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回答・コメントする(No.10666)

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もっと教えて!フォーラム 質問 社会に私は、必要ですか?

2012/02/19 10:54  りんさん[その他・女]

[Q] こんにちわ。
私は、17歳の無職です。
中学を卒業後介護ヘルパーとして
働いていまいたが。
体調不良になり一週間休んだところ
明日から来なくても良いと言われました。

新しい仕事を探していますが。
何が、したいのか向いているのか、
全くわからず。
行動に移せていません。

求人情報を、みていると。
中卒 無資格 未経験 を 
雇っていただけるような職業はなく。
社会に認めてもらえないような
虚無感でいっぱいです。

私は、一人暮らしをしているため、
アルバイトでは金銭的に困難で、
頼る人もなく不安でしかたないです。

ここに、質問するような内容ではないの
わかっています。
ただ、私は生きていていいのかと思い
質問させていただきました。

読んでいただきありがとうございます。
駄文で、すみません。

[A.5]

りんさん、こんばんは。
あなたが、このサイトに投げかけた言葉に大人達がそれぞれ真剣に
何かを投げ返そうとしています。私も、そのひとりです。

ご質問に対しての答えは、既に出ているようですね。
「りんさん、あなたは社会にとって必要です。」

既に多くの助言がなされていますので十分かとも思い、くり返しになりますが・・・。
「ハローワークへ行く事」、
「若者サポートステーション等の他の支援機関に行く事」、
「定時制等の高校へ行く事」、
「社会との関わりを持つこと」。

何か行動を起こす事で、今回ネット上で得られた助言より多くの
そしてりんさんの状況に応じた現実的な助けが、必ず見つかると思います。

「若者を支援したいという仕組み」が世の中にはたくさんあります。
ただ残念な事に「その若者ひとりひとり」を見つける事が出来ていません。
「今そこに困っているあなたがいるという情報」をなんとか発信して下さい。

私も事情があって中学3年生からはずっと一人暮らしで、アルバイトで生計を立て
心細い思いも経験して来ました。
りんさんの状況を思うと、ひとごとのようには思えません。

どうか私達のメッセージが、りんさんに届きますように。
そして新たな行動によって、道が拓けますように。
心より願っています。


[A.4]

こんにちは。あなたにはできるだけゆっくりと自分を振り返る時間を作ってほしい、と私は思います。今から私がコメントすることは、必ずしも正しいとは限らないし、あなたにとって心地よいとも限らない。そういう文章を読みながら、ゆっくりとお茶でも淹れて、できればお菓子でもほおばりながら、あなたの思いをまとめてもらいたいです。

1. あなたにとって今回の出来事は楽しいものではないと思います。でも、世の中にはそういう理不尽な出来事はいくらでも起こりうる。残念ながら私達が生きる社会は美しいものばかりではありません。まぁ、だから美しいものはより美しくなるのですが…。
あなたの前の雇い主は実にとんでもない人だったのかもしれない。一方で、あなたのこれまでの働きぶりが残念ながら芳しくなくて、それがこの機会に悪い方に出てしまったのかもしれない。雇い主の行為の善し悪しは別にして、あなたが職場やお客様からどのような評価を受けていたのか、私には知る術がありません。
あなた自身は、今までの仕事をどう感じているのでしょう? ここでそれを表現する必要はまったくありませんから、もう一度振り返ってみてほしいと思います。

2. 人は存在するだけで社会を構成するという役目を果たしています。だけど、それ以上何かをしたいのなら、「そうしたい」という意志が必要になるでしょう。社会から必要とされる人になりたい、とあなたが願う限り、あなたはそんな人になれるチャンスがあります。逆に、あなたがそれを願わなければ、やはり必要とはされないはずです。
だけど、ただ願うだけでは無理だよ、と私は思います。一歩、いや、半歩でいいから、願ったことを実現する努力をしてほしい。あなたがそうすることで、チャンスは現実になります。確かに世の中は厳しい面も多いけど、こういう所は案外しっかりしてますよ。

