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もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.13499)

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もっと教えて!フォーラム 質問 不安と反対

[Q] 私は絵を書くことや、自分が着る服や妹が着る服をコーディネートしたりすることが好きで、特別上手だったり才能があるわけではないけど将来はイラストレーターやコーディネーターになりたいと思っています。けど、親からは収入が不安定。絶対になれないからやめとけ。など、反対の言葉が返ってきます。だからやはり私には無理だから諦めたほうがいいのか、そんなこと気にせずに夢を追っかけ続ければいいのか、分からなくなり不安になります。どうすればいいですか?

[A.3]

私は「プログラマーになりたい」と言って、特に親からは反対を受けませんでした。
今思ってみると、反対して貰った方が良かったと思っています。

30年ほど前は、インターネットも発達途上で情報がない時代でもあり、親もその職業がどういったものなのか、理解していなかったと思います。

親戚で「プログラマー経験」のあった人が、反対の意を示していましたが、特に専門学校での成績も悪くはなく(ほぼほぼ、1位2位を争うレベル)、余裕綽綽(よゆうしゃくしゃく)で、どこの会社でもやっていく自信がありました。

親は、普通の職を普通にこなして、普通に元気にやっていってほしいと思ってるのでしょう。

私の同年代で高校生の子を2人持つ親がいますが、2人ともキャラクターが分れており、心配してるとのことでした。
頭の良い長女に、頭の悪い次女。どちらも心配のようです。
希望の通りに、成績が良いから良い高校に行き、大学を卒業しという流れに行ってほしい長女。
希望どころか、高校に入れるかすら分からない次女。

私には子はいませんので、想像でしか物は言えませんが、子の心配は親が死ぬまで続きます。

今は、情報が溢れてる時代ですので、この「13歳のハローワーク」のように、意見を貰える時代というのは、良い時代とはなっていますが、競争する相手が増えているという点でもあります。

幸い、貴方はまだ中学生です。ここから、色んな「なにか」になれる確率が高い身分でもあるのです。

今、携帯が使えるのであれば、パソコンを使えるように。
学生であるならば、学生らしく、普通に勉強するというのも重要なことでもあります。
一つのことを専門的に学ぶ時期も必要ですが、今ではないと思います。

何かの才能があったとしたら、伸ばすこと。と、それ以上に「現金化できるか?」が重要になってきます。

日本では、現金がないと暮らしていけません。が、逆に、現金があれば何を生業にしてもいいのです。

これから、色んな同性・異性と交流があるでしょう。

足が速かったり、カッコよかったり、魅力的な異性を前にした時に、その人と生涯を考えるのは、単純に「私はイケメンが好きだから、イケメンじゃないと受け付けない」と恋愛事情を考えてしまうと、芸能人のような人しか恋愛対象にならないなどがあります。

日本の戦前・戦後辺りは、何より「家の格」が重要でした。恋愛なんて持ってのほかです。
そこから、お見合いでの結婚になり、私の代(今現在40代前半位の人)になって、恋愛結婚が普通となりました。

そして、今は、御金での結婚が当たり前になってきています。

恋愛はするかもしれませんが、普通に働いて、普通に食っていける。これが今のスタンダードになっています。

単純に男と女で役割が違っていて、貴方が結婚して子供を産んだとします。子供の面倒を観るのは、父親の役目が大きくなってきている時代で、男性側が会社を休んで育児するというのも普通になってきてます。

が、現実は、男性側が育児休暇を貰い、育児するというのは、まだまだスタンダードではなく、女性側が面倒をみるスタンスはなんだかんだ言って昔から変わってはいません。
男性側が育児休暇を貰えるのは、一部大企業のみで、中小企業等で働いていて、子供ができたから、1年休ませてくれと言ったら、首になるのが当然です。

正直、これから、日本の社会も変わっていき、どうなるかは分かりません。

恐らく、日本はこれ以上の成長は難しく、各家庭では今よりも貧乏な生活になると思われます。
理由は、少子化の影響が大きいと今の大人たちは思っているかもしれません。

私個人の意見としては、まだ視野を広く持ち、これから新しいことを貪欲に吸収し、社会がどうなっていっても、余裕で食っていける身分になる。ということです。

尚、私はカラーコーディネーターの資格を持っていますが、なんの役にもたっていません。

一円の価値すら生み出さない資格の取得は、自己満足の域を超えず、資格取得のための御金は全くの無駄であり、取る価値はありませんでした。

私は日々、一生懸命に生きているわけではなく、長い余生をどう潰してくのかだけを考えています。

いくばくかの御金を貰い、ただ生きる。それだけでも、大変なことなのです。

夢を持ってる人に対して、個人的な特性上、反対の意見をなるだけ持つつもりでいます。
私が、「夢を持って、夢を叶え、そして挫折した」人間であるからです。

その挫折したときの気持ちを思うと、「夢を持って頑張っていこう」、「努力していこう」という態度に対して、否定的な気持ちになるのです。
「そのような人たちを一人でも少なくしていこう。」そう思うのです。

