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回答・コメントする(No.11995)
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いつも、子どもたちの疑問にお答えいただき誠にありがとうございます。
13hw編集部より、ご回答くださる際のポリシーに関するお願いです。
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回答は、基本的には、その職業の方(または経験者、相応の知識を有する方など)にお願いしております。
しかしながら、なかなか回答のつかない質問もあります。
投稿されてから2週間経っても回答がつかない質問に関しましては、職業などに関係なく、ご回答のご協力をお願いしたいと考えております。 -
白書の皆様におかれましては、貴重な時間を割き、子どもたちの質問に丁寧にお答えくださったり、叱咤激励してくださって誠に感謝しております。
このようなお願いをするのは大変恐縮なのですが、勇気を出してこのサイトに質問を投稿してくれた子ども達に、よりよい情報を提供したいと考える当サイトの運営ポリシーをご理解・ご了承いただけますと幸いです。
小説家になるには?
[Q] 私は中一です。趣味で物語を書いています。小さい頃から本が大好きで、いつか本を書く人になりたいと思っていました。
とくに東野圭吾さんのミステリーが大好きです。
こんな私でも応募できるようなところってありますか?

市紀(しき)です。
■なんだか「ハロワのおやじさん」の回答が・・・。
なんだか、「ハロワのおやじさん」の回答が、「私の疑問の回答」になってしまってるようで、なんだか申し訳ないと思っております。
ちゃんと、「中学生の貴方に」と書いてあるので、私に対してではないとは思いますが・・・。
■私も変わってきている
「ハロワのおやじさん」の回答のリンク先には、私の文章も入っていました。
リンク先の回答を書いていた「市紀」と今の「市紀」は大分違います。
半年前の私と、今の私では精神面でかなり違いが出てきていると思います。
同じく、小説家も、精神面がかなり影響するでしょう。
■食うために
前も書いた通り、早熟であれ、遅咲きであれ、作家になるには早いも遅いもないでしょう。
ただ、大学を出て、すぐにプロ作家としてやっていくのであれば、ライトノベルの賞を取ったり、賞に応募するなどはやらなければ先は無いと思
います。
■デビューは。
10年以上前の作品ですが、そこそこ有名なライトノベルである「キノの旅」というのがありますが、賞を落ちたにも関わらず、売れました。アニ
メにもなりましたし。賞に落ちたとしても、デビューできるかは分らないのです。
■個性
問題はどれだけ個性を出せるか。どれだけアクティブに文学というものに挑戦していく気概があるかによって大きく変わってくると思います。
■書くためには
書くために、何が見えるが重要だと思ってます。
「ハロワのおやじさん」の言うと通り、質問者の回答を中学生の貴方が書くとなれば、それなりに勉強は必要でしょうが、私が書けるのだから「
書ける」と思います。
ここに書くことの目的は明確で、質問者の疑問に答え、道筋を付けることです。
職種などは、インターネットを探れば大体でてきます。
■最初はひどいものだ。
ただ、最初の文章は酷いものであることはわかってください。
■型
ネタを元に、文章を組み上げるのですが、どんな作家にも「型」というのがあり、その「型」を勉強すれば、「古今東西有名作家のような文章」
を書けます。
しかし、型がなくても大丈夫です。
型についてですが、例えばです。
RPG(ロールプレイングゲーム)のような、ライトノベルを書くとします。
内容がどのようになるかという「学問」があるのですが、RPGのストーリーというのは、ルールが決まっていて、自由に書いているようでも、その
「型」にあったとおりにしか書けない。という原則があります。
例えば、ストーリーの中で、「母親が行方不明になった。」、「父親が死んだ。」、「兄が家出した」などです。
ドラゴンクエストなどにおける王道のストーリーである「結婚して王位につく」などもです。
もし、型を破れるならすごいことで、「型破りな、面白いことを書く作家」になれるでしょう。
型に関しては、
「知の技法: 東京大学教養学部「基礎演習」テキスト [単行本]
小林 康夫 (編集), 船曳 建夫 (編集) 」「106ページ」を参照してください。
この本は、アマゾンで1円+手数料で買えますのでオススメです。
(ただ、この本は東京大学教養学部「基礎演習」テキストですので、中学生の貴方が読むのは若干早いかもしれませんが、いまから見ても勉強に
なると思います。
■出版社さんの事情
文芸社さんの企画担当者さん曰く、一人の担当者に月30本きて、1本だせれば良い方だと言っていました。
残りの29本は、「こんなの出版できるレベルじゃなくて、読む時間がもったいない」と言ってました。
(要するに29本はクソだということです。)
出版社さんは忙しいのです。
1年先の出版まで決まっていて、その限られた時間のなかでその2年先の構想を練らなければなりません。
■最後に
「ハロワのおやじさん」の言うと通りだと思いますが、是非、回答者側に回ってください。
回答者側に回れば、あなた以外の誰かの為になります。
回答を書くには勉強が必要だし、調べることも沢山あります。
筆が止まるときもあります。
書けないときには、「なんのためにやってるのか」という原点に帰りましょう。
頑張ってください。
以上

