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回答・コメントする(No.10847)
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商品の企画につくには?
[Q] 私は、高校を卒業して就職して今働いています。
高校にいるときは夢とかがなく、適当に探して今の職場で働いているのですが、働いているなかで、自分は商品の企画する仕事で働きたいと思うようになりました。
なにも、資格は高校のときにとった商業系の資格しか
ないのですが、商品の企画につくためには何か資格が
必要ですか?もし、必要ならばその職業につきたいので
今からでも、遅くないと思うので独学して資格取得を
がんばりたいので、資格が必要ならばおしえてください

こんにちは。あなたのイメージする商品企画とはちょっとちがいますが、いちおう「企画」の仕事もしています(兼務)。他の方とは少し違う視点からコメントしておきます。
1.「企画力」なんてものはないと思います。確かにいろんな本に出ているし、あっても不思議ではないのですが、それは人の持つ他の特性の組み合わせを、格好良く表現するために使われているに過ぎません。
でも、この「企画力」という言葉を最初にカッコ良く使った人はすばらしい。強いて言うなら、この言葉を生み出すためにその人が用いた能力が企画力なんでしょう。
→じゃあ、どんな能力がその人にあったのか? それを考えてみることが、あなたが企画のお仕事をする第一歩だと思います。
2.あなたがいう商品の企画とは、例えば
A)自分の勤める会社が自ら売り出す商品(モノやサービス)を新しく考えること
B)他の会社が新しくモノやサービスを開発することをお手伝いすること(よくコンサルタントとか言ったりします)
のどちらでしょう?
商品の企画のお仕事といっても、実はずいぶん幅広いものがあって、一概にこんなものです、とはちょっと説明しにくいです。
また、例えば
C)従業員20人の町工場だったら、社員全員が商品企画をするぐらいでないと、いい会社にはなれません。
D)社員1万人の大企業では、商品企画をやりたいと言っても、実際にその仕事に就けるのはごく一部です。
といった風に考えることもできます。
3.どんな会社に勤めても、最初からいきなり商品企画のお仕事を担当することは、普通ありません(業種によっては多数の例外があります)。
4.私のようなぼんくらサラリーマンでも、なんとか企画のお仕事こなすことはできます(会社にとってはいい迷惑かもしれませんが)。それなりに難しいこともありますが、必要以上に身構える必要もありません。商品企画をやりたい! という意気は大いにすばらしい。そのために、いろんなことに興味や関心を持ってほしいと思います。

私は、普段、Webマーケティングの企画を行なっています。
ずばり、「企画力=情報量」です。
私は商品企画を行なっているわけではないので、商品企画の方のご意見も伺って下さいね。おそらく、そちらの方が正確かと。
ただ、一般的に企画力と呼ばれるものの多くが、多大な知識に裏付けされていることは間違いないかと思います。
そもそもベースとなる知識がないと、アイデアも生まれないんです。
エジソンが残した「99%の努力と1%の閃き」というやつですね。

資格は実力の証明ではありません。必要なのは「企画力」です。
想像力+創造力=企画力。旺盛な好奇心がその原動力です
企画力は日々の仕事を通じて”意識”して身につけること。
そのためには、常に自らを企画者の立場にたって、物事を考えること。
つまり私だったら、このプロジェクトをこうして成功に導く、消費者・利用者
の生活に役立つ商品をこう創る、など具体的に考え、それを上司に提案し
実行に移すのです。
ビジネスの世界で求められる人材は、自ら主体的に行動できる人です。
「何もないところから自分が主体者となって色々な人たちを巻き込んで、
何かを創りあげることができる人材」です。
ここには年齢や経験は関係ありません。若者の感性が時代を変えて行くのです。
要はやる気、本気です。
本気になって独学でビジネスの本質・真実を学びたいのなら、今日から
意識して働いてる職場を冷静・冷徹に観察することを提案します。
職場環境の改善点はありませんか?
所属している企業のビジネスモデルや商品・アイデアに改善点はありませんか?
こんな身近なことの中に「企画力」を養う種があるのです。
企画などと大事(おおごと)と考えず自然体で日常の業務の中で身につけて下さい。
そう言えば、人間の一生も結局は自らの人生の「企画力」次第ですね。
こればかりは時代が激変するので頻繁な変更が必要ですが。
常に好奇心を持つこと。常識を疑うこと。
自分の強みを知ること。
思いついたアイデアを文章化できる様、日ごろから本を沢山読むこと。
起承転結で中学生が読んでも分かり易い文章を創ることを心がけること。
一つひとつですが、こんな意識する努力の積み重ねの中で何時か貴方は、
企画のプロと呼ばれる存在になるのです。
企画を成功に導くには日頃の準備が大切です。
物事の本質は細部に宿るのです。
ほんの些細な事柄のなかに大ヒットするアイデアが眠っているのです。
それを見つけられるかどうかで貴方の人生が大きく変わります。
人から一目置かれる存在になるかどうかは、出会いと縁、運とタイミングです。
世界がグローバル化した今、貴方が企画した商品の販売先は世界です。
何ごともやればできます。
長文になりましたが貴方の生き方を変えるヒントになれば幸いです。