自身がよくご存知のはずです。
私には、あなたに作曲家としての才能があるかどうかは全く分かりません。ただ、あなたが音楽の道を真剣に目指すなら、かなりの部分までは他のことを犠牲にすることを考慮すべきでしょう。それぐらいしないとあなたの才能は磨かれません。

私のパソコンにはプロの人が使うのと同じ譜面書きソフトが入っていて、今でもたまに編曲を楽しんでいます。幸い、何曲かステージにかけてもらったこともあります、遥か昔の学生時代には、36段の五線譜がいつ入るか、大阪の某音楽専門書点に毎週通いつめたものです。
専門教育なんて全く受けたことがありません。楽典も、和声法も、楽器の音域も、全て独学です。それでも、普通のバンドが普通に演奏できる程度の編曲は、時間さえかければなんとかものにすることができます。
でも、それは所詮アマチュアの趣味としての作品であって、プロのお仕事とは比較にならない。才能の有無はもちろん、若い頃に正しい基礎を学んでいないというのは、これを仕事にする場合にはきわめて不利に働きます。
ただし、私は今の状況に不満を持ったことはありません。どんな形であっても、音楽に触れるということは実に楽しいし、年に1回でも自分の手がけた曲が舞台にかかるのは、とんでもない幸せだからです(いや、本当に恵まれています)。
あなたが、私と同じ程度の音楽体験で十分だと思うなら、今の時点であれこれ迷う必要は全くありません。剣道、大いにやってください。でも、「こんなんじゃダメ」と思うなら、あなたは自由になる時間をできる限り音楽の習得に費やさないといけない。
どちらがあなたの人生を豊かにしてくれる、まだしばらくは時間がありますから、ゆっくりと考えてほしいと思います。


[A.1]

中学生の貴方には両立はできません。一つ一つ確実に達成することが大事です。
それが一つのことをなしとげた自信につながります。
だからこそ今は眼の前の課題に取り組むことが大事です。

今この瞬間が最も確実なものです。将来は不確実で不安定です。
また311が起こるかも知れません。コツコツと積み重ねた物が一瞬で失われます。

今を大事に生きて下さい。人生に無駄なことは何もありません。
何ごとも両立できるようになるのは生きる知恵を身につけた大人になってからです。

これからの長い人生を生き抜くには心身ともに健康でなくてはなりません。
礼に始まり礼に終わる柔剣道を続けることは貴方に無限の可能性をもたらす事になります。日本人の魂はここにあるのです。目標を定めそれに到達したら新たな可能性を求め
音楽家を目指せば良いでしょう。

人生に遅すぎることなど何もありません。
物事に対する思い込みや先入観を持つことなくできる限り自分で調べ体験してみてください。

本になんて書いてあろうと人が何と言おうと、それはその瞬間の作者の意見、
現在の様な激動の時代は価値観も変わっていくのです。

貴方が「夢」と思い続ける限り「夢」を叶えることはできないでしょう。
「夢」を目標と切り替えたら達成できるかもしれませんね。