あなたの質問への回答はここにもあります。
参考にして下さい。
http://minna.13hw.com/forum/viewthread/11811
何時かあなたの夢を開花させる指導者に出会えることを祈っています。
人生は出会いと縁で様々に変化します。
頭でイメージしたことをいかに文章化できるか、(思いついたら直ぐに記録すること)
そして読み手の立場にたって何度も推敲するが大事です。
作家として自分の世界を確立するには大変時間がかかります。
最初は著名作家の物まねでもかまいません。
どなたか目標とする作家を決め、
小説家としての道を歩んだのかを調べるのも参考になる事でしょう。
結局、小説家として大成するには出版社と編集者との出会いが大事だと何時か分かります。
毎日書き続けて下さい。
その練習としてこの13歳のハローワーク公式サイトに回答してみれば良いでしょう。
質問者の気持ちが良く分かる中学生のあなたの回答は貴重です。
回答に正解はありません。一つの提案とアドバイスです。
数行の質問を読み状況を適格に判断し適切だと思う回答を自分のことばで語るのです。
質問に回答してもその返事があるのはほんの一握りです。
でもそんなこと気にせず誠意を持って回答してあげて下さい。

■貴方はまず何をやらなければならないか
そして、貴方がまずやらなければならないのは、私の回答に対して、返事を書くことです。
どんなアホな返事でも構わないのです。
まずは第一歩として、質問を書いてるということは評価できます。
第一歩の質問より、第二歩の質問がより良いものになればと思っております。
■子供と大人の違い
この13歳のハローワークというサイトで回答側に回っているのは、3~4人程度で、ひとりの方が様々な業種について回答を返しています。
そんなことができるのは、もともと知識があることと、インターネットの上手い活用によって成り立っています。
「小説家になりたい」と言われれば、「小説家 なりかた」でネットを調べればちょっと小難しく書いてあったりはしますが、
そのちょっとレベルの難しさは大人にとっては取るに足りないものです。
また、経験から、中学生で何が起き、高校でなにが起き、進学やら社会人になるときやら、結婚やら出産やらなんやらかんやら、沢山経験したり
、
聞いたりしてきているからです。
■早熟が良いか、それとも、遅咲きがよいか
早く大人になりなさいというわけでもありません。
時間をかけてゆっくり人生を歩まなければなりません。
作家の夢は20代で叶うかもしれないし、遅咲きで40代後半にくるかもしれません。
私は30代後半で「作家志望」でもありますが、エッセイを書いてみようとしたら、恐ろしく書けないことに逆に驚いています。
「コンピュータ関係」の書物は半月程度で一冊書けたのに、エッセイは2週間くらいで、5ページも書けません。
問題は「質」をこだわっているから、「量」を出さないといけないのだ。とココロに決めても、恐怖感があってワープロソフトを立ち上げても、
全く文書が思いつかないのです。
最初からスランプかとも思いましたが、多分、心の持ちようなのかと思っています。
■誰のために書くか
自分の為に書く。これは当たり前かもしれませんが、自分がどうにでもなればいいという心持ちでは書けません。
誰かの為に書く。これが一番です。
私は、今、「貴方の為」に文章を書いています。その上で、私のためにも書いています。文章の練習にもなるからです。
文章は「スラスラ」と出てきて、一回のクリックでは送れないくらい長い文章になってしまっているので、
分割して投稿してます。
筆が止まるときもあります。
回答者として書いていますが、私では分らないこともあります。
他の回答者からフォローして欲しい面もあります。自信がないところもあります。
■自慢ではないが。一応参考程度でに。
高校生のとき、ワープロで打ち込んだ詩を、新聞社に送ったら2回ほど掲載されたことがあります。
まずは、質より量です。
中学生の貴方はまず、自分の力量のなさに苦難すると思います。
今は、パソコンが安くて誰でも手にはいります。
ワープロソフトなんて「Open Office」なんか、無料で手に入りますし、金銭面でもなんら不自由はしないでしょう
20年前から比べたら、今の中高生は学習の場にイトマがありません。
■まとめ
今までの文章をまとめたいと思います。
まず、書くこと。
そして、土台となる人生経験を積むこと。これは、ネタになるからです。
作家というのは、「最低な職業である」ことを理解すること。
なぜなら、人の死さえも笑いのネタにしなければならない時がくることです。
(私は元カノに、死んだ人を笑いのネタにするなんて最低のことだと怒られはしました。でも、そうしなければならないのです。)
(村上春樹の「ノルウェイの森」でも読んでください。登場人物が死にまくります。)
勧善懲悪は流行らない。不幸になる話の方が売れる。
■最後に
学校の勉強をちゃんとこなしてください。
その上でネタがつくれます。
だれが、理科の実験の「葉緑体」をネタにするか。
もっと面白いネタがあるでしょう。
以上、頑張ってください。

