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回答・コメントする(No.3987)

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もっと教えて!フォーラム 質問 編集者になるためには・・・?

2008/05/04 06:30  凛さん[高校生・女]

[Q] はじめまして。
高校2年生の凛と申します。

私は中学の時から雑誌編集者や雑誌ライターに憧れていて、将来そういった仕事に就きたいと考えています。
いろいろな人から、マスコミの仕事に文理は関係ないと言われたので、今興味のある化学を学べる特別理科コースを選択しました。

私は芸能かファッションに関する記事を書きたいのですが、このまま理学部などに進学しても、芸能やファッション雑誌の編集やライターの仕事に就くことは可能でしょうか?

理学部などでは難しいのであれば、経済学部などへの文転進学も考えています。

2008/05/18 02:52  凛さん[高校生・女]
[A.4]

いちこさん、ムクさん、トミーさん丁寧な回答ありがとうございました!
お礼が遅くなってしまって申し訳ありません。
テスト週間だったもので...。

やはり、学校の勉強よりも自分自身の努力と勉強のほうが大切なんですね。
これから、理系のコースでいろいろな刺激を受けながら、自分が一番やりたいことを探していきたいと思います。
家庭の経済面で私立大学や専門学校に通うのは厳しいので、『国公立にいきたいなら、文転進学は難しい』と担任の先生に言われました。
なので、大学はいろいろ考えたのですが、工学部の応用化学科か、理学部の化学科にしようかなと思っています。

理系の大学で専門的なことを学びつつ、編集者として必要な知識を自分で学べたらいいと思います。
きっと厳しい道のりになるとは思いますが、夢に向かって今を無駄にしないように頑張ります!

本当にありがとうございました!


[A.3]

凛さん、こんにちは。

僕も中学生のときに雑誌の編集者やライターに興味を持ちました。でも、その頃は数学や理科が得意で、高校に入っても理系のクラスに入れられてしまいました。でも、凛さんのように真面目ではなかった自分は、「理系だと男子ばかりで高校生活がつまらない」と、高校2年の時には文系へコースを変えました…。

ですが、理系から文系へとコースを変えたことが、いまの職業になにか影響を与えたかといわれると、たぶんあまり関係ないのではと思います。実際、周りの同業者を見ていても、理系、文系、はたまたアート系などなど、さまざまな人が入り乱れて仕事をしています。というか、元法学部の映像クリエイターや、元音楽大学のプロダクトデザイナーなどなど、クリエイティブの仕事に関しては、あまり学校の専攻は関係ないのかな?と思うことが多いです。

いま凛さんに大事なのは…、たぶんたくさん雑誌を読むことでしょう。高校生の頃の僕は、毎日毎日本屋で片っ端から雑誌を立ち読みしていました。勉強ということではなく、楽しみとして立ち読みしていたわけですが、いま振り返ると、あのとき読んだ記事、見たレイアウトが頭のなかにあって、いまはその蓄積を元に仕事をしているような気がします。がんばってくださいね。あと、雑誌業界は将来先細り…とも言われているので、情報を扱う仕事であれば、ウェブ系にも注目されていたほうがいいと思いますよ。


2008/05/08 23:06  ムクさん[ライター]
[A.2]

「雑誌」は「雑」とあるようにいろいろな内容が盛り込まれているものです。また、「編集者」とは、そのいろいろな内容を「集めて」「編む(まとめる)」仕事です。
なので、幅広い興味や好奇心や教養や経験があればあるほど良いといえるでしょう。だからあまり自分を限定しないほうがいいでしょう。
もっと重要なことは「人間力」です。編集者はいろんな人(取材対象、執筆者、カメラマン、デザイナー・・・etc)と会い、話し、仕事を頼み、とりまとめるのが仕事ですので、人間としての総合力が勝負です。
つまり専門がなんであれ、いろんなことに興味をもって勉強したり遊んだりすることです。
ライターの場合は逆に専門や得意分野を持ったほうが有利です。編集者から見ればライターは専門家であり、「この分野だったらあの人に頼もう」という形で仕事が依頼されるものだからです。
たとえるなら、編集者はオーケストラの指揮者、ライターはそのなかの楽器奏者のようