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回答・コメントする(No.10707)
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ほん・まんが・アニメにかかわる仕事について
[Q] はじめまして 高校二年生です。
北大の理工から電撃出版に就職して担当として働いていたという人に今塾で数学を教わっています。
先生の話を聞いて 出版社に就職したら本を読むことが仕事になるのだとわかりました。
このようにその道に進もうとしてあたりまえのように道にそった仕事ができる職業ばかりではないと思うので、いろいろお尋ねしたいです。
わたしはまんがやほんが大好きなので、読み続けていいと言われたら徹夜でもいいと思えます。
好きなことは趣味のままがいいといわれるけど、こういう好きさは仕事につかったほうがいいのかなと安直に考えています。
それでも仕事にするならある程度博打じゃなく安定した仕事がいいのでかかわれる仕事なら何でもいいです、教えていただけないでしょうか。(関われているだけでがんばれると思います)
ちなみに将来仕事が安定していれば趣味としてから自分で本や漫画を書き始めたり、海外で漫画喫茶を開いたりしたいなーとほんのり思っています。
実際にいってやってみてプラスに働くこともあるかもしれませんが いろいろ知っておくのが重要だと思うのでよろしくお願いしますm(_)m
お二人とも丁寧な書き込みありがとうございます。とても参考になりました。
母にはそんなの一生かかってもわからない人だってざらだから焦る事はないと言われ
私もとりあえずは大学進学にむけ、受験勉強に励もうと思っているところです。
お二人とも嫌なこともできるくらいのお仕事、ということで、やはり私には<仕事として>やりがいのあるお仕事のほうがいいのかな、と思われます。
今の日常とは縁の薄い方向に進むのもいいかな、とも感じました。
そう考えると職それぞれ人それぞれ様々なやりがいがある思うので、また気の遠くなるような思いです。
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kwskさんのやりがいは私にもとても魅力的でした!
また、具体的な仕事内容は、とても参考になりました。
出版業界に行くと決めたら大学進学中に取っておきたい資格が絞り込めそうです。
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ハロワのおやじさんの言っていた 就職に成功する人は準備をした人だけ というのはこれからずっと大事にしていきたいです。
そして 夏に学校のインターンシップに応募して行ったんですが期待はずれだったので、なんとなくもういいや、と思ってしまっていましたが、入りたいと思うような会社に自分で、ですね。
失礼のないアポイントメントの取り方から就職活動だと思って積極的に頑張って生きたいと思います。
<<
なんにせよまずは受験ですね。
それが終わればもっとつきつめて考え、動き、早いとこ決めて準備に入りたいと思います。
情報が必要になればきっとまた顔をだします。
そのときはどうかよろしくお願いしますm(_)m
*本当にありがとうございました*

進みたい方向が見つかって良かったですね。
これからも様々な人たちとの出会いをきっかけにして自分の可能性を求めて
活動し続ければ良いと思います。
3.11が日本人の価値観を決定的に変えました。
安定や安心など何処にもありません。
そして先のことなど誰にもわかりません。
だからこそ最も大事なことは「今」に集中すること。そして楽しむことです。
夢を持つことはとても大事ですが、貴方の年齢なら現実に即して、真剣に
今から仕事探しすることを提案します。
就職に成功する人は準備をした人だけです。
質問にある職種に関心があるのなら、職場見学したらどうですか?