■現実を知ること
趣味で物語を書いているそうですが、19~21歳のころ、
高校生レベルの方の作品を何度も見ましたが、これは正直酷いと思いましたよ。
専門学校の同級生に回して読ませたら「こんなの見たくもない」と言われました。
そして、貴方は中学生。質問の文章レベルから察するに、まだ日本語の基礎が形成されていないと思います。
■最近の学生事情
昔は、小説の書き方を教えてくれる学校なんてなかった。
でも、今はある。
例えば「バンタン」などです。
http://www.vantan-game.com/cmp/novel01/search/?sc_vms=AWSS00029200
ほかにもいくつかあるでしょう。
これから勉強しなければならないことは沢山あります。
■例を挙げると
古いアニメですが「スタジオジブリ」の「耳をすませば」を見るといいでしょう。
何度か、この13歳のハロワークでも紹介させていただいております。
内容としては、小説家になるために努力する中学3年生女子。そして、バイオリン職人になろうとしている中学3年男子の淡い恋物語です。
結局のところ、女の子は「いまのままではダメだ」と悟ります。
中学3年生の学力、能力では小説家になるの無理だと悟るのです。
よって、高校も出て、大学もちゃんとでないと、「作家になんてなれないと」。
■回答を書いている私も試されている
そして、こうやって返事を書いている私も試されているのだと思いますよ。
「大人として子供に説明できるだけの能力があるのかと」
最近重要に思えてならないのは、「量ではクソだが、圧倒的量は質に変化する」。
という点です。
そう言う意味で、私はこの「13歳のハローワーク」で何百件と回答書かせて貰えることによって、
作家としての能力を少しでも高められればいいと思ってます。

市紀(しき)です。
なるだけ章立てて面白く書く努力をしてみます。
■応募の方法など
例えば、ここなんか。
http://www.shc.co.jp/book/kurashi/
「小説 応募」で、ネット検索すれば、出版社主催の応募が沢山あるはずです。
作家は、年齢は関係無いですし、今からでもプロ作家として応募すれば「作家になる夢」はかないます。
また、「13歳のハローワーク」内でも、「小説家」「作家」で検索すると、沢山の質問と回答があります。
■リアルな出版のお話
私は、「文芸社」さんと、「サンクチュアリ出版」さんに伺ったことがあります。
作家になって成功するには、「ボツ原稿」をナンボだけ作れるかが決め手です。
私が書いて、文芸社さんで出版OKになった原稿は、サンクチュアリ出版さんではザッと目を通してもらえただけで、
「このへん興味がでた」ってくらいで終わりでした。
人に読んでもらえるだけの最低限レベルの作品であれば、文芸社さんに持って行って「大体」ですが、「200万円」払えば自費出版可能です。
■作家の教育について
文芸社さんでは、作家の方を呼んで、講座なども行っています。
その作家さんは、国語の授業が全部「5」で当然で、いかに「個性」を出せるかが決め手だと言っていました。
■貴方の文書レベル
あと、私が書いているこの文章で、貴方に何が伝わるのか疑問ではあります。
質問の文章から察するに、まだまだ中学校1年生の子供で、何を知りたいのかすら「知らない」と私は受け止めてます。
厳しいようですが、「応募できるところがあるか?」と聞かれたら「こっち」としては「そんなの沢山ある」としか答えようがありません。
■聞いて欲しかったこと
そして、「食えるか?」というところも聞いて欲しかった。
作家は、べらぼうに稼げる人もいれば、全く稼げない人だっている。
逆に文芸社さんのように、お金を払えば出版してくれて、作家としてデビューだけならさせてもらえるところだってある。
作家レベルとしてモノを書けるというのは、当然です。
その上で、沢山の人に読んでもらえる作品でなければいけません。
何も直木賞などの文学賞を取れとはいいません。
文学賞をとった人には、とった人にしか分らない苦難が待ち受けています。
賞を取ったら、第2作目が面白くないと、作家の世界からは抹殺されると聞いています。
例えば、1200円で一冊本を売るとする。
印税は、7%程度。ということは、一冊84円。
20万部売れたとしたら、
16,800,000円(千六百、八十万円です。億は行きません)
相当、ヒットしないと20万部なんて行きません。
年間20万部でる本をコンスタントに書いていければ、有名作家の仲間入りでしょうね。