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回答・コメントする(No.11743)

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もっと教えて!フォーラム 質問 留学

2013/09/07 07:42  そらさん[高校生・女]

[Q] 私は、高校1年生のそらといいます。
私、中学生の時から、ずっと医学部に行きたくて勉強していました。でも、最近、経済にも興味がでてきました。そして、高校に入って、英語の先生から初めて留学というものを勧められました。それから私は、留学に少し興味をもちました。
私は、世界の経済の勉強をしてみたいと思うようになりました。でも、医者になる夢をあきらめたわけではないんです。
話が少し変わりますが、高校に入って成績は、下がりっぱなしです。お母さんに、医学部は無理かもしれないから、留学行こうとしてるの?と聞かれました。私的に、そんな気持ちはないと思います。こうやって、医学と経済の道、2つで迷ってる私ですが、留学してもいいと思いますか?
私は、留学して、語学を活かして世界の経済を学んでみたいと思います。留学することで、自分を試してみたいし、強くなりたいと思います。皆さんのアドレスお願いします。

[A.3]

留学については、行けるときに行く方がいいと思います。海外に行く機会なんて大人になってもそうそう行けるわけじゃないですからね。「地平線に夕日が沈む」や「ただ真っ直ぐに360℃全てが地平線」みたいな風景だけでも価値観が変わりますし、私たちが常識と思っている事でも日本人だけの価値観ってものはたくさんありますので、視野も広がると思いますよ。
安全には配慮が必要ですが、海外に行く事だけでもお勧めしますので、行ける機会に行った方が良いと思います。

医学と経済についてですが、高校一年ではっきり決めなくても良いのではないでしょうか。医学部に受かる勉強をしていれば、経済学部にも受かると思いますよ。
気になったのは、成績が落ちていると言う点ですかね。不得意な部分は、出来る所までレベルを下げる事が必要ですね。記憶して成績が上がるものもありますが、数学や物理などは、特に分からなくなり始めるとそこから先は何を言っているるのか分らなくなります。
まだ、高校一年生ですので、目先の成績じゃなくて受験に受かるって事が重要ですので、分らない事が無くなるように、ひとつづつしっかりと覚えて理解していくことが重要だと思います。
成績を上げるではなく、しっかりと理解するって事ですね。

もう一つ、「医療の現場から経済を動かす」事も出来ますし、「経済を動かしている人が医療の現場を支援する」事もできます。価値観の問題ですね。イメージつきにくいかもしれないですが、例えば、「現在、あるけど高いもので発展途上国などでは使用できないものを開発する」事で発展途上国に活力が出てくるだけで、経済は良くなる。しかも、開発した国は潤う。って事も考えられますし、市立病院等は赤字経営になっている所が多いので、良い医者が来るだけで経営が良くなり、市の財源を街づくりに使えるって事もあります。

大きく考えると、世界は繋がってますし、回っています。
純粋に、困っている人を助けたいとか、多くの命を救いたいとか、金持ちになりたいとか、何か自分がやりたい事があると思うので自分の気持ちに正直に決めていく事がいいのではないでしょうか。
どちらにしても、やりがいのある仕事ですので、将来の自分がやりたい仕事はゆっくりと決めても良いのではないでしょうか。


[A.2]

留学は時間とお金の勝負になります。留学前にネイティブレベルの英語力に達していない限り、最短では卒業できません。準備が出来ていないと約1年間ESLクラスに通い、徹底的にアカデミックイングリッシュを学ばされます。毎日睡眠時間を犠牲にして学内の図書館や自宅でホームワーク、授業の予習と復習に追われます。その覚悟があるのなら、本当に強くたくましくなりたいのならアメリカ留学はその希望を叶えてくれます。

クラス内では貴方は自分が日本人であることを忘れることになります。
積極的に授業に参加、質問しクラスメイトとのプロジェクトとプレゼンテーションに真剣に取り組まなけらばなりません。ここでは日本人の一般的な特徴である、シャイで内気な性格を完全に捨てなければなりません。定期的に行われるテスト結果のみならず課題提出やクラス内での積極性により成績が決定されます。教師には人間的にすばらしい人は沢山いますが授業中は別です。クラスが始まったあと約二週間以内に授業についていけないと感じた生徒に他のクラスの編入や退学への移行期間が設定されています。

