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回答・コメントする(No.1720)
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30歳からの教員志望
[Q] すいません、僕は今年で30歳になるのですが質問させてください。
僕は高卒で今まで教育とは別の業種で働いてきましたが、
思うところがあって、今から中学教師(社会)を目指そうと思います。
そこで色々調べてみたのですが、色々と分からないことも出てきました。
僕が今から大学に行って教員採用試験を受ける頃には35歳になってると思うのですが、採用条件で年齢制限はあるのでしょうか?
また僕のように30歳からこういう道を目指すことは
やはり無謀なのでしょうか?
具体的なアドバイスなどがありましたらよろしくお願いします。
随分前の情報ですみません。私の住む県で「採用年度に30歳の誕生日を迎える者」という条件だった頃、東京都では35歳までだったと記憶します。全国一律ではないようなので、よく調べてみてはいかがでしょうか。
また、ずっと教職についている人ではできない発想や生徒との新しいかかわりができる可能性は、教職とは違う仕事をした経験を持っておられる方のほうが高いと私は思います。おせっかいですが「人間性」これがとても大切だと思います。具体的でなくてすみません。
かずさん、こんにちは。
はじめまして。まいけるです。
教員免許に関する「1種免許」について説明をします。
「小学校の先生」(幼稚園・中高も同様です)になる為には免許制度は現在3つあります。
一つは「2種免許」、一つは「1種免許」、そしてもう一つは「専修免許」です。
1.「2種免許」は短期大学(部)卒業で所定の単位を取れば取得できるものです。
ただ、現実的な問題として、現在のこの高学歴志向の状況では「2種取得者」が
教員採用試験に合格することはきわめて難しくなっています。以下にその理由を記します。
従って、最低、実際に教員になるためには、免許は「1種」からと思った方が無難です。
(幼稚園の場合はまだ「2種」でも大丈夫です。むしろ「2種」が主流です。)
2.「1種」は4年制大学で所定の単位を取れば取得できるものです。
(小中は「1種」が、ある程度は主流です。)
ただ、現実的な問題として、これも普通に勉強をすれば免状は出ますが、
現在のこの高学歴志向の状況、及び全国的にはまだまだ好景気とはいえないご時勢に
おいて、教員採用試験に合格することはきわめて難しいことです。
一例として、静岡では小学校の倍率は50-60倍と言われています。
一方、北海道では小学校は10倍以下です。地域によってもこの倍率は異なってきます。
学部生の時点で現役合格をするためには、3年次くらいからの採用試験への取り組みは
必須でしょう。
ある意味大学受験よりも厳しいハードルと考えた方がよいと思います。
(東大受験でも、最高で「3-4倍」程度なのです。)
3.そして「専修」は大学院に行って所定の単位を取れば取得できるものです。
(高校の場合は、今は最初から「専修」が主流になってきていましょう。)
「専修」を取る利点としては、学部時代よりもより専門的、実践的な勉強をすることが
でき、授業実践にも深みを帯びさせることができるようになるということです。
2年間更に勉強をしている分、採用試験への取り組みも深まっていることから、
受験には合格しやすくはなるでしょう。
また、将来的に管理職(校長・教頭)になるためにはこの「専修」免許を持っている者が
条件となります。
ただし、現実的な問題として、大学院に進んだとしても、それで採用試験が受かりやすく
なるかどうかというのは別の問題です。場合によっては、学部時代での採用試験で落ちた
ので、その「場つなぎ」的な気持ちで大学院に進学する者も少なからずいるということで、
より専門性を深めたいという強い意志からの進学でなければ、
単に「就職浪人生」と変わらなくなります。
<まとめ>
要はいかに教員になるということに対して情熱があるか、
更にいかに「採用試験」に対する出題傾向を調べて、
それに対して取り組んでいけるかが勝負です。
教員採用試験の倍率は正直、現在極めて高いです。
ですが、上記のような気持ちを持っていけば学部でも合格できる可能性は十分にあります。
<助言>
かずさん、大いに単位取得の生活を楽しみながら、
「自分が先生になる時には、こういった理想を持った教師になりたい」というものを
