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回答・コメントする(No.1680)
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修士??
[Q] 私は、小学校の先生になりたいのですが、修士の意味がよく分かりません。大学を卒業して、大学院に行ったら取得できるって書いてあったけど、一種免許とどう違うのでしょうか?
ゆきさん、こんにちは。
はじめまして。まいけるです。
「修士」については「あんさん」の書き込みでお分かりかと思いますので、
私は「1種免許」について説明をします。
「小学校の先生」(幼稚園・中高も同様です)になる為には免許制度は現在3つあります。
一つは「2種免許」、一つは「1種免許」、そしてもう一つは「専修免許」です。
1.「2種免許」は短期大学(部)卒業で所定の単位を取れば取得できるものです。
ただ、現実的な問題として、現在のこの高学歴志向の状況では「2種取得者」が
教員採用試験に合格することはきわめて難しくなっています。以下にその理由を記します。
従って、最低、実際に教員になるためには、免許は「1種」からと思った方が無難です。
(幼稚園の場合はまだ「2種」でも大丈夫です。むしろ「2種」が主流です。)
2.「1種」は4年制大学で所定の単位を取れば取得できるものです。
(小中は「1種」が、ある程度は主流です。)
ただ、現実的な問題として、これも普通に勉強をすれば免状は出ますが、
現在のこの高学歴志向の状況、及び全国的にはまだまだ好景気とはいえないご時勢に
おいて、教員採用試験に合格することはきわめて難しいことです。
一例として、静岡では小学校の倍率は50-60倍と言われています。
一方、北海道では小学校は10倍以下です。地域によってもこの倍率は異なってきます。
学部生の時点で現役合格をするためには、3年次くらいからの採用試験への取り組みは
必須でしょう。
ある意味大学受験よりも厳しいハードルと考えた方がよいと思います。
(東大受験でも、最高で「3-4倍」程度なのです。)
3.そして「専修」は大学院に行って所定の単位を取れば取得できるものです。
(高校の場合は、今は最初から「専修」が主流になってきていましょう。)
「専修」を取る利点としては、学部時代よりもより専門的、実践的な勉強をすることが
でき、授業実践にも深みを帯びさせることができるようになるということです。
2年間更に勉強をしている分、採用試験への取り組みも深まっていることから、
受験には合格しやすくはなるでしょう。
また、将来的に管理職(校長・教頭)になるためにはこの「専修」免許を持っている者が
条件となります。
ただし、現実的な問題として、大学院に進んだとしても、それで採用試験が受かりやすく
なるかどうかというのは別の問題です。場合によっては、学部時代での採用試験で落ちた
ので、その「場つなぎ」的な気持ちで大学院に進学する者も少なからずいるということで、
より専門性を深めたいという強い意志からの進学でなければ、
単に「就職浪人生」と変わらなくなります。
<まとめ>
要はいかに教員になるということに対して情熱があるか、
更にいかに「採用試験」に対する出題傾向を調べて、
それに対して取り組んでいけるかが勝負です。
教員採用試験の倍率は正直、現在極めて高いです。
ですが、上記のような気持ちを持っていけば学部でも合格できる可能性は十分にあります。
<助言>
ゆきさんは今はまだ中学生です。
大いに学生生活を楽しみながら、
「自分が先生になる時には、こういった理想を持った教師になりたい」というものを
持ち、考えながら生活をしてみてください。
そうすれば、現実的に「教員採用試験」に立ち向かうことになった時にも
初心を忘れることなく向かっていけることと思いますよ。
こんにちは。修士というのは免許ではなくて「学歴」にあたるものです。
大学を卒業すると「学士」。
その後、大学院は通常、修士課程と、その上に博士課程というのがあります。
大学院の修士課程を卒業すると「修士」になります。
さらに、博士課程に進んで卒業すると「博士」になります。
お医者さんは、ホームページなどで「医学博士」と紹介されていますね。これは、お医者さんは医学部の博士課程を修了(卒業)したということです。
例えば教育学部だと、修士課程は2年間ですね。
もしも、大学にストレートに入学して留年もしなければ、24歳で修士課程を卒業できます。