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回答・コメントする(No.11314)
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こんな気持ちでいいのか・・・
[Q] こんにちは。
私は福島の進学校に通う高校2年生です。
私は小学5年生からピアノを本格的に始めて
コンクールなどにも出させていただき、
音楽の魅力にとりつかれていました。
もっと本格的にピアノを学びたい一心で
音楽大学への進学をきめていました。
しかし、音楽大学へ行っても
プロになれない、食べていけないことに気づきました。
しかし、残念なことに他に学びたい学科もなく、
大学に入っても就職難だし・・・
と考え、親の薦めもあって看護専門学校へ行くことにしました。
しかし、どうしても私は
人生の軸は音楽でありたい!という気持ちがあります。
なので看護師として働いて、貯金ができたら
音大に入り直したいと思っています。
留学もいいな、思います。
こんな軽率な気持ちで医療の現場にいて良いものでしょうか。
また、看護学校にいながらピアノの練習を続けることは
進学校にいながらピアノをしていた私にとっても困難でしょうか。
働きながら、もどうでしょう。
是非教えてください。

haruchiyoさん、こんにちは。
私も福島の進学校?出身です。はじめまして。
私も高校時代に半ば強制的に音楽をはじめて、おもしろさに気付いて、結局大学に行っても続けて、ずいぶん充実した学生生活が送れたなーと実感しています。その後も音楽とはなにかと縁があって、いまは自分自身は楽器をほとんど持つことは無いけれでも、音楽教室もやっているので裏方でそれなりに楽しくかかわっています。本業はまったく異分野ですから、もちろん、大学も音楽系ではないです。でも、音楽の仕事に関わっているわけです。
ポイントは、一貫して、プロを意識するわけでもなく、ただ好きなので、関わってきたというだけのこと。それでもずっと関われるようになる。一方、本業の獣医ですが、こちらはもともと目指してなったのではなく、たまたまそうなっただけです(大学がそこしか合格しなかった)。
でも、意図せず進んだ道であっても、しっかりその道を進んでいけば、また新しい道が開けたり、考え方も変わってきたりするので、まずは、思った通りに何でもやってみて、そこで出会った境遇をしっかり受け止めてベストを尽くすことが大事だと思いますよ。音楽大学にもし進んだとしても、音楽ばっかりやっているわけでもないし、音大を出て音楽家しか道が無いわけでもないです。音大出て蕎麦屋やってもいいのですよ。大学に入ったらひとつのことにばかり目を向けているのではなく、いろんなことを経験してみることです。看護師になっても音楽は続けられますし役にも立ちます。私の知り合いのお医者さんはオーボエ奏者でもありますが、お医者さんのグループで楽団をつくって患者さんを相手に演奏活動を続けています。
具体的に心配しすぎないで、思うところでいろいろチャレンジしてみてください。ただ、やりはじめたことは、カタをきちんとつけたうえで次に進むことを忘れずに。

質問を読んで感じたのは「何と思い込みが強い人だろう」とのこと。
一体だれが貴方に音大を卒業してもプロになれない食べていけないと伝えたのですか?
大学に入っても就職難だとなぜ決め付けるのですか?
親の勧めで看護専門学校へと書いていますが、貴方の本当の気持ちですか?
人にはそれぞれの人生があります。皆さん違うのです。
そして人生に成功の方程式はありません。
真に成功する人は、与えられた環境の中で常にベストを尽くすのです。
一所懸命の気持ちで仕事に従事することが一番大事です。
その点で、はんがんさんの回答1に全く同感です。
今から今後を考える必要はありません。
将来のキャリアプランを考えてもその通りの人生はありません。
これからの人や仕事の出会いの中で変化していくのです。
一所懸命に努力していると必ず幸運が巡ってきます。
仕事は自ら探しに行かなくても努力を続ける人には、
チャンスが向こうからやって来ることもあります。
全ては貴方の気持ちの持ち様です。
前向きにポジティブに生きることが大事です。
一昨日夕方雨の中を成田空港に向かっているときに某FM局の番組で、
「路上ライブから武道館へ」を放送していたのを偶然聞きました。
多くの学生が就職していく中で、人と違う人生を歩んだ若手女性シンガーソングライターの
サクセスストリーでした。
夢はあきらめなければ必ず叶うと信じ渋谷でライブを長年続けて来たのです。
15000人のサポーターを集めたら武道館でライブを行うと決め、
沢山の人たちの支援のお陰で夢が実現出来たのです。
夢の実現後、これからの彼女の目標は一日一曲年間で365曲を創ることです。
素晴らしい曲でした。是非時間があったら聞いてみて下さい。
一歩踏み出す勇気を頂けることでしょう。
同じ音楽を志す貴方に伝えてあげたいと思い紹介しました。
誰でもやれば出来るのです。
そのガッツがあるかどうかで運命は変わって行きます。
仕事と音楽が両立出来るかどうかは「貴方次第」です。
そう考えると世の中には色々なことを両立している人たちが沢山いることを思い出しました。

こんにちは。おっさん世代の視点からコメントしておきます。ちょっと辛口ですので、それでもよければ続きを読んでみてください。
1.看護士に限らず、どんな仕事でも、あなたが「こんな軽率な気持ちで…」と感じながら仕事をすることは、その仕事の相手に失礼です。たとえ次の仕事(例えばピアニスト)へのステップであったとしても、今自分が取り組んでいる仕事には誠実に取り組むことが、仕事をする人間の最低限の責任です。それができない人は、たぶん本来なりたい仕事にも就くことができないでしょう。
2.あなたがこれからもピアノの練習を続けるのは、プロの音楽家になるためでしょうか、それとも趣味としてでしょうか? もし前者なら、他のことには脇目もふらず、ひたすらピアノの練習に励むべきでしょう。ピアノは学ぶ人が多いだけに、職業としてやっていくのはたいへん厳しいですよ。
一方趣味であるなら、大いにけっこう。ぜひ続けてください。音楽はあなたの生活をきっと豊かにしてくれます。それはあなたが将来仕事を続けるうえでも、きっとプラスになるはずです。
3.ところで、音楽大学に通うなら、それは音楽を自分の仕事にするということが前提です。趣味のために音大に行くのは、はっきり言ってお金の無駄です。そこはきちんと覚悟を決めて、(年齢が上がるほど不利ということも含めて)進路を決めてください。
音楽の道を望むのはいいことで、あなたにそれだけの才能があると信じるなら、ぜひチャレンジすべきです。ただし、あなたの今の考えは、そのチャンスが少なくなる方向に向かっているように、私には思えます。