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回答・コメントする(No.3919)
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シャチのトレーナー
[Q] こんにちわ!!
高校1年生の瑠璃嘉です(。∀。)⊃
シャチが小学校のころから・・・・
大好きです☆
[u]シャチのトレーナー[/u]になりたいと★
思っているにですが・・・
どうすればなれるのか全然わかりません・汗
教えてください。
コメントをくださった・・・
岩元伸介さん・マサキ・フィールドさん
ありがとうございました。
IDやパスが分からなくなり・・・:汗
新しくやってきました。
テストなど・・いろいろあったので
お礼が遅くなりすいません。
私が知っている知識と・・・教えてくださった
知識を合わせて将来の夢の知識に
たしていきたいと思います。
わたしの夢は皆さんに支えられています。
ありがとうございます。
岩元伸介さん・マサキ・フィールドさん
知っておいてほしいことがあります。
水族館にいるシャチは、野生のシャチを捕まえて来たものがほとんどです。
水族館で生まれた子もいますが、まだ少ないです。
捕まえる時は、漁師がシャチの家族全体を入り江に追い込んで、
若いシャチを選んで、水族館に売ります。
シャチはとても頭がよく、家族で一生を過ごす動物なので、
中には家族と離れたショックのため、そのまま死んでしまうものもいます。
ふつうの野生のシャチでも、お母さんが死んでしまうと、
息子(たとえ大人になっていても)はすっかり傷ついてしまい、ごはんを食べること
もできずに死んでしまう確率が、とても高いのです。
シャチはそれだけ家族を愛している動物です。
30年前に捕まり水族館に売られた子がいます。
そのシャチはアメリカの水族館で今でも生きていますが、
子供をとられたお母さんのほうは、その子が今でも生きていることを知らないまま、
数年前に死んでしまいました。
水族館のシャチは、ごはんを食べるために芸をします。
シャチは友達がいないと精神的に弱ってしまうので、
仲間のシャチがいなければ、人間をかわりに友達にして仲良くしてくれます。
しかし、水族館で働くにしても、以上のようなことを知った上で、
いま、目の前にいるシャチがどこから来たのか、
海で誰と一緒に過ごしていたのか、
どうして人間と仲良くしてくれるのか、
考えて仕事をしたいです。
また、現在日本の水族館で、シャチが暮らしている状況は、
決していいものではありません。
せまいプールでは満足に泳げず、ぐるぐる回るのが精一杯で、
オスの、高い背びれは倒れてしまいます。
ごはんも、お金がかかるので、海で食べている生きた魚やイルカとは違い、
主に冷凍のサバを解凍したものを食べています。
ですから、お腹を悪くして死んでしまうシャチも、なかにはいます。
もし水族館で働くのでしたら、こういった状況を少しでも変えられるように、
人間のわがままのために、閉じ込められたまま一生を終えるのですから、
少しでも広い空間と、少しでも生きのいい、新鮮なえさを食べられるように
自分の一生を犠牲にして水族館にいてくれているシャチのために、
努力し、愛し、責任をもって会えてよかった。と思ってもらえるように
がんばります。

るりか さんへ
動物を心から愛するあなたの大自然へのその熱い情熱と眼差しには本当に感激を覚えます。
私は自宅でモモンガ(哺乳類)を飼育している者です。
夜行性ですので、昼間はほとんど眠っているのですが暗くなると金網がカタカタ鳴って飛び回っているのを扉の隙間から薄暗い玄関の方を眺めているのが、毎晩楽しくて仕方がありません(あと、まず鳴きません)。
おっと、つい余談が長くなりましたが、シャチのトレーナーになりたいとの事のようですから、せっかくのご縁ですので私の親戚の話をしたいかと存じます。
某水族館となりのレストランでアルバイトをしていた彼は、現在水族館の施設を維持、管理する仕事をしている訳なのですが、それまでは水族館の施設となりにあるレストランでアルバイトとして厨房で働いていたのが、どうしてもイルカをしつけて見たくなったと館長さんに自ら直談判をしてみた所、レストランで働くのをやめて今後数年間に渡りうちの水族館で複数年に渡って後継者の教育も含めて働く事を条件に、推薦状を書いて貰ってほぼまるっと1年間かけてイルカの生態系と寝食を共にする機会が巡って来た時の話題になります。
勿論、その間はその施設で働かせて貰いながらの受講内容にかなりへとへとになっていたとの事ですよ、実際には他の生き物達のお世話もしなければならなかったようです。
当然、イルカも哺乳類ですから出産となれば夜通し立ち会う事もあったそうで、それはそれは新しい生命が誕生しようかとするまさに感動ものだったと聴きます。
るりかさんは現在高校生ですから、卒業後にもう一度水産高校を受験したり水産に関する専門学校へ入学をご検討された事はございますか。
ここではほぼ全ての海上での動植物の生態系を心ゆくまで学ぶ事ができるのと、間違いがなければクジラの仲間でもあるシャチの生態系だって学べるはずです。
あとは、彼と同じ様にもう一度水族館等に就職をして初めからトレーナ-のみを目指す訳ではなく、実際には水族館全般的な業務をほぼ全般的にこなす事が出来て、その延長線上としてシャチのトレーナーと言う業務があると言う形となるみたいですと申しますかそうなっているとの事でした。
あとは、そうですね、るりかさんは水泳はお好きですか。
シャチやイルカ達を泳がせるプールの中でしつける際に実際に係員が潜る事もあるとの事ですから、水中に潜ったり泳いだりする事が苦手な場合はトレーナーとしては不向きのようです。
自分色が1日も早くみつかるといいですね、そのお心がけがあればきっとシャチの仲間達とコミュニケーションが取れる日がさほど遠くないのかも知れませんよ。
一度ショーを行っている所の飼育員さんに直談判してみてはいかがでしょうか、彼のように水族館でそのまま職員になれてしまうと言う絶好の機会が巡ってくるかもしれません。

るりかさん、こんにちは。
私にもどうすればなれるのか全然分かりません。
シャチが好きであれば、お気に入りの水族館はありませんか?シャチのいる水族館に行って、そこのスタッフの方にどうやってトレーナーになったのか直接聞いてみてはいかがでしょうか?無責任な回答ですみません。