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回答・コメントする(No.12864)
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途上国での
[Q] はじめまして。中学校3年生です。
私は将来、発展途上国で障害のある子供や女性のために働きたいと思っています。
障害を持つ人が自力で働いて、自力で生きていけるお手伝いをしたいです。日本でいう、障害児支援施設のようなことをしたいです。そのために、医療分野の仕事に就きたいと考えました。(いろいろ考えたのですが、行政は少し違うな、と思いました。)
そこで見つけたのが、医師、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士です。職業の内容的には作業療法士のようなことがしたいのですが、発展途上国で病院がない場合、医療行為ができなければ、肝心なときにできることが限られてくると思い、悩んでいます。
とても初歩的な質問なのですが、医師免許を取得すれば、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士の仕事ができますか?
医師として障害を持つ子どもの治療やリハビリができるようになるには医師免許取得後、どんな進路を進めばいいですか?
また、途上国で上のような仕事をする他の道はありますか?
こんにちは。
整形外科医師になって理学療法士や作業療法士を育てられてはいかがでしょうか。一人でできることには限界があります。人を育てればたくさんのことができるし、自分がいなくなったあとも発展性があると思います。
国連の活動などについて調べてみると他にもいい道があるかもしれません。まだまだ進める道はたくさんありますので調べてみて下さい。
回答ありがとうございます。
言葉が足りませんでした。すみません。
回りくどい言い方ですが、自力で働くことのできる体にする、という感じです。少しの手助けがあれば、日常的に困らないようにしたいんです。なので、ももさんのおっしゃる「医療寄りの福祉」です。
弱い立場にある女性や子どもをどうしても助けたい、と思うのですが、差別になってしまわないかは気になっていました。すべての人に等しく医療を与えることができればそれが一番なんですが、そこまでできるかどうか考えると、やはり優先させたいと思います。あまり深く考えていませんでした。ありがとうございます。
はい。国際分野についても学ぶつもりです。現地にも行ってみたいと思っています。
専門外ですけど少し気になったので。
>障害を持つ人が自力で働いて、自力で生きていけるお手伝い
生活訓練は医療分野ですが、就労訓練は医療ではなく教育(職業訓練=行政)の分野です。
たとえば「自力で生きていける」ということについて、医療系のそれは「介助者を必要としない日常生活」のことですが、教育系では「経済的な自立」を意味します。
これは訓練施設の業務方針や被訓練者への接し方に強く関係することですから、両者はまったく別物として考えなければなりません。
そこで、生活訓練を「医療寄りの福祉」、就労訓練を「教育寄りの福祉」と考えてみましょう。
作業療法士の仕事は「福祉」にあたるので両方にありますが、医療寄りを選べば就労訓練はできないし、教育寄りを選べば生活支援はできないわけです。
どちらが良いかの話ではなく、どちらがやりたいの? ということですね。
>医師として障害を持つ子どもの治療やリハビリ
疑問ですが、健常者の治療やリハビリはしないのですか?
医療不足の発展途上国でこの考え方は、「特徴」ではなく「差別」と解釈されると思います。
「子供や女性」というのも国によっては好ましくないかもしれません。
発展途上国は基本的に男女平等ではないし生命の重さも等しくないことを忘れちゃいけません。
>途上国で上のような仕事をする他の道
途上国支援事業にボランティアやNPO法人が目立つのは、この分野の事業は経済的な自立が難しいことをあらわしています。
あなたがやりたいことは慈善事業の色が濃いですから、そういう仕事を職業にする方法となると・・・
ボランティアは職業とはいえませんが、ボランティア団体の職員として働く方法はあると思います。
この場合は人の手配や管理が主になりますから、事業としては密接でも現場仕事からは少し遠くなりそうです。
現場に密接した仕事がしたいなら、自分でNPO法人を立ち上げたり自己資金で活動する方法があります。
あと、質問内容からは逸れますが、発展途上国に関わりたいなら必ず異文化コミュニケーションを学びましょう。
産業でも医療でも海外の支援活動でもっとも障壁になるのはメンタリティの違いです。
合理で考えると上から目線になってコミュニケーションが困難になっちゃうのでね。
質問の回答にはなってないと思いますが、進路を考えるときの参考になれば幸いです。