3.あなたには大きな可能性がありますが、現状ではそのほんの一部しか選択肢がありません。あなたがそれで満足するなら問題はないのですが、もう少し自分の可能性を信じてみたい/試してみたいなら、私は今からでも高校を目指すことを強くお勧めします。
あなたが今学校に通っていないのにはそれなりの理由があるのでしょう。ただ、高校卒業は単に学歴を示すだけではなく、「高校という一つの社会をちゃんと生き抜いてきた」という証でもあります。どう言えばいいのかな、例えば友達との楽しい時間を作ったり、嫌なヤツとなんとか折り合いをつけたり、試験勉強頑張ったり…つまり、私達ごく普通の大人が社会で体験することの予行演習を、高校の間にやっているのです。この経験はとても大切です。
あなたはちょっと遠回りしているので、時には嫌なことや苦しいことがあるかもしれません。でも、そういう経験こそが、あなたをすてきな人間にしてくれるはずです。あなたにチャンスがないか、保護者の方や信頼の置ける友達に、話をしてみてください。中学の先生が相談に乗ってもらえるといいですね。
※この部分だけは時節柄少し急いだ方がいいかもしれません。

4.やたらと特定の機関のみを礼賛されている方がおられるようですが、ハローワークをはじめ様々な機関や団体が、あなたのような悩みを持つ皆さんの支援をしてくれます。ただし、どんな機関・団体も完璧ではありません。それぞれ一長一短があります。また、あなた自身が何か目的を持たないと、あまりいい成果は得られません。最初はいろんなところに顔を出して、あなたにあったところにお世話になるといいと思います。

5.ベタな話で申し訳ないのですが、もし本当に何をどうしたらいいか分からないなら、とりあえず毎朝いちばん近い公園の掃除でも始めましょう。1ヶ月毎日続けても、あなた自身にはたいして変化は起きないかもしれない。でも、あなたの周囲の人は、掃除するあなたの姿を(あなたが思っている以上に)ちゃんと見てくれています。それだけでもあなたの人生の歯車は少しずつ動き始めるでしょう。少しずつで十分。
私が昔ぞっこんだったアニメの曲に「ゆっくり歩いて、たくさん笑って」という歌詞があって、いまでもこれが私の座右銘です(爆笑)。私みたいなテキトーでダメダメな人間でも、なんとか世の中生きていける。だからあなたにも、ゆっくり歩いて、たくさん笑ってほしいと思います。ただ、そのためには多少の努力が必要。どうかそれを惜しまないでほしいと思います。


[A.3]

何時か時間ができたら労働基準法などを勉強することを提案します。
労働者の権利を守る法律を良く勉強しスマートな職業人になるのです。

貴方の質問にあるような、体調不良になり一週間休んだら明日から来なくて良いと言われたとは、残念より辞めて良かったと私は思います。

労働基準法では、入社後15日たったら、会社はそんなに簡単に従業員を解雇できないのです。一か月前の解雇予告もしくは一か月分の給与を支払い辞めて頂くことになるのです。その法律を知ってるにも関わらず従業員の無知につけこみ解雇するのなら大変悪質な企業です。

通常こういうことが起これば訴えるのは、相談するのは労働基準監督署です。
他にも沢山公的な相談窓口があります。労働相談は急増しています。

我慢することなく遠慮することなく労働者の権利を主張すべきなのです。
だからこそ、十分な法律の知識が必要です。
各地で労働セミナーなどが開催されています。
活用することを提案します。

貴方が会社と直接闘わなくても良いのです。公的機関が調停します。
何でも働くことの相談はまずハローワークを利用して下さい。


[A.2]

ハローワークには職業適性検査ができるサービスもあります。
自分の知らない適性が見つかるかも知れません。利用されると良いでしょう。

全国のハローワークには必ず私の様な志を持つ民間出身の相談員がいると思います。
人生は出会いと縁で決まります。就活でも同じこと。
必ず貴方が必要だと言ってくれる会社があるでしょう。

就職に成功するのは準備した人です。ハローワークの様々な無料のサービスを利用し
一日も早く新たな仕事に就くことを提案します。

中学を卒業しヘルパーとして働いていたのなら、雇用保険(本人と会社が保険料を約半分ずつ負担する)に加入していたと思われます。雇用保険=失業保険のことです。
万が一失業したら請求できる権利です。自己都合で離職したら直ぐには保険は支払われません。三か月待つ事になります。その間に積極的にハローワークなどで就活し早期就職を果たせば良いのです。一人ぼっち孤独な就活することなくハローワークを積極的に利用すると良いでしょう。相談員の皆さんは親身になって貴方の早期就職を支援してくれます。

