HOME > もっと教えて!フォーラム > エンターテイメントの中心「音楽・映画・ダンス・ステージ」の仕事 > 回答・コメントする(No.2027)

もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.2027)

いつも、子どもたちの疑問にお答えいただき誠にありがとうございます。
13hw編集部より、ご回答くださる際のポリシーに関するお願いです。
 
  • 回答は、基本的には、その職業の方(または経験者、相応の知識を有する方など)にお願いしております。
    しかしながら、なかなか回答のつかない質問もあります。
    投稿されてから2週間経っても回答がつかない質問に関しましては、職業などに関係なく、ご回答のご協力をお願いしたいと考えております。
  •  
  • 白書の皆様におかれましては、貴重な時間を割き、子どもたちの質問に丁寧にお答えくださったり、叱咤激励してくださって誠に感謝しております。
    このようなお願いをするのは大変恐縮なのですが、勇気を出してこのサイトに質問を投稿してくれた子ども達に、よりよい情報を提供したいと考える当サイトの運営ポリシーをご理解・ご了承いただけますと幸いです。

もっと教えて!フォーラム 質問 ミュージシャン

2007/06/17 12:42  白狐さん[中学生・男]

[Q] 僕は今中学3年生です。
今まで、勉強ができるにこしたことはないと、小学校の頃から、かなり一生懸命やってきて、そこそこできるほうです。
なりたいものがはっきりしていなかったので、とにかく、選択肢が広がればなと。
なるとしたら、とにかく収入が多く、社会的地位と名誉も高くと、少し周りと違う目標を持っていたわけです。。

しかし、最近、とても音楽を仕事にしたいと、強く思うようになったのです。
初めは、TVに出ているようなミュージシャンを見ながら、『かっこいいなあ。こんな風になれたらなあ。』ぐらいの、ただの憧れにしかすぎなかったのですが、収入とか関係なしに、やってて楽しい、やりがいのある仕事で生きていけたら。。
それに、音楽は、作品として、残るじゃないですか。
自分が死んでも、すばらしい作品なら、流行とか関係なしに、未来にもそれを聞いてくれる人がいると思うんです。
すごいことだと思います。

だから僕は、ミュージシャンになりたいッ!!

といっても、音符も読めないぐらい、音楽の知識も技術も、全くといっていいぐらいにありません。

しかし、ホントに真剣なんです。
今までこんなに将来の事で、強く願いを持ったことはありません。

TVにでるくらいの有名な人たちはみんな、ホントに小さなころから、例えばピアノとか、とにかく、なにかしら音楽に触れていた人がほとんどだと思います。
そのぐらい、小さいころから努力していないと、音感とか、作詞、作曲の神的な力は身につかないということはわかります。

とくに厳しい音楽の世界。15歳で全くの未経験なんて‥ ‥

でも、ホントに、真剣なんです。
努力は、どんだけでもするつもりです。
まずはピアノを始めようと思います。
この年で一からなんて、恥ずかしいし馬鹿って思われるかもしれないけど、毎日一睡もしないで、ピアノを弾きつづけることだって、本気でするつもりです。
もちろん、勉強もですが。

こんな僕に、具体的に何を頑張っていくべきか。
ホントに詳しく教えてくださる方、みえないでしょうか??

職業として現在やっている方、もしくはなろうと努力している方から見て、無謀であると思われるのであれば、そういった意見もはっきり言っていただきたいです。。。

僕の希望は、そうたやすく変えれるものではありませんが。。。

[A.1]

やったことないのにやってて楽しいとか、
それは思い込みだと思いますよ。(いや、思い込みも大事なんだが)

それに後世に名を残すなら、
ミュージシャンより政治家のほうが楽ですよ。
市長でもすくなくとも市役所の名簿には残り続けますが、
無名ミュージシャンは野垂れ死にですからね。

それに、いい作品だから残るというのは結果でしかないから、
その結果をつくるプロセス、順番を考えたほうがいいでしょう。

どうやってそんなすごい曲をつくるのか。

僕は会社員をしながら音楽をしていますが、
だいたいいいな~この曲とおもうのができるときって、
集中してセッションしたりしているときに、
ほとんど偶然的にできるものなので、
もしそういう曲が作りたいならそれ相応のテクニックやセンスが必要です。

ちなみに私は24歳ですが、20歳から楽器をきちんと始めました。
だから15歳という年齢は何の関係もありません。

不安なのはわかりますが、
ミュージシャンになりたかったら、
まず演奏をすることです。
そして、いきなりソロみたいな高いハードルをみないで、
ピアノだったらコードをCFGくらい覚えて、
引き続けることです。

そのうち、じぶんのカッコいいと思うフレーズがでてきたら、
それを音に変えていく「作業」をするだけです。

とにかく、順番だてて、一つずつできるようになる以外に方法はないので、
15歳で楽器を触れる環境にあるなら、すぐにでも演奏をはじめるのが一番の近道です。