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回答・コメントする(No.3881)
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音楽とパソコン
[Q] こんにちは、はじめまして。
パソコンを使った音楽関係の仕事は、どのようなものがあるのでしょうか。
知っている限り教えていただければ嬉しいのですが…。
よろしくお願いします。
再度質問に答えていただき、ありがとうございます。
もう進路を決めなければいけないという時期なのに、大学や仕事についての知識も経験も全然なくて焦ってきているので本当に助かります。
また、わからないこと等があったら書き込みます。
ありがとうございました。
私は音楽に関しては門外漢だという前提で。
音響という仕事はよく知らないのですが、他の人の声や演奏を、調整する仕事ですよね?
サウンドコンポーザーは、音楽を「作曲」する仕事になります。
ですので、音響の仕事とは、全然ちがうものだと思います。
作曲家ですので、必要なスキルは、作曲のスキルです。
また、ゲーム音楽の場合、メロディラインだけというわけにはいかないので、
編曲のスキルも同時に必要になってきます。
こういった知識を、独学で学ぶのか、音大などで学ぶのか、専門学校で学ぶのか
それについては、ごめんなさい、わかりません。
PCのソフトですが、パソコンで音楽を演奏するのをDTM(Desktop Music)と呼びます。
ですので、「DTM」とか「DTMソフト」で検索するといいでしょう。
特に、楽譜を入力するソフトを「ミュージックシーケンサー」といいますので、
これで調べてみるとよいかと思います。
実際の仕事でよく使われているシーケンサーについては、言及をさけますね。
空色さんは、まだ「DTMってなんだろう?」ってレベルでしょうから、
高価なソフトを買うのではなく、まずはフリー(無料)ウェアのシーケンサーを
さわってみるのがよいと思います。フリーウェアのシーケンサーもいろいろありますが、
「Cherry」というフリーウェアがおすすめです。
仕事にするのなら、いい音源が必要ですが、とりあえずは、今のPCに入っている
MIDI音源でいいと思います。
DTMについて、今から学んでおくことは必須ではないと思うのですが、
実際に仕事でやっていることと同じ作業をしてみることで、
その面白さ(あるいは面白くなさ)とかを知ることは、役に立つと思います。
まあ、どちらにせよ、作曲できることが一番大事ですね。
まこさん、丁寧なご回答ありがとうございます。
サウンドコンポーザー…、全然聞いたことなかったので参考になります。
やっぱり音響などとは違うのでしょうか…?
知っていたらで良いのですが、そっちの道に進むために知っておいた方が良い知識や、PCソフト等はありますか?高校生のわりに、全然無知なもので…。
では、失礼します。
こんにちは、空色さん。
私はゲーム業界で働いているので、ゲームの音楽をつくる人について説明しますね。
家庭用ゲーム機や、パソコンゲームのBGMは、パソコンを使ってつくられることが
ほとんどです。
というのが、パソコンで、データの形で作ったほうが、ゲームに組み込みやすく、
データのサイズを小さくできるからです。
最近は、技術もハードも進化したために、楽器で生演奏したものを音声データにし、
それをゲームで使うのも難しくなくなりましたが、
今でも、パソコンを使ってつくるほうが主流です(コストも安い)。
さて、そうやってゲーム音楽を作る人を、私は「サウンドさん」と呼んでいましたが、
「サウンドコンポーザー」とかいうのが正しいみたいです。
ゲームは、多くのスタッフが、一緒になって作っているイメージがありますが、
実は「サウンドさん」は輪の外にいることが多いです。
多くのゲーム会社では、サウンド担当を持たず、専門の会社に外注に出しますし、
サウンドの部署がある会社も、ゲームにそれぞれサウンドの担当を置くのではなく、
その会社のゲームのサウンドを、すべて引き受けるパターンが多いように思います。
というのが、サウンドの仕事は、ゲーム作り全体に比べると、短いので、
ほかのどのパートより先に仕事がおわってしまいます。
ですので、外注に出したり、複数のゲームをうけもったほうが能率がいいのです。
曲をつくってしまえば、サウンドの仕事はほぼ終わりです。
実際にゲームに組み込んだり、ゲームの場面にあわせてBGMをかえたりするのは、
主にプランナーとかスクリプターと呼ばれる人の仕事になります。
そんなわけで、ゲームを作っていても、サウンドさんの姿を見ることは少ないです。
会社の外にいたり、サウンド専用のフロアにいたりします。
ですので、サウンドさんが実際にどんな仕事をしているかは、実はあまりしりません。
以前は、サウンドの仕事をするには、マッキントッシュ必須でした。
今では、Windowsでも、いいサウンドのプログラムがあるようです。
サウンドの仕事は結局は作曲家と一緒だと思います。
ただ、自然なループ(繰り返し)になっていることが求められたり、
ゲームを遊んでいていきなり大きい音量になってビックリしないようにしたり、
ゲーム音楽ならではの制約はあります。
あと、私はゲームデザイナーやシナリオライターの立場で、音楽を発注するのですが、
ゲームのキャラクターのテーマ曲を発注するとき色々困ります。
困ったあげくに「“ライバル”という感じの音楽で」というように、
意味不明な発注をしたりするのですが、驚くことに、曲ができてみると、
「ライバル」という感じの、キャラクターにピッタリのものになっていたりします。
発注の意図をうまくよみとって、イメージピッタリのものを作れるのは、
職人の技だと感心してしまいました。
と、いうわけで、知っている限りならべてみました。