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回答・コメントする(No.11461)
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留学について
[Q] こんにちは
中2の女子です
今留学しようかと考えています
留学して今役にたっていること、留学して良かったと思うのはどんな場面ですか?
教えてください
こんにちは。
ヨーロッパに留学しました。
留学して一番よかったことは、【孤独】を知ったことです。
私が勉強に行ったころは、今と違って携帯電話もインターネットも普及しておらず、
FAXすら、すべての家庭にはありませんでした。
郵便局で公衆電話から、時間とお金の計算をしながら家にかけたりしていました。
レッスンが終わり、授業がすんだら、夜にオペラやバレェを見に行くまで、勉強以外、もう何もすることがない。
友達もいない、言葉もわからない。
ステキなことがあっても、それを共有する仲間がいない。
オペラの感想を伝える語彙力がない。
感情を共有したい気持ち、語りたい気持ちが心で渦を巻き、あふれました。
それを私は歌に託していました。
うまく行かなかったとき、気持ちが浮き立たないとき、先生に叱られたとき、褒められたときですらも、私にできるのは、ただ膝を抱えてベッドに座ることだけでした。
自分が何不自由なく育ったこと、守られていたこと、何かをするのにちっぽけすぎること、
そういうことを痛いほど感じていました。
だから頑張りました。
たまたま私のクラスには日本人はおろか、アジア人もろくにいなかったので、金髪青い目の集団に囲まれて、気持ち的に「負けるもんか」と、勝手にアジア代表になっていましたね…(笑)
その中で、本当にしつこいくらい勉強して、良い成績をとれたことは、本当にうれしかった。
生まれて初めて、自分の力でなにかをした、という気がしていました。今から考えればまだまだなんですが!
長くなりました…
ハロワのおやじさんがおっしゃるように、語学力や異文化コミュニケーションは、日本国内でできます。何がしたいか、本当にそれは留学しないとできないのか、良く考えないと、時間とお金をドブに捨てることになります。
独りぼっちになること、自分と向き合うこと、が、
私にとって、留学の最大の意義でした。
回答内容に間違いがあったので訂正します。
市民権を取得すればアメリカ大統領になれるチャンスもあると記述しましたが、
アメリカ生まれが条件の一つです。勉強不足で申し訳ありません。
偶然本日の授業の中で講師から大統領への道について説明があり間違いに気づきました。
但し、オーストリア生まれのアーノルド・シュワルツェネッガー氏(映画俳優)
が2003年から2011年までカリフォルニア州知事を務めた様に州知事への道はあります。
海外留学する日本の若者が著しく減少する中で興味を持つ中学生がいることに安堵しました。
私が通うキャンパスには学生が2万人以上いるのですが日本人は130人です。
最盛時の三分の一になったと、
日本フアンのInternational Student Officeの担当者が言っていました。
大変役立つことはアメリカに集まる世界各国からの学生と交流できることです。
知らなかったことや関心のなかったことを吸収できます。
クラスメイトにはアメリカ人のみならず、メキシコ、コロンビア、ペルー、ベネズエラ、モンゴル、中国、韓国、ベトナム、エジプト、イランなどから集まった老若男女がいます。
これからも上記以外の外国人留学生と様々なイベントを通じて出会うチャンスがあります。
ここで頑張り更にステップアップするためには勉強に集中する以外の方法はありません。
ここが日本の大学教育と根本的に違うところです。
わかりやすく説明すると日本は入試に全力を尽くすため入学後はバーンアウト、燃え尽きます。
授業に出席さえしていればトコロテン方式で卒業できます。(一部のトップ大学を除いて)
新卒採用する日本企業はそのことは十分承知ですから大学の成績は信用しません。
その一方でアメリカの大学入学はとても簡単です。
大学が求める書類(英語力証明、成績証明書、一年間の授業料を支払えるかどうかを確認するための財政力証明書など)さえ整えば審査を経て入学許可書が届きます。
9月に始まる秋入学が一般的です。そこからが本番です。大量のホームワークやグループワーク、それに続くプレゼンなど勉強に追われます。勉強のために留学しているのですから、
ごく当たり前のことです。故郷のことを思い出す時間はありません。
その後キャンパスライフになれて来ると時間管理が上手くなってきます。
何事も時間がかかりますが、着実に前に進んでいることを感じます。
超高学歴社会アメリカです。卒業する大学で人生が分かれます。
そしていつの日かアメリカの市民権を得られればアメリカ大統領になれるチャンスもあるのです。
それを意識するかどうかは別にしてアメリカンドリームを描きながら学生たちは寝る暇もないくらい懸命に勉強しています。
アメリカの力の源は”多様性”です。
合法的に入国した外国人にチャレンジするチャンスを与えます。
歴史を振り返ると多くの場合彼ら外国人移民がアメリカをリードしてきたのです。
だからアメリカ留学には確固たる目的が必要です。
全てのことが自己責任です。
勉強することに無駄はない、
必ず努力はいつか報われると信じ希望を持って皆アメリカで学んでいます。
私の回答はアメリカの一部の話です。
様々な考え方や意見があることでしょう。
貴方も沢山の人たちからアドバイスを頂き、真剣に留学について考えることを提案します。
もし留学が単に英語の勉強をしたいことや、外国人と交流したいだけなら日本国内で十分に希望はかないます。インターネット、交流サイト、スカイプ、そしてユーチューブなどを活用すればホワイトハウスの報道官の記者会見やオバマ大統領の演説なども視聴することもできます。
理由は別にして日本で報道されていないことがネットを通じて沢山知ることができます。
本気に留学を考えそれに向けて行動するのなら、貴方が日本で生活している貴方の常識は海外では全く通用しないことを肝に銘じて下さい。余りにも日本は豊すぎます。こんな国は他にはありません。日本は素晴らしい。海外に住んでいるからこその実感です。
この様な事情も日本の若者が海外に行って苦労することなど、したくないと考える、
一つの理由だと思います。
現地での日々の生活+留学については慎重に真剣に考えることを提案します。
留学したからと言ってその先にバラ色の人生があるわけではありません。
出会いと縁そしてその人が待つ強運しだいです。
人並みの平凡な普通の人生をおくれることに喜びを感じるのか、
それともたった一度しかない自分の人生を切り開くためにチャレンジャーになるのかは、
それぞれの人の考え方次第です。
人生に成功の方程式はありません。