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回答・コメントする(No.12087)

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もっと教えて!フォーラム 質問 貧しい人を救う仕事はあるの?

2014/10/08 10:54  ぱみさん[中学生・女]

[Q] 中学三年生です。私は将来貧しい国の人たちを助ける活動がしたいです。青年海外協力隊など、一時的に行くのではなく、その仕事一本でずっと活動をすることができる団体などはありますか?(お金ももらえる)

[A.2]

推薦図書「貧困に立ち向かう仕事」2003 明石書店 西水美恵子 元世界銀行副総裁

同じ著者の推薦図書は他にもあります。
「国をつくるという仕事」2009 英治出版
「あなたの中のリーダーへ」2012 英治出版

何時か時間がある時に熟読して下さい。あなたの将来へのヒントが見つかるかも知れません。

どなたからのコメントかは記録にありませんが私のノートに転載した”本気”についてを紹介します。
本気。
本気ですれば大抵のことができる。
本気ですれば何でもおもしろい。
本気でしていると誰かが助けてくれる。

あなたの夢を叶える道は沢山あります。
視野を広げて大きな世界からあなたに夢を叶えてみませんか。
その方法の一つがアメリカ留学です。
アメリカは教育と職業が密接にリンクしています。
目指す道が決まったら大学、学部選択と必要学位を取得すればかなりの高い確率で希望の職業に就けます。但しあなたが目指す道の場合は最低10年は学び続けなければなりません。でもその為の様々な支援の道が準備されています。本当に大変で厳しい勉強の日々の先に夢を叶えられる道が大きく開かれているのです。今後の参考にして下さい。

年齢に関係なくノーベル平和賞を受賞できる時代になりました。
誰にでもチャンスはあるのです。
ロンドン在住のジャーナリスト木村正人さんのコメントを紹介します。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20141010-00039859/

今後何をするにも体力と気力が必要です。
学校での学びに無駄なものは何もありません。
心身共に良く鍛えて下さい。
その為にも良く遊び良く学ぶことが大切です。


[A.1]

こんにちは。質問に対する直接の回答ではありませんが、考えるためのヒントをコメントします。
あなたは、どういう活動が貧しい国の人たちを助けることにつながるか、考えてみたことはありますか? ○○を援助する、というのは正解の一つなのですが、それがどうして人々を救うことになるのか、あなたはどこまで説明できるでしょうか? 別に専門家のような答えはいりません。中学生としてのあなたはどこまで世界を見ているのでしょう。

うーん、これはなかなか難しい。貧困という現象は、何か一つが変わると一気に解決する、というものではないからです。だから、あなたが言うところの貧困の中にいる人々を救うという事業(必ずしも職業ではない)には、様々な分野で働く人々が集まっています。
こうした事業の主体者は、たとえば国連の機関のような大規模なものから、街角の主婦が数名で行っている草の根NPOまで、いろんな形態があります。あなたはお給料をいただいて(=ここ、とても大切ですね)そこで働きたいと願うのですから、やはりある程度規模のある国際機関やNGO/NPOで活動することになるのでしょう。
ここで大事なのは、あなたがその機関で貢献できることは何でしょう? ということです。その手の機関を志す若い方々の多くは、青年海外協力隊を経験します(そうでない人もけっこういます)。やっぱり現場を経験しないと、いくら「貧困地で貢献したい!」と言っても何にもできないからです。きれいごとでは済まないあれこれを乗り越えることができて初めて、現場で活躍できるというのは、どんなお仕事でも同じです。
お風呂もトイレも飲み水もままならない場所で泥まみれで働いても、大都市の空調の利いた部屋でスマートに働いても、貧しい人々のために役立つことは十分に可能です。言い換えると、あなたがどういう場所なら役立つことができるか、によって、働き方も変わるということです。それを見つけられるよう、よく学び、よく遊んでほしいと思います。