分かり易く言えば、仕事の現場、を見るのです。
人のやらないことをやる。人と違う発想と行動が運命を変えて行きます。
多分これを読んだ瞬間、え、そんな、恥ずかしい、や相手に迷惑をかけたく
ないと考えることでしょう。
貴方だけのたった一回だけの人生です。自分のためなら何でも出来るでしょう。
就活に「遠慮」は禁句です。企業担当者で貴方の職場訪問を拒否する会社は
あるでしょうか? その積極性を買う会社はあります。
本当にスマートな会社の採用責任者だったら、必ず歓迎してくれることでしょう。
理由は、自分が働く業界に関心を持つ若者に是非会いたいと思うものです。
でもそれは必ずしも貴方を採用することではありません。
必ず業界の実態を話し、まず貴方の夢を砕くと思います。
つまり貴方の本気度を試すのです。
就活に成功するのは、やる気と本気度を企業に伝える、コミュニケーション力
そして人間力を持つ人です。
夢を持つことは素晴らしいことです。
でもその夢を本当に実現できる人はほんの一握りです。
理由は現実を知るからです。食べていくには働かなければなりません。
早く親離れして自立する準備して下さい。気持ちだけでも。
私は、すでに亡くなった日本で一番有名なアニメ作家の名前を冠する
○○プロの練馬オフイスで社長さんとの面談した経験があります。
日本のアニメの集積地は東京の杉並区と練馬区です。近隣の小金井市に
スタジオジブリがあります。可能ならネットで情報収取しこの地を訪れると
良いでしょう。IT技術を駆使し画像制作は東南アジアに外注しています。
発注すれば翌日直ぐに出来上がってきます。一つの会社ですべての工程を
行う時代は過去のものです。海外との連携が業界の存亡をにぎっています。
この13歳のハローワーク公式サイトにはアニメ関連のQ&Aが満載です。
参考にすると良いでしょう。
楽な仕事などどこにもありません。でも「好き」な仕事に就ければ苦労など
ありません。好きだからこそどんどん成長します。
自ら現場を見る知る確かめる。この行動する「勇気」が貴方には必要です。
早く足を地につけて行動して下さい。

はじめまして。
雑誌出版社で働いているものです。
漫画は取り扱ったことはないのですが、出版業界で働いている視点から何か参考にしてもらえることがあればと思い、コメントさせていただきます。
まず、「出版社に就職したら本を読むことが仕事になる」とおっしゃっていますが、一概にそうとは言えませんよ。会社の規模によって、業務の分業形態、つまり1人がどの仕事を担当するか、というのは変わってきますが、出版社で働いている人みんなが本を読むことを仕事しているわけではありません。
本を作る仕事(編集・デザイナー)、本を売る仕事(販売)、本を作るための資金を集める仕事(広告営業)、本が正しく作られているか確認する仕事(校閲)など、仕事の内容もさまざまです。そしてほとんどの仕事が本をずっと読んでいられるわけではありません。大半が事務的な作業の連続です。取材の資料集めや取材場所の手配・予約、スケジュール調整などなど。。。
あなたは本を読むことが好きだということだけれど、それは物語などの本の内容を純粋に楽しむことが好きなのだと思います。
仕事で本を読む、というのは、とても作業的です。今度本を読む時に、例えば、その本の良さを誰かに伝えるためのブックレビューを書くことを前提に読んでみてください。いい文節はその都度メモを取って、何度も読み返す必要があると思います。書いたレビューはなにもわからない人に読んでもらうものなので、何度も書き直す必要もあるでしょう。
なにが言いたいかというと、仕事というのは嫌いなこともやらないといけない場合があるということです。仕事を選ぶ時に重要なのは、「自分は何が好きか」ではなくて、「嫌いなことも苦に感じないほど好きなものはなにか」だと思います。
あなたのコメントに、「本を読むのが好き」、「本や漫画をかきたい」、「海外に漫画喫茶を開きたい」とあります。読者、作者、事業主とどれも本に関わる立場が全然違います。この中に、やりたくないこともできるほど好きなことはありますか? もう一度立ち止まって考えてみると違った想いが見つかるはずです。
それと単純に生活を安定させたいなら、待遇を基準に仕事を選んで、自分の時間を作って好きなことをやるのも一つの手だと思います。違う仕事に就いて、好きな本に時間とお金をつぎ込むことだってできるし、小説を執筆して賞を取っている人もいます。
最後に。
本に関わる仕事は、多くの人と出逢うことができます。いまはネットで何でも調べられると思うかもしれないけれど、実際に会って得た情報の方が何倍も価値のあるものです。そういう情報が集まると、1人では想像もつかないことが実現できるんです。そこに魅力を感じて、ぼくは今の仕事をしています。
少しでもあなたのお役に立てていたら嬉しいです。