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回答・コメントする(No.11965)

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もっと教えて!フォーラム 質問 なりたい職業を見つけるための大学を決めたいです

[Q] 高校2年の女子です。
只今、アメリカに留学中ですが、夏から日本の学校に通う予定です。
今回初めての質問なんですが、今悩んでいることは就職のために大学に行く学科で悩んでいます。
なるべく、得意教科で行きたいと思っています。
得意教科と言っても苦手の分野はあります。
まず英語はペラペラで、現地校では英語の論文をよく書かされるものなのでネイティブぐらいできますが、日本の文法はできません。代名詞やbe動詞と聞かれても分からないです。
続いては、数学ですが証明以外なら鬱と思わないです。
そして、体育ですが、マット運動以外なら10段階評価で9をとっています。部活は、テニスとバドミントンでギリギリレギュラーに入っています。(部員40人程)

こんな私ですが、私に合う仕事はあるのでしょうか?
今年の夏にはバイトで子供に英語を教える予定です。

[A.5]

市紀です。

いろんな方から回答があったようなので、私からはちょとだけ。

私は英語がチョー苦手なのですが、英語を必要とする仕事があって、辞書片手になんとか「仕事」としてはやりきったときがあります。

学業として勉強するのと、仕事として勉強するのとでは、密度が違います。
感覚としては「質」が違うとしか言えません。

仕事ができなければ、干されて、最悪「死」が待っています。

大学選びもいろいろ考えなければいけませんが、大学にはいれば、いろんな業種を目指すことができます。
テキトウな大学にはいって、いろいろと勉強するうちにやりたい仕事がでてくるかもしれません。
何も、英語やら数学の知識ばかりがモノをいう世界ではありません。
元カノの弟なんか、大学を卒業して「呉服屋さん」を目指そうとしていました。
「呉服屋さん」で英語が必要なときはまずないのですが、たまーに、「呉服屋さん」に英語ネイディブな人がくるかもしれません。そういうときには英語の知識は有効でしょう。

世の中は広いです。
ただ、昨今の仕事を支えているのは理系であることは間違いないでしょう。
パソコンも安くなりましたし、大型のテレビだって安くなりました。
時代は流れています。必要とされる人材も変わっていきますし、時代に合わない仕事は淘汰されます。
世の中の9割はお金です。お金の面で何ら不自由しないのであれば、仕事なんてしなくていいです。趣味でボランティアでもすればいい身分になれます。
現実、お金のことで9割、頭を悩ませることですので、新人のときは、「給料低くてやってられない」とかあるので、そこらへん頭に入れておくといいかもしれません。就職して3年は下積みですし、5年目くらいにならないと一人前にはなれません。
「お金なんていいから仕事がしたい。」という人もいることはいるらしいのですが、現実3ヶ月くらいで諦めるそうです。好きでもお金がなかったらできないので、お金に好かれるような行動をなさってください。

以上


[A.4]

ロンドン在住の日本人ジャーナリストのブログから、
高校女子ペアの輝かしい栄誉のニュースを知ることが出来ました。

5月15-17日にニューヨークで開かれた模擬国連大会で渋谷教育学園幕張高校ペアが、
「国連人権理事会」部門で最優秀賞を受賞しました。

またこのブログの中で「みらいぶ」高校生の情報交換サイトの事も知ることが出来ました。
あなたにも伝えたいと思います。

http://www.milive.jp/

日本でお友だちの輪を広げて下さい。


[A.3]

こんにちは。世の中にはいろんな考え方があるんだよ、ということを感じてほしいので、このコメントを寄せます。よかったら参考にしてください。

1.あなたのアメリカでの生活や経験のあれこれは、絶対に忘れないこと。あなたの「アメリカンな部分」を隠すことではなく、どうすればそれが活かせるかを考えてみてください。そうすれば、いわゆる「日本的な行動」とかいうものは自然に身に付きます。日本に何十年住んでいたって、身に付かない人はいくらでもいるんですから、気にする必要はありません。
私たち大人が「日本的な○○」と呼ぶものは、住み良い国・日本を形作る上で大きな役割を果たしてきました。一方で、そのあり方を誤解する人もたくさんいて、閉塞的な社会の空気を醸し出しているのも事実です。あなたは数年間であっても、その空気とは違う空気を呼吸してきたのですから、そのおいしさもまずさも知っているはずです。それをぜひ活かしてほしい。
そういう経験を「隠せ」とか「忘れろ」とかいう社会に、未来はありません。あなたのような留学経験のある方々には、ぜひ新しい空気を私たちの社会に持ち込んでほしいと、私は思います。