持ち、考えながら生活をしてみてください。
社会人経験は大いに生かされます。
そうすれば、現実的に「教員採用試験」に立ち向かうことになった時にも
初心を忘れることなく向かっていけることと思いますよ。
はじめまして
私は教員免許を持っていましたが、28歳になってから教員を目指し、現在30歳です。小学校の補助をしている時、偶然お話をいただき、今は中学校の講師をしています。無謀ではないと思います。遠い昔(笑)ですが、教育実習の際の教官は、30歳過ぎてからなったという話も聞きました。
みなさん書いていますが、地方によって、年齢制限のあるところもあるし、問題の傾向も違います。情報を手に入れるには、「教員養成セミナー」などは役に立つと思いますよ。
私も社会科です。採用はなかなか厳しいですが、校長先生のお話だと、世代のバランスをとるために、比較的30代くらいの採用はあるそうです(私の県だけかもしれませんが)。私も昨年は1次試験に合格できました。がんばればできないことはないと思いますよ。教育実習の際の教官は、社会科という科目は、教えていく上で別の業種の経験も役に立っていると話をしてくださりました。「幅が広い」「引き出しがたくさんある」ことはどんな科目の教員でも必要なことだと思います。他の業種を経験しておくと、一般的な常識からもはずれませんし(笑)。私も別業種で働いていたので「こんなんで許されるのかなぁ?一般企業じゃ許されないぞ!」と思うことがありますから。
小学校の免許を取れるようでしたら、取ったほうが良いです。これからは小中の交流がもっと盛んになっていきます。私の中学にも養護学校や小学校を経験している先生も多いです。どちらも持っていたほうが、受かりやすいです。例えば、小学校で受験し、合格した後、中学校に移動願いを出したほうが、中学社会で受かるよりは可能性が高いです。(私は小学校免許がないので、取得するよう勧められています)
大変だとは思いますが、がんばってください。
結論から言うと、けっして無謀なことはありません。年齢制限はある程度はありますが、あなたの年齢では大丈夫です。年齢制限については受けたい県の教育委員会に問い合わせて下さい。あなたもご存じのように最近の学校現場は大変です。特に公立中学校はすごく大変です。社会人で、意欲的な人は逆に歓迎されますよ。意欲と覚悟をもって望んだら、道は開けると思います。
こん○○は。デリと申します。中学校の数学教師です。
現場は現在、大混乱の状況に陥っている学校だらけだと個人的には思っています。
そんな中、志高く、教師を目指して奮起された勇気に敬服するとともに、
やる気のある仲間が一人でも増えることには大いに期待します。
教員免許には、専修、一種、二種があり、
それぞれ、大学院卒、4年制大学、短大及び通信という方法で取得できると記憶しています。
社会人に対して、枠を広げる動きは確かにありますが、
それでも、できるだけ若いうちの挑戦がいいと思います。
というのも、採用されて1年ないし3年間は、「条件付採用」という身分で、
研修を重ねながら教員としての仕事をこなしていくわけです。
特に、初めてクラスを持った場合、最初の1年は精神的にも体力的にも大変負担が大きく、
ご自身の健康や人生設計を犠牲にせざるを得ない部分が大きいと思います。
そうした条件から、最初は二種でもいいから、とにかく免許を取得し、
取得したら講師でもいから、まずは現場に入り、現場を知る。
講師をしながら採用試験の勉強をするのは至難の業ですが、
教師という職、教員という職場、学校の内情を知ることは、損ではないでしょう。
採用されてしまえば、後から「認定講習」あるいは通信などの研修制度を使って、
一種免許を取得することもできます。
ちなみに、一種と二種の違いは、昇進に関わる程度(教頭や校長など)と考えてください。
教科の件で、アドバイスがありましたが私も同感です。
教科を選ぶ余裕があるなら、倍率の低い教科を軸に考えるのは得策です。
以下は、福岡市の情報です。ご参考に。
講師は登録制で、H19年度の講師採用については、面接を含む試験がすでに実施されている。
35歳までが、採用試験の上限である。
一次はペーパーのほか、集団討論をいれる年もあった。二次でも専門教科のペーパー、面接、水泳、模擬授業など行っている。
例年、国語、社会、英語の倍率が高い。
昨年度は、英語については、語学レベルの高い者が採用されやすかった。
では、熟考と健闘を祈ります!