もし、貴方が70代になり、伝記を一冊書けるだけの数奇な一生を迎えることができるよう、お祈りしておきます。

親は心配し、「大学を出て普通に就職して欲しい」とか、「子供の能力が分かっているから、その職種は諦めてほしい。」などと思ってると思いますが、貴方の人生は貴方の責任です。親は責任をとりません。

親の意見を聞くことも重要ですが、自分自身、「本当は」どうしていきたいのか、自分自身で判断して責任を持つ必要があるのです。

今はよく勉強し、様々なことに興味を持ち、長く付き合える友達を持つことです。

貴方の人生に幸があることを願っておきます。


[A.2]

親は子どものしたい事になんでも反対するものです。何故反対すると思いますか?色々心配の種があるからです。親は貴女を育てて来ました。だから貴女の長所や短所を知っています。またその過程で我が子の天性や可能性を観察しています。親は親なりにこの子にはこんな仕事が向いていると考えているのかも知れません。そして問題はいつまでも子どもは子どもと思っている事です。ここが親子のギャップです。実際は子どもが知ってるいる事が沢山あるのです。またなんでも経験しているかも知れません。

もし、中学生の今でなく、高校生になつて貴女のやりたい仕事を伝えると反応は違います。なりたい自分やりたい仕事を今は胸の中にしまって、少しずつ準備を始めましょう。もし貴女が高校生になっても夢が変わらなければ親を説得出来ると思います。

これも一つの就職活動です。親に自分のプレゼン、なりたい自分の説明です。もしこの作戦で行く場合のヒントを上げます。まず最初の一歩は自分の気持ちを自筆で書いた手紙を渡す。その中には必ず何時話し合う時間がもらえるかを記入する事。色々と言ってますが要は親の説得も出来ない若者が就活で他人を説得できるはずはないと考える私の独断と偏見です。

一つて提案があります。改めて親に親の仕事の事や生い立ちを聞いてみませんか。そしてじいじやばあばの事やご先祖様の事を聞いてみると沢山発見があります。自分のルーツを知るのです。貴女が何故アートの世界に進みたいのか案外原点はルーツの中にあるかも知れません。まずは自分の家族を良く知ることから始めましょう。幼稚園や小学校で色々な友だちと出会い互いに成長してきました。これからも出会いを大事にしましよう。

いつか貴女の人生の師に出会うと思います。また一生の心友とも出会える事でしよう。人生って結構楽しく面白いものです、

今日が永い残りの人生の第一歩です。元気で前向きにいきましょう。まず中学生生活にベストを尽くして下さい。


[A.1]

はじめまして、グラフィックデザイナーのはっちいです。

中学生ということなので、私だったらどうするか…。
多分、「親には美術の教師を目指すことにした!」とか言いつつ虎視眈々(こしたんたん)とイラストレーターorコーディネーターの方向に進もうとすると思います。
大枠で進む方向がズレていなければいくらでも軌道修正ができると思うので…。

ただ、親であろうと誰であろうと反対派の意見に決意がゆらぐような場合はすこし落ち着いて考える時間が必要だと思います。

アートまたはデザイン関係の道に進まれるなら早めに決意し、ご両親のご理解とサポートを受けられるに越したことはありません。
ご両親を説得できるくらいの熱意があるか、または誰に何と言われようとその道に行くという確固たる意思をお持ちなら上手い下手は関係ありません。

いくつかアドバイスできるとしたら…
人間という生き物はやってしまった事に対する後悔よりやらなかった事に対する後悔の方が大きいらしいと言うことと。
また、ペンシルバニア大学の研究によると、心配事の79パーセントは実際には起こらず、しかも、残りの21パーセントのうち、16パーセントの出来事は、事前に準備をしていれば対処が可能。つまり、心配事が現実化するのは、たった5パーセント程度という結果を導き出したらしいということ。

進路の決定は高校生になってからでも遅くないと思いますので今はご自身の気持ちとじっくり向き合っでみてはいかがでしょうか?