私は約3年間で900社以上の企業訪問を行いました。求人開拓をしてきたのです。
その経験で断言できるのは求人票は会社の希望条件であり絶対条件ではない、とのこと。学歴ではなく即戦力となる経験が重視されることは言うまでもありません。

貴方の売りは、若さと可能性です。自分の過去を振り返り、自分の強みや長所を思い出すと良いでしょう。友人やご家族に自分がどう見えるか、どんな仕事に向いているかを
聞いてみるのは大変役立ちます。

自分が知っている自分と他者・他人から見える自分が違うことに驚くことになるでしょう。でもここが一番大事な事、他者(企業)の評価が貴方の運命を分けるのです。

ヘルパーとして働いたことは忘れて下さい。多分思い出してもつらいことしか頭に浮かばないでしょう。こうした、吹っ切ること、過去と決別することが、これから生き続けることに重要です。

わかって頂きたいのは、貴方は一人ではない、とのこと。
困ったら相談する場所は沢山あります。仕事のことはハローワーク、生活のことは市役所、また民間でもNPOなど若者の支援する場所があります。利用して下さい。

2年半でのべ5000人(15歳から78歳まで)の求職者の皆さんと出会ってきました。その中には貴方の様にヘルパーとして仕事に従事したが離職した多くの若者がいます。その経験から回答しました。貴方が離職した理由が全く別なら参考にならないかも知れません。

人は気持ちの持ち様で大きく変われます。
何ごとにも明るく前向きに積極的に活動すれば新たな可能性=仕事が見つかると思います。

「好き」を仕事にすることが長続きするコツです。
これから20歳代までは様々な仕事に就き、自分の仕事の適性を知ることを提案します。
そして30歳代には一生をかける仕事を見つければ良いと思います。

人生色々、人もいろいろ、仕事もイロイロです。
これから長い人生が始まります。山あり谷あり。
上り坂・下り坂・まさかの坂を経験しながら人としてたくましくなるのです。

下ばかり見ず顔を上げて堂々と生き抜いて下さい。
何ごともやればできます。


[A.1]

貴方はハローワークを利用したことはありますか?

無料の、マンツーマンの個別支援、就活に役立つキャリア支援セミナー、資格取得のための職業訓練相談など、個々の事情にあわせた支援サービスがあります。
お住まい近くのハローワークで相談して下さい。
中学校を卒業したら誰でも就職活動ができます。
ハローワークを利用できるのです。

もし私が初めて貴方とハローワークの職業相談窓口で出会ったらとの想定で
話を進めていきます。

まず貴方のお話を良くお聞きします。質問の記載にある様に体調不良なら、その原因をお聞きして体調の回復を最優先することを提案します。その後、就活になります。

但し、原因が貴方自身ではなく、仕事や職場環境にあるのなら、一つひとつ貴方の説明をお聞きしたうえで、なぜそう感じたのか、そう思ったのか質問します。

介護ヘルパーを志した理由やどこまで仕事のことを理解した上で仕事に従事していたのか貴方にお聞きします。ヘルパーとは若者が考えるほど楽な仕事ではありません。
労働条件と賃金がミスマッチの仕事なのです。
多くの若者がヘルパーを目指しますが就労後、過酷な労働条件のため早期離職します。

低賃金で過酷な労働では生活を維持できないのです。
仕事はボランティアではありません。正当な対価なしで働くことはないのです。

仕事は楽しくなければなりません。楽しくなければそれが必ず顔の表情や態度にでます。それは利用者や職場の仲間に直ぐわかります。

その際、我慢すること忍耐することが懸命な選択ではありません。
適性がない、合わないと早く自覚し辞めることが大事な選択です。

自分あっての人生です。自分のために生きるです。
自分を大切にすることが最も大事なのです。

貴方は未だ若い。あらゆる可能性を持っているのです。
だから心が癒えたら、過去を振り返らず前に向かって一歩一歩、歩んで欲しいと希望します。