やっさんさん丁寧で具体的な回答をありがとうございます。
なるほど、教科の件はそういった事情があるのですね。
僕は理科・数学は得意ではありませんが苦手でもありません。
一生懸命努力して理科・数学も目指してみようと思います。
採用のチャンスを増やせるように頑張ってみます。
こういう事情は調べても分かりづらいのでとても助かります。
小学校の教員免状は音楽と体育があるので難しいかなと思っていますが、
子供もすごく好きなので出来るだけの事はやるつもりです。
やっさんさんのアドバイスは大変参考になりましたし、力になりました。
これから長い道のりですが少しずつ頑張っていきます。
本当にありがとうございました。
かずさん、まずは「頑張って」とエールを送ります。
ms06fzsさんと基本的には同じ姿勢です。確固たる信念があれば、最終的には教員になれると思います。
まずは年齢制限ですが、静岡や東北はまったくなしです。あとは35歳、36歳など都道府県によってまちまちです。ですが、社会人選抜というのをやっているところがあり、条件はいろいろですが、試験は面接と小論文のみ、など一般の試験よりは、ハードルが低いところもあります。これらも検討してみてください。
次に教科ですが、中学校では「社会」というのは、免状を持っている人が多く、採用試験もかなりの高倍率です。よって、実際、相当に難しいと思われます。ですから、もし教科にこだわりがないのであれば、「理科」「数学」も視野にいれてはいかがでしょうか。これらはどこでも採用されやすいです。苦手意識があるかもしれませんが、私も今年「数学」の免状をとりました。「英語」を持っているのですが、「英語」も「社会」同様、どこでも倍率が高いのでかなり採用は難しいです。もし、やる気まんまんで、チャレンジする気持ちがあれば、「理科」「数学」をお勧めします。
あと可能であれば、小学校の教員免状も取っておけば、鬼に金棒です。
MS06FZSさん、早速の回答ありがとうございます。
僕が把握しづらかった情報も分かりやすく解説していただき、助かりました。
本格的に始動するに当たり、とても有用な情報になりました。
また、MS06FZSさんが実際に教職に就かれてることもあり、現状に則したアドバイスもとても参考になるました。
その上色々と苦悩を察していただいて、それも踏まえた応援をしていただき、
とても勇気付けられました。
きっとMS06FZSさんはすばらしい先生なのだろうなと思います。
僕もこれからMS06FZSさんのようなすばらしい先生を目指して頑張ります。
本当にありがとうございました。
何度も顔を出すMS06FZSです。うるさくてすみません。お節介焼きのおじさんです。
かずさん、初めまして。私も不惑の歳となりますが、新しい事にチャレンジする貴兄の気概に心より賛辞を申し上げます。
採用条件の年齢の件は大丈夫のはずです。昔(私が教員になったころ)は確か30代後半あたりが上限だったかと記憶しています。しかし近年教員採用試験は社会人(つまり異業種経験者)を広範に採用するようになっており、上限もかなり引き上げられているはずです。詳細は各都道府県の教育庁(教育委員会の事務局)のHP等にアクセスすれば少なくとも前年度のものはわかります。
年齢的に若い人たちと比較すれば、そろそろ頭が硬くなってきている分だけ採用試験の丸暗記勉強については不利でしょう。しかし社会人として今まで(おそらく10年以上)積み上げてきた人生経験と知識の総合力は、若い彼らに遅れを取るとは思えません。それに教員になろうとする意思の強固さは年齢分だけ上回っているはずです。
採用後はあまりにも浮世離れした雰囲気があり、学校の現場ではとまどうかも知れません。別の職種だった人がこの業界に入ると必ずぶつかることだと思います。私も未だに慣れないところがあるくらいです。しかし学校から直接教育現場に入り、純粋培養されてきた人たちとは違う雰囲気が必ず生徒に伝わります。その雰囲気はなににも変えがたい貴兄の強みとなることでしょう。30歳を超えてチャレンジした志は現場でも活かされることでしょう。
具体的アドバイスを。勉強時間は学生とは違い、なかなかとれないかと思います。採用試験はまず1次の足切りが学力試験の点数でやられてしまいますので、どんな人間的魅力があっても先に進めません。最低限度学生に負けない知識や文章構成力をつける必要があります。大変でしょうが受験勉強と同じで、やる気さえ続けばそれほど難しくはないと思います。
貴兄のようなチャレンジ精神に富む社会経験の豊富な先生に接することのできる生徒は幸せです。かならず目標を達成してください。陰ながら応援しています。