HOME > もっと教えて!フォーラム > エンターテイメントの中心「音楽・映画・ダンス・ステージ」の仕事 > 回答・コメントする(No.2003)
もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.2003)
-
いつも、子どもたちの疑問にお答えいただき誠にありがとうございます。
13hw編集部より、ご回答くださる際のポリシーに関するお願いです。
-
回答は、基本的には、その職業の方(または経験者、相応の知識を有する方など)にお願いしております。
しかしながら、なかなか回答のつかない質問もあります。
投稿されてから2週間経っても回答がつかない質問に関しましては、職業などに関係なく、ご回答のご協力をお願いしたいと考えております。 -
白書の皆様におかれましては、貴重な時間を割き、子どもたちの質問に丁寧にお答えくださったり、叱咤激励してくださって誠に感謝しております。
このようなお願いをするのは大変恐縮なのですが、勇気を出してこのサイトに質問を投稿してくれた子ども達に、よりよい情報を提供したいと考える当サイトの運営ポリシーをご理解・ご了承いただけますと幸いです。
学科選びに悩んでいます
[Q] はじめまして!大学について迷っているので質問させていただきます。
私は音響エンジニアを目指しているのですがどのような学科に行けば良いのでしょうか?自分で調べてみたのですがいろいろありすぎてよくわかりません…誰か教えていただけませんか?
書き込みありがとうございます。本当に丁寧に教えてくださってありがとうございました!いろいろな学科があるのですね。舞台学科にも興味がわきました!自分でもいろいろと調べて決めていきたいと思います。
本当にありがとうございました!
返答が遅くなりました。舞台コースと書きましたが、最近学科再編があり、今年入学した人の年代から、ちゃんと一つの学科になりました。舞台学科ということになります。大学内の複数あるなかの学科の一つです。(それまでは映像コースと合わせて一つの学科でした)
しかしこの学科は音響のみを学べる学科ではなく、基本的には舞台作品を作ることへと向かっています。舞台作品を作る上で、必要な照明、音響、舞台監督、演出、制作、俳優、ダンサー(この大学の特色としてコンテンポラリーダンスが主です)など様々な必要要素があり、それを自分たちで企画を立て、制作することやスタッフワークなどを、公演を行うごとに身につけていくことになります。(授業で現役の演出家、ダンサーの方に演出よる公演もいくつかありますが、ほとんどが学生が企画立案したものによる上演が多いので、その公演により、技術等をみにつけていく形です)
スタッフワークにおいては一応スタッフワークの授業があるのですが、そんなに数はありません。しかし吸収しようという意欲があれば、大学内にある劇場に専属のプロのスタッフさんがいて、いつでも聞く事ができます。そしてやっぱり大事なのは人との繋がりです。特にスタッフは人伝いに仕事の話(スタッフとして呼ばれる事)があることが多く、次につなげていく事で、自分の経験値と技術面があがっていくように思います。私の友だちは、学外の小屋(小さい劇場、又は劇場全般のことを言います)に自分でアプローチして手伝いに行き、次の活動に繋がる人脈と技術を増やしていっていました。
こんな感じでしょうか。もしこの学科に興味をお持ちなら、ネット検索で多分でるので、興味あったら調べてみてください。
質問に答えていただきありがとうございます!いろいろと参考になりました。
私は音響系統のことに興味を持っていて音響エンジニアがいい!と決めているわけではないので、てんさんのアドバイスを参考にして舞台コースに行くのもいいかな、と思いました。舞台コースというのは、そういう名前のコースがあるのですか?
お忙しいところすいませんが良かったら教えていただけませんか?
私は現在、大学で舞台の学科にいます。直接音響エンジニアという職業に結びつく授業はないのですが、音響で使うミキサーやアンプやスピーカーなどは同じものを使っているとは思います。それぞれの使い方や専門的な知識は自分で吸収しようと思った分だけ吸収できる環境ではあると思います。私も今卒業後の事を考えていて、音響エンジニアという仕事に興味を持っているのですが、調べてみたところ、音響系の専門学校を出てからライブツアーなどを仕事とする会社に入社して、3年〜4、5年の下積み?(機材の種類とか使い方とかを覚えたりする期間だと思われます)を経ていき、いづれ一人前になれる、、というようなことでした。
なのでまずはその職業について詳しく調べてみて、そして本当に音響エンジニアという仕事をやりたいのかを考えてみて、行動をした方がいいのかもしれません。ちなみに、音響エンジニアへ直接結びつく事を勉強できるのは、大学というより専門学校かもしれません。(そういう大学はあまり聞いた事がないように思います)また、インターネットで調べて見ると分かると思うのですが、そういった専門学校を出ていなくても、全く未経験であってもそういう会社へ入社できる、というのもあるようです。(つまり高校卒業の状態で入社出来るということでしょうか)他にもその会社のアルバイトから始めて、社員になる(音響エンジニアを目指していける)という道もあるそうです。
もし漠然と”音響”系統の事に興味をお持ちなら、例えば私のように舞台コースのある大学に入ってやってみるのも手かもしれません。音響エンジニア、もうこれしかない!と決めきれているのなら専門学校へ行ってその興味と向き合うのもまた
一つの手でしょう。音響や音への興味を広く持っておられるのであれば、沢山の種類の職業や生き方があるのではないか、という事も一つアドバイス出来ることだと思います。
音響といっても、映画の音声を録音する人(テレビ局にもまた別な仕事としてあります)、でき上がった映像作品に効果音をいれていく人、舞台の音響プラン・オペレーションをする人、音楽を作る人(作曲する人)などなど様々な仕事があります。もしもまだ悩んでいる要素があるのならば、こういった仕事を探してみるのも視野が広がっていいかもしれません。また、もしすでにもう心が決まっていたとしても、視野を広く持ち、他の業界や仕事を知ってみるのも、あなたの経験値として役に立っていくはずです。