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回答・コメントする(No.12088)
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アルバイトからウェディングプランナーになれる確率
[Q] 私は、観光型専門学校を今年の3月に卒業し、
年齢が今年21になります。
以前はまた、進学したいと思ったこともありましたがちゃんと就職しようと思い直し
就職フェアに向かいました。
その時に、ある企業の方が、″うちのブライダルの会社で面接してみる?″と言って
下さり(その企業は、飲食店を主に経営しているグループ会社)
受けさせて頂くことになりました。
しかし、私がまだ二十歳ということもあり″アルバイトからの正社員登用でもいい?″
と言われ、また、アルバイトからの正社員登用でも、″半年ではまず上がれない、こちらが様子見をして上がれるか決める″とも言われました。
私は、一度は、その話をお引き受けしましたが
やはり不安でお断りしました。
でも、やりたい気持ちもあったので未だに迷ってます。。
とても自分勝手で図々しいのですが、アルバイトから絶対に上がれるのであればまた、このお話をお引き受けさせていただきたいと思っています。。
アルバイトからのウェディングプランナーの正社員登用というお話は絶対に上がれるものなのでしょうか?
とても自分勝手な私の話ですが、分かる方教えて下さい(>_<)
お願い致します!

声がかかった会社への再挑戦は常識的にはありえません。
(そんなことを気にしないあつかましいタイプならオッケーです)
採用は出会いと縁で決まります。
今回の経験を参考に次にチャレンジする場合は相手からの求人条件をよく理解して応募してください。そしてあなた自身の希望、もしどうしても譲れない点があればそれを相手に伝えてください。
新卒で入社する場合は(経験はゼロ)あなたを選ぶのは企業です。
だからやりたいことがあれば入社することを優先してください。その道のプロとして会社と雇用条件を交渉できるようになるまでには最低限経験5年から10年は必要です。それまではまな板の鯉なのです。
よく理解して欲しいのが、企業は何の経験も知識もない新卒者を採用して給料を払って一人前に育てることです。新卒者からみればこんな楽なことはありません。苦労するのは仕事内容では無く職場の人間関係です。多くの若者が入社数か月で退職します。理想の職場を夢見た果ての結果です。
理想の職場などありえません。諸先輩やおつぼね様と呼ばれる人たちに厳しく鍛えられてプロとして育つのです。この状況を支えるのがあなた自身の人間力です。忍耐を続ける価値があると思えば、どんな手段を使っても成功している先輩のみなさんの経験から学ぶしか方法はありません。
アルバイトを否定的に考えないでください。同じ職種ならアルバイト経験も通算できます。
今あなたが行うことは、自分が本当は何をやりたいのか、一時的な感情や仕事内容の華やかさではなく、通常は一生に一度しかないカップルのウエディングのお手伝いをすることが自分の目指す道か良く考えてください。当然その職にふさわしい応募者の性格や行動スタイルがあります。自分の特性、強味をよく考えることが大事です。一つの方法としてできるだけたくさんの人たちの意見を聞いてください。どんな仕事に向いているのか他者の意見が大変参考になります。
その意味は、あなたがそう見えるからです、つまり面接場面を想定すると面接官が持つ第一印象が予想できるからです。だから向いてないと判断される前にあなたの仕事にかける情熱を訴えるしかないのです。
就職に成功するのは力のある人ではありません。準備に準備を重ねた人たちです。
企業の術中にはまらないようしっかり勉強してください。スマートな労働者を目指してください。
あなたを守るのはあなた自身です。
自分の運命を他者や企業に左右されたくない独立志向の人たちが起業するのです。
これから数々の面接をすることになるでしょう。
どこを観て企業が何も知らない新卒者を採用するか説明します。
ポイントは二つ。
清々しい若さと可能性です。
ここだとあなたが思った会社にであったら、躊躇することなくハッキリと、
私にチャンスを下さい。絶対に(これは言っちゃダメ)必ず御社の戦力になれる様に努力することを約束します、と言い切ってください。そして自筆ハガキの面接礼状を事前準備して(面接後に会社名と担当者名そして日付を記入)面接直後に最寄りの郵便局に投函して下さい。
最低限これが必要です。御社と貴社の違いを知らない応募者がいますが当然不採用になります。
正社員としてウェディングプランナーとして採用されることを祈っていますが、
ケースバイケースです。大事なことは”柔軟性”です。
これを身につけるかどうかであなたの運命は変わっていきます。

この世の中に”絶対”などありません。
ここを理解しないと人生は開けません。
先にお伝えしますが、私の回答が絶対に正しいという保証はありません。
(本人は少しでもあなたのお役にたちたいと思っているのですがそれはあなたの受け止め方次第です)。人生の先達からの回答です。多少”上から目線”になると思いますが勘弁してください。
さて本題です。
あなたの心の葛藤が質問から読み取れます。
論点は二つ。
ウエディングプランナーか正社員の道か。
あくまで質問内容をベースの回答です。
もし正社員があなたの希望ならこの職業以外の求人に応募して下さい。
念のために正社員のメリットとデメリットはネットを駆使して調べてください。
労働基準法をよく読んで自分の身を守ってください。
この知識があるかないかで運命が分かれます。
経験から言えることは会社は必ず社員のことより企業の存続を優先します。
そして定年まで永久に(絶対は使いません)務められる保証など今はどこにもありません。
最近の企業関連のニュースをチェックしてください。倒産や廃業、他社からの買収などのより社員の運命は翻弄されるのです。信じられるのは自分だけだと何時かわかります。
IT技術の進歩によりこれから益々コンピューターができることが多くなります。
企業にとって最大の負担(固定費)が人件費です。確実に社員を減らす方向に進みます。
つまり言いたいことは将来が不安定な正社員指向、正社員なら絶対安心だなどの神話に惑わされず
自分の進みたい方向に進むことを提案したいと思います。
大事なことですが自分が決めたことは自分しか責任をとれないということを良く理解してください。