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回答・コメントする(No.13564)
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偏差値だけでかんがえてしまう。
[Q] 高校をどこに行くか偏差値だけで考えてしまいます。ですが、いじめがないのも大事だしそこの高校の学力も必須になってくるとも思います。ですが私の中で偏差値が低いということは、治安が悪い、学力が低いなどと思ってしまいます。高校を決めるのは偏差値だけでいいのでしょうか?

こんにちは!お元気ですか 高校受験に向けて心身共に鍛えていますか?
目の前のハードル、偏差値に眼を奪われないで遠い先のなりたい自分から考えて見ませんか?
つまり貴方の強みや特技を活かせる仕事です
貴方は自分の事を知っていますか?
貴方は他者から自分がどう見られているか考えた事はありますか?
これから大事な事をお話しします。
貴方の知る自分と他者が観る貴方は違います。
これを良く自覚してこれから積極的に貴方の周りにいる人たちから貴方がどんな仕事に向いているか聞いて下さい。貴方が考える向いてる仕事と他者の意見が違う事を発見するかも知れません!
これが就活の役に立つのです。
人は見た目が大事です。
面接は出会った瞬間3秒で第一印象が決まります!
仕事は貴女が独立しない限り何処かの企業で働きます。 貴方が就職を希望する企業を見つけても選ぶのは企業です。貴方は選ぶ事は出来ません。
これが現実です。
さてそうなると沢山の応募者の中から貴方を見つけてくれる努力をしなければなりません。
新卒採用はポテンシャル採用です。つまりこの学生なら企業の役に立つかも知れない。成果を出してくれるかも知れないと面接者に思わせるかどうかが鍵になります。
だからまずなりたい自分を考える。
どんな職業を目指すのか考える。
そしてその職業に求められる資質を調べその準備をする。
その為に高校を選ぶが一つの考え方です。
さて貴方にはどんな未来が待っているのでしようか? 怖い先輩が貴方を待っているでしよう。
優しい人たちより厳しく指導してくれる先輩に出会うと良いでしよう。そしていつの日か貴方はその怖い先輩になるのです。
人生色々人も色々です。沢山の人たちと出会って沢山学んで下さい!
高校を決めるといえば、偏差値で決められる人も多いと思います。しかし、偏差値だけで決めるのは、あまり良くないといわれています。いくつか例を出します。
・①高校卒業までに必要な学費は計算しましたか?
国立、公立、私立で、高校入学後に必要となる学費が大きく異なってきます。
文部科学省による「生徒等納付金平均額(年額)の比較」(平成27年)によると、公立高校 が12万4441円に対して 私立高校 は72万2300円となっています。
これは、私立高校 は公立高校に比べて 約6倍のお金が必要になる ということを表しています。
国立高校のことは書いてないですが、私の経験上 国立高校は公立高校とあまり変わりません。国・公立と私立で金額が大きく異なりますね。さらに、これにプラスして部活動費や交通費、制服代などがかかってきます。
近年、偏差値が高く手厚いサポートが受けられる私立高校 に人気が集まっています。その一方で、私立高校に進学した後に「家庭的な理由」(学費が払えないなど)により 退学している生徒 も少なくありません。
・②受験する高校の偏差値は「本物」ですか?
高校受験 を行う際には、高校入試の過去問や予想問題、インターネット などに記載されている偏差値を参考にすることが多いと思います。
特に、受験生やその家族が参考にするのはインターネットや口コミの情報であることが多いです。しかし、本屋で売っている過去問やインターネット上に載っている 偏差値 は「本物」なのでしょうか。
実は、高校の偏差値にはある カラクリ があります。
高校卒業までに必要な学費 についても、しっかりと把握してから志望校を決めるようにしましょう。
・③校風は自分に合っていますか?
高校は、管理体制がしっかりしている高校 と 自由性が高い高校 の2つに分けることができます。その高校の校風によって、大学進学へのサポートや実習・体験活動の様子、普段の学校生活の様子が大きく異なってきます。
子ども一人ひとりをしっかり管理・把握してくれる高校なのか、それとも個性を尊重して自分で決断させてくれる高校なのか。なるべく、子どもや子どもの将来に合った高校 を選びたいですね。
・④志望校の高校卒業後の進学先は確認しましたか?
「偏差値が高い高校なら、どこも国公立大学への進学に熱心ですよね?」このような質問をされることが多いのですが、答えは「ノー」です。
必ずしも、国公立大学への進学に熱心であるとは限りません。私立大学への推薦 に力を入れている高校も多いのです。
その高校が国公立大学への進学に力を入れているのか、それとも推薦を行い大学への進学率アップに力を入れているのか。これも、高校受験 を行う際に注目しておきたいポイントになります。
⑤志望校の高校卒業後の就職先は確認しましたか
大学への進学を考えていない方や、高校で資格を取って就職で有利になりたいと考えている方もいると思います。
受験を考えている高校の 就職先や就職率、資格の取得率 などもしっかりと確認しておきましょう。資格は取れても取得率が低い、就職率は高くても就職先が限られている、といったケースもあります。
学校のホームページやパンフレット などに記載されており、これも偏差値以外にぜひ見ておきたいポイントです。
⑥担任の先生はその高校の受験を勧めていますか
学校の担任の先生の話にも、しっかりと耳を傾けましょう。
現在、学校の先生が「この高校にしましょう。」「この高校は厳しいのでやめておきましょう。」などと はっきりアドバイスできない 時代になってしまいました。
しかし、学校の先生はプロです。子どもの様子や各高校の情報 を詳しく知っています。担任の先生に相談し、子どもに合った高校についてアドバイスをしてもらいましょう。
相談するときは、子どもの将来の夢や目標、学費、交通手段、大学進学への考え などを伝えるようにすると良いですよ。条件がはっきりしているほど、子どもに合った高校についてより詳しく聞くことができます。
偏差値だけにとらわれて高校受験や子どもに合った志望校の話を聞かないのは、非常にもったいないです。担任の先生が勧める志望校 についても、一度調べてみましょう。
いかがでしょうか。これが、偏差値だけで受験する高校を選んではいけない理由 になります。子どもに合っていない高校の場合、卒業できずに終わってしまうケース もあります。
高校は、自分の将来に大きな影響を与えます。ぜひ、偏差値だけにとらわれず、広い視野で志望校を決めて下さい。