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回答・コメントする(No.12315)
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医師になられる前となられてからだとどちらが大変ですか?
[Q] 医師になるのは、たくさん勉強して必死で医学部入られますよね?
でも実際には、医師になってからも勉強会などで、自分の知識増やしていかないといけないと思います。しかも医師になっているので、もちろん仕事があります。それを踏まえ、差し引くと結局どちらが大変なのでしょうか?私は、将来小児科の医師になりたいと考えておりますので、ぜひ参考にさせていただきたく、今回質問させていただきました。大変長々と失礼いたしました。返信のほどをお待ちしております。
医学部受験の為の勉強が高校時代3年分、医学部入学後卒業、医師国家試験までの勉強が6年分。
これで医師になる為の勉強は9年分。
さて医師になってからは医師であり続ける為にどれくらいの期間勉強しなくちゃならないんでしょうか。医師であり続ける間は「ずっと」です。
24歳でめでたく医師になれたとして、70歳で隠居するとすれば、46年間医師を続ける為には46年間勉強を続ける必要があります。
医師になる為の9年、医師であり続ける為の46年。
どっちが大変か想像つきませんか?
人に物を聞いて答えを得るのは簡単です。
安易に人に物を聞いて答えを得られるのであれば、医師になるのも医師であり続けるのも簡単なことです。
医師になるための9年間は所詮誰かが知っていること、どこかに書いてるあることを自分の頭に入れる為の勉強にしか過ぎません。
医師であり続けるには、それに加えて誰も知らないこと、どこにも書いていない「答え」を探る勉強(研究)が必要です。
どちらが大変か想像つきませんか?
こんにちは。面白い視点の質問だと思います。よい小児科医として活躍できることを期待しています。
いろんな方がいらっしゃると思いますので私は私で斜め上の方からおこたえします。
恐らくかなりの方は高校まで勉強したことがないのではと思います。私はとにかく休みなく部活に追われ、大会で負けない限り夏休みが来ないのが大変でした。勉強は協力な東大京大メンバーに効率よく教わり、最後まで部活をやりきりました。大学に入るとさすがにそれまでサボっていたのでかなり勉強が大変でしたが、インターネットが普及し始めたので、部活とプログラムの勉強と、哲学の学習と、インターネットの運用の勉強、デッサンの勉強をなるべくして、やはりテストは頭のいい人に教えてもらって乗り切りました。医者になってからどうだったかというと最初の数年は不勉強を自覚していましたので、ほぼ泊まり込みで検査の練習や診察のトレーニング、診断に必要な知識の習得に勤めました。このころは若かったのでそれほど苦にはなりませんでしたが、体力がかなり落ちてしまい、不健康でしたね。
医者になって落ち着いてからは、日々の英語の文献探しをするのがもう習慣になりました(教科書に書かれている内容ではもう古すぎるのです)。仕事の合間や残業の合間に数時間程度です。予習復習みたいなものでテスト勉強のような大変さはありませんが、仕事がうまく片付けられないと時間がとれずにどんどん知識が古くなります。
医者になる前は勉強以外のことが多いですが、それも医者になってからとても役に立っています。逆にあの時勉強しなかったから今できることもあるのです。どんな仕事をするにも総合的な基礎力が必要で、何が幸いするか分かりません。どちらが大変かはいつもその立場で最大限に大変なのだと思います。特に医師に限ったものではなくどの業界もにたりよったりではないでしょうか。