こなたさん初めまして。
公務員へのインタビューということで、回答をさせていただきます。
私の場合はやや一般行政職と毛色が違うので参考になるかは分かりませんが…。

①職業名
　専門職採用の一般行政職
（採用枠は専門職でしたが、現在の職種区分は一般行政となっています。）

②なぜその仕事を選びましたか
　福祉の分野は病院や施設など多岐に渡りますが、行政の方が住民（対象者）への援助や啓発活動、管内の福祉施策を広い意味で考えられると思ったから。

③その仕事に就くためにどんな訓練（資格）、勉強が必要でしたか
　精神保健福祉士という国家資格。

④仕事が難しいと感じる時は
　対象者の生活を援助する際、自分の経験の浅さから良い支援方法が思い浮かばなかった時など。

⑤仕事に喜びや誇りを感じる時は
　対象者やその家族から感謝された時、その対象者が自分らしく生きている姿を見ることができた時。

⑥仕事を模索中の高校生へのアドバイスがあれば
　福祉系へ進学しようと思っている方（社会福祉士や精神保健福祉士になりたいと思う方）なら最近は採用する自治体も増えてきていますので選択肢の一つとして行政も考えられると思います。
　福祉関係は対人サービスが第一となります。福祉だけではなく、キャパの広いワーカーとなれるよう様々な経験を積んでください。

①海上保安官

②高校の三者面談後の家族との話し合いにより、海に係わる仕事を勧められたから。

③海上保安学校の場合、船舶運航システム課程であれば国家Ⅲ種程度の知力。それ以外の課程だと理系教科の試験があります。
　海上保安大学校の場合、10年前当時にはなりますが偏差値で大体65程度。教養試験の他学科試験として、数学はＩ、Ⅱ、A、B（数列、ベクトルの分野に限る）、英語はＩ、Ⅱ、リーディング、ライティング、物理または化学を選択となるので、理系教科は必須。
　いずれの場合でも、作文試験、人物試験、体力試験があります。
　詳細は、丁度今学生募集中ですので、海上保安庁のHP（http://www.kaiho.mlit.go.jp/saiyou/bosyu/)をご覧になられてはいかがでしょう。

④公務員に限らず、殆どの職業共通していますが、人や自然を相手にした仕事ですから、自分のリズムで働くことはとても難しいですね。
　特に現場業務においては海難も犯罪も時期を選んだり、待ったりしてくれません。

⑤やはりといいますか、海難救助した方が助かった時ですね。

⑥今は「海猿」「トッキュー！！」などでクローズアップされていますが、人助けだけの仕事ではありません。
　海上法令違反の取締、事件事故の捜査も重要な業務ですし、それ以外にも、採用時に決まりますが海図作成、灯台等灯浮標の保守管理といったものも。勿論、ひとつの庁ですので、総務経理などのセクションもありと、仕事場所は陸海空あり、仕事は非常に多岐に渡ります。
　更に、比較的転勤も多いことからも、公私においてバイタリティが求められる仕事です。

　最後に、おせっかいだとは重々分かっておりますが書きますね。
　トピックの立った時間からの話ですが、早く寝るように頑張りましょう。海上保安官に限らず殆どの仕事は体力ありきです。
　人間の成長するのは夜中というのが一般的になっているようですし、成長が止まるまでは、体づくりの観点からも早寝早起きが良いですよ。
　ちなみに、海上保安官採用試験は課程にもよりますが、身長・体重・視力・色覚・聴覚などに不合格基準があります。

　こんな感じでいかがでしょう。