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回答・コメントする(No.11811)

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もっと教えて!フォーラム 質問 どうしても小説家になりたいです。きっかけがありません。

[Q] 甘夏からすと申します。現在14歳です。どうしても小説家になりたいのですがきっかけがありません。
書き上げた小説はいくつかあるのですが、文学賞やコンクールに応募したことはありません。お薦めのものがありましたら知りたいです。
中学生でも応募できるもの、出来るだけ中学生前後(小中高生対象など)のものが良いです。
よろしくお願いします。

[A.4]

こんばんは、市紀です。

私も、作家を目指していまして、出版社さんと話をしたりしています。

自費出版の出版社に行ったこともありますし、実際出版の話になったこともあります。

私は、専門がコンピューターですので、そちら方面の話の本が主題です。

まず、小説を書く以外のことで出来るのは、自分の経験をよく積むことです。

他の回答者である「森生ゆり子」さんも、頑張っていらっしゃるようですが、私も出版まで行かせるために、色々手を変え品を買え、努力はしてみてます。

中学生ということですので、まだまだ先は長いと思います。

中学生で、文学賞を取るというのは非常に難しいです。

実際、貴方は、同じ中学生で作家デビューをした人を知っていますか?
しらないでしょう?
私も聞いたことがありません。

高校生くらいだと、「いま、会いにゆきます」の副題でやった人が17歳だったというのを覚えています。
正直、読めたものではありませんでした。痒かったです。

国語の勉強はできていますか?
毎回、「国語」が「オール5」ならいいですが、3とかだったら問題ですよ。

文芸社という出版社で開催した、小説家になるための講座を何年か前に聴きに行きましたが、
単純に出版すれば食えるというわけではありません。

「絶対売れないという思いで、絶対売れるようにしてみせる」という気持ちがないといけないそうです。

いろんな賞があると思いますが、まず、賞にだそうにも、小説が良くないと出す意味ないですよね?

絶対、賞に受からないだろうというものを出しても意味はないですし、ただの記念になってしまいます。

私は、出版社主催の飲み会に行って、出版社さんとのつながりと多少なりとも持ったため、
出版社さんの会社で編集長さんとお話する機会があったのです。

私は、コンピュータプログラムをまったくのど素人に教えるという難しい課題で、いま目次を作っている最中です。

ネットで、出版社が応募している賞に出すのもいいですが、出版社さんと繋がりをもつことも重要です。

実際、出版社さんは忙しくて、飛び込みの「持ち込み原稿」に目を通すほど、余った時間はありません。

世の中には、自分で小説を書いて、出版したい人が腐るほどいます。
できることとなら、200万円払ってでも、なんとか世の中に出したいという人がたくさんいますし、
もし、出版できるレベルだとしても、30本中1本くらいの割合だそうです。
あとは、ゴミ箱行き決定らしいですよ。

良い作品を作れることを祈っておきます。

貴方に幸せが訪れますように。

以上


2013/11/22 07:52  どらやきさん[漫画家]
[A.3]

今ならこういうコンテストがありますよ。
ただしライトノベルですが。

http://blog.livedoor.com/novel_contest/
ブログにラノベを書く事で応募になるという異色の賞です。

この賞の特徴は、未完成状態での応募が可能なところ。
ブログですから、とりあえず応募してそれから〆切日まで
少しずつ書き重ねていくのです。

そしてもう一つ面白い特徴は、
ブログアクセス数が審査基準になること。
〆切までに一定数のアクセス数をクリアすれば
それだけで一次審査通過になります。

募集は始まったばかりですので、とりあえず応募するだけしてみては?


[A.2]

今年8月に小説家になりたい中学生からの質問がありました。
その際にも元編集長に問合せしました。

この回答も参考にして下さい。

「お申し出の中学生の質問ですが、本人がいろいろ調べて進めなくてはいけないでしょうね。小説家になるというのは、積極的な行為ですから、受け身のタイプでは難しいのです。自分で方向を決められる人でないと小説家にはなれないでしょう。「小説家になる」という本は一杯出版されています。目標の小説家がいれば、その人へのインタビュー記事を探して、どういう経路をたどってプロになれたかを知ることも一案です。自分もその作家と同じようにトライすればいいと思います。
中学生くらいだと世の中の仕組みを全く分かっていませんので、たとえば私の知り合いの小説家・鈴木輝一郎氏が最近出版した『新・何がなんでも作家になりたい』(河出書房新社)の内容を理解出来るか疑問です。9月に刊行されると思うのですが、『新小説を書きたい人の本』(成美堂出版)というのを、監修しました。一部執筆もしています。この本などは、イラスト入りで、若い人向けに書いてありますから、質問がきた中学生にはぴったりかもしれません。今は、自分の目指す小説家の作品に一歩でも近づけるように努力することが先決ではないでしょうか。単に友人に見せる程度のお話を書くことが得意なのか、それ以上の作品を書いていけそうなのか、とにかく書き続けることで見究めなければいけないでしょう。」


[A.1]

知人の元小説月刊誌編集長に小説家への道について問合せてみました。

下記の回答が先ほど届きました。参考にして下さい。

「ご相談の件ですが、中学生とはいえネット環境のなかにいるわけですよね。ネットでいろいろなキーワードを入力して探すと、新人文学賞の情報がみつかると思います。ただ、ネットは結構古い情報がそのまま残り、しかも上位表示されていたりするので、意外と使いづらいかもしれません。
「公募ガイド」という雑誌が毎月出ています。新人賞などの募集の記事が、出版社のものから公的なものまで幅広く載っていますから、それを見て自分にあった賞に応募するのがいいと思います。
出版社への「持ち込み」は、知り合いがいたとしても、うまくいかないでしょう。そもそも受け取ってくれません。
相談者の熱意はなかなかのもののようですが、才能があって目端が利く人は、応募の仕方も自分で判断できる人です。中学生だと、大人の世界にはまったく疎いのかもしれませんが。
年齢が20歳までとか、12歳までとかの新人賞もあったと思います。それはネットで調べればいいでしょう。今は終了している可能性がありますので、その場合は、「ライトノベル」系の新人賞を狙うといいでしょう。「電撃大賞」とか各ライトノベルのレーベルごとに募集を常時かけていると思います。」