2.大学は、必ずしもなりたい職業を見つける場所ではありません。まずは、あなたが何を学びたいかを、もう一度よく考えてみてください。それを大学で学ぶことで、あなたの将来の仕事が見つかれば、とても幸せなことだと思います。
あなたがいわゆる「文系」の仕事に就きたいなら、例えば経済学部を選ぶとラッキーなことがあるかもしれません。なんせ、文系とは思えないほど数式のオンパレードだし、大学によってはテキストは全部英語だし…。こんな感じで、どんな学部に行っても、あなたの選択はそれほど大きく間違わないはずです。英語と数学が得意というのは、それだけメリットが大きいのです。

3.私の前の職場は貿易も扱っていたのですが、TOEIC300点代の私と2年間いっしょに仕事をしたのは、アメリカの某州立大学を卒業した新人女子社員でした。もちろん英語はバリバリ。近代経済学はバッチリ。思考はとってもアメリカン。ウチみたいなおカタイ業界でこんな女の子が仕事して大丈夫かいな…と心配する声があちこちであがりました。
でも、実際は彼女は今もバリバリ仕事をしていて、入社3年目で社長表彰もいただきました。もちろん失敗はたくさんあったし、いわゆる旧世代の人々からの反発もゼロではありませんでした。「もっと日本での働き方も勉強しろ…」
ここで覚えていてほしいのですが、思考回路がアメリカンだろうがじゃぱにーずだろうが、新入社員はみんな「働き方を勉強しろ」と言われるのです。社会経験が乏しいのだから、それで当然。それに、なんだかんだ言いながらも、他人と違う発想ができる社員がいることは、会社にはいい刺激なのです。それをどう伸ばすことができるか、が先輩社員としての私の最大の仕事でした(ひらがなえいごで貿易の実務もやりましたけど=爆笑=)。

自分の経験もふまえて、あなたならではの考えを示すことができるよう、大学でもよく学んでください。大丈夫。すぐにそんなことができる人なんてどこにもいません。


[A.2]

回答ありがとうございます。
もともと、日本では中学二年生まで普通の公立で通っていたので、どちらかと言うとあまりアメリカ人らしくはないですf^_^;
英検とTOEICも受ける予定です。
しかし、企業がどのような人を求めているかは、全く検討出来ずに悩んではいました。
これから、人間力を鍛えようと思います。


[A.1]

結論から言うと学部は特別、就職に関係ありません。
企業が注目するのは「人間力」です。

今は大学名を問わない選抜方式に切り替えた大企業が多いので、
英語力を活かせる仕事を探すことを提案します。
若者らしい新鮮さ、礼儀挨拶、明るさと清潔感を面接官に印象づけられれば、
バイリンガルを求める企業への就職は難しくありません。

但しそのための条件が二つあります。
TOEICや英検の最高点を取得すること。これがあなたの努力と英語力の証明です。
もう一つはアメリカで身につけたアメリカ人の価値観を忘れること。
帰国後のあなたの主戦場は日本国内です。
アメリカでの行動様式は誰からも認められません。
もしがあなたが自分自身を変えれられない場合は、
日本国内のアメリカ企業でアメリカ人上司のもとで仕事をすることを提案します。

まずあなたが就職のために考えることは、WHo Am I?
そしてあなたの強みと長所。他者と比べ何があなたの「売り」か。

念のため説明しますがこの際、短所は考えないで下さい。
短所と長所はコインの裏表、考え方と気持ちの持ち様で短所は長所になります。
例えば優柔不断、行動力がないは、物事をいろいろ慎重に考えている。
決断力がないは、物事を深く考えて行動する。
集中力がないは、いつも何か新しいことを考えているなど。
合計30項目ありますが気持ちがハイになりますのでこれだけにしておきます。
こうした物事を反転して考えてみることが、将来の就職活動に役立ちます。

多くの若者が将来のことばかり心配して足元がおろそかになります。
ここで明確にしておきますが、将来は日々の積み重ねの先にあるのです。
足元をしっかり固め(勉強に集中すること)日々の人や物事との出会いを大切にすることが、
最も重要です。

人は皆違うのです。だから人と同じ道(考え方や行動)を歩む必要はありません。
今希望の仕事がなくても大学進学後に様々な人たちから刺激を受けることになります。
そしていつか必ずチャレンジしてみたい仕事が見つかります。
だから心配しなくてもOKです。

若者は世界何処でも同じです。思春期後期のあなたは大人への準備を始めなけばなりません。
日本では企業に勤めると一般論ですが、個性よりも協調性が重視されます。
帰国したら少しずつ日本社会に順応して下さい。

変化をチャンスととらえる前向きな気持ちが大事です。
アメリカのことは帰国後は忘れて下さい。
それが日本での就職への第一歩です。

いつかこの意味がわかる時が来ます。