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回答・コメントする(No.10724)
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JUNさん
詳しく回答してくださってありがとうございました!
自分でも説明会などに行ってみようと思います。
夢が実現できるように今後も頑張りたいと思います
日本の(国家)公務員として大使館等の在外公館で働きたいんですね。
私自身日本の公務員ではないので正しく理解しているか不安ですが、仕事上の付き合いのある公務員の方の話などから理解している範囲でお答えします。間違ったところがあれば実際の公務員の方に正していただけると幸いです。
調べてみましたら、国家公務員の採用方法が変わるそうです。http://www.jinji.go.jp/saiyo/pamphlet.pdf
この中で外務省で働くには総合職、専門職、一般職に機会がありそうです。
総合職はいわゆる"キャリア"職で幹部候補になります。大使等の上位の外交官(在外勤務者)はこの中から選ばれることになると思います。このような幹部候補職員はいわゆる”ジェネラリスト”で特定の専門分野だけでなく、幅広い分野をまんべんなく経験を積んでいきます。
専門職は特定の分野で経験を積みその道でのスペシャリストとなります。外務省の組織図を見るとわかりますが、特定の地域を担当する部署のほかに、特定の専門分野、例えば経済、国際協力、国際条約、科学技術、軍縮などの担当部署があります。これらの専門家の入り口が専門職採用となりそうです。
一般職採用が、どこの組織にも必要な”事務的な”仕事、会計や通信、文書管理や秘書的な仕事を担当することになります。suebeeさんの希望されているのは一般職の仕事のようですね。
ただ、採用試験は総合職、専門職、一般職の順で易しくなります。一般職採用で専門職の仕事は与えられないと思いますので、何かの分野の専門家の道を進みたいという気持ちが少しでもあれば当面専門職レベルを目指してみるのもいいと思います。
また外務省職員は入省の際に専門の外国語を決めます。基本的にその言語が使われる国を担当したり駐在することになります。例えばフランス語を専門にすればフランスほかアフリカ諸国などフランス語が公用語の国、スペイン語であればスペインほか中南米などです。また不思議なことに専門外国語ごとに、高校でいう出身中学単位でのつながりのような、先輩後輩関係や、連帯感があるようです。
また専門的分野にも外国語単位での得意分野(?)があるようで、例えば私の付き合いの多い軍縮分野にはロシア語専門の方が代々多いようです。
また他の省庁から在外公館に勤務することもあります。専門性を必要とされ出向し派遣されている方々です。海外勤務の機会は外務省ほど多くないでしょうがこういう可能性もあります。
Jun さん有難うございます!
私は現地採用ではなく、日本の公務員としての派遣の方を考えていました。
外交官は国家公務員試験一種のようですが、他の二種と三種の違いがよくわかりません。
教えていただけると嬉しいです
ご質問は在外公館の現地採用職員のことでしょうか。だとすれば採用数も少ないのでなかなか求人を見つけるのは大変かもしれません。
それよりは、国家公務員として外務省に採用され、在外公館勤務される方向をお勧めします。在外公館の外務省職員は、立場上は外交官ということになりますが、職種はいろいろでいわゆる華やかなイメージの外交官から、日本国内の公務員のイメージの仕事までいろいろあります。待遇等のことを考えても日本の公務員として在外公館で働かれるほうがいいと思います。
ビザについてですが、日本の公務員として派遣されるのであれば外交官扱いなのでどの職種でも現地の就労ビザは必要ありません。現地採用であれば職種等によりますが必要になる場合もあると思います。
就労ビザが必要です。
アメリカに関して言えば、911以降就労ビザの取得は大変困難になりました。
働きたくても簡単には海外では働けません。
若者の高失業率対策が各国の最優先事項です。
暴動やテロの原因の一つが仕事がないことです。
であるがこそ自国民の仕事を奪う外国人労働者には簡単には就労ビザを発給しないのです。外国政府が優先的に外国人に対して就労ビザを発給するのは、専門性を持った人や自国の成長に役立つ人です。単純労働者は全く必要ありません。
貴方がどうしても夢を叶えたいと思うなら、まずは留学生として学生ビザを取得し入国することが先決です。そこで様々な現地の日本人会の集いに積極的に参加し
大使館関係者との人脈を作ることが大事です。そんな人間関係の中から可能性が広がります。
日本国内では立場上ガードの固い政府関係者や官僚も、異国での数少ない日本人との交流の中ではフレンドリーになる可能性は十分にあります。日本人の経営するレストランなど海外では必ず日本人が群れる場所があります。言葉が通じる日本人につい気を許すのです。
まずは観光でも良いので合法的に外国に入国し将来に備え情報収集すれば良いでしょう。
現地で自ら行動すれば沢山のことを学べます。
海外の日本大使館で事務をするには