留学生は一定以上の成績が取れないと落第し学生ビザが失効、帰国することになります。
アメリカの大学を卒業したことは本当の学力の証明になりその後の職業の決めてになります。

日本帰国後の就職活動を考えた場合、アメリカの大学の真の意味を知らない企業選考担当者にアピールできるのはアメリカ東部のアイビーリーグ(ハーバードやイエール等々)かカルフォルニアならUCLAやスタンフォード大学です。現在の貴方の学力を照らしあわせてそれ以上の有名大学に留学することを提案します。卒業大学名が運命を左右することになります。

以上がアメリカ留学の一つの側面です。
ここまで読んで、ダメだついて行けないと感じたら留学は勧められません。でも、もし、
面白い、やる気が出た、一生懸命勉強する学生の一人として教授はじめクラス仲間と一緒になって人間的に成長しよう、がんばろう、頑張りたいと思ったらチャレンジして下さい。
やれば誰にでも出来るのです。出来ないのはやらないからです。

アメリカはチャレンジャーを歓迎します。

近年アメリカへの日本人留学生が激減した理由はバブル崩壊による経済的な問題や昨今の為替レートの円安、若者の海外への期待の減少など表面上のことだけでなく、留学できる学力不足とチャンレンジ精神を持つ若者の減少によるものだと私は思います。
全米で日本人留学生は約21000人しかいません。(留学生総数約80万人)

最大の壁である経済的負担については国内でも様々な奨学金制度や留学教育資金援助などの方法がありますので留学すると決めたら活用するのも一つの方法です。
出来るだけ保護者に負担をかけてはなりません。

本当に自立したければアメリカ留学を前向きに検討してみませんか。
でもアメリカが貴方の明日を保証するわけではないことを最後にお伝えします。

結局、貴方の人生は考え方とその後の行動次第なのです。


[A.1]

これから国内各地で留学フェァーが開催されます。アメリカを中心に世界各国から担当者が来日し留学希望者の個別相談を受付ます。関心があるのなら保護者と供に参加することをお勧めします。留学するかどうかはそれから判断して下さい。

留学目的が英語力の向上と経済学の習得だけなら留学する必要は全くありません。
日々進化するIT(情報通信技術)を有効活用すれば独学で十分に英語力は身に付きます。
具体的にはスカイプでアメリカ人講師からアメリカンイングリッシュの指導を受けられます。
またインターネットを活用すればアメリカの大学の様々な講義を視聴できます。
要はやる気と本気次第です。
VOA(ボイスオブアメリカ)の英語放送を聞きリスニング力向上に役立てて下さい。

留学することで、自分を試してみたい、強くなりたいと、本当に思うなら、
留学することをお勧めします。異国の地でたった一人ぼっちで生きていかねばなりません。
そこには甘えは許されません。誇張した言い方をすれば強いものだけが生き残る若肉強食の競争社会です。

アメリカ留学について皆さんが知らないことを中心にお話しします。
アメリカには約4500の大学があります。日本も多いのですがアメリカの比ではありません。
その他の国に至っては大学数は少ないのが現実です。

アメリカの大学に留学出来たら直ぐに希望の学部に進める訳ではありません。
入学時のオリエンテーションのあと全米英語力標準テスト(プレースメントテスト)
を受けなければなりません。
英検、TOEICやTOEFLで最高点を取った証明書を入学願書と共に大学に送付し入学許可書が届いても入学希望者全員が例外なしにこのテストを受けるのです。

数学と英語のテストをコンピューターで受験します。
英語のライティング力(ハンドライティングで30分程度のエッセー)とスーピーキングテストは教官と行います。もしここでネイティブと同じレベルの英語力を有すると判定されなければESLクラスに編入されます。ABCと三段階のクラスを駆け上がり最後にイングリッシュ1Aを卒業出来れば晴れて希望学部に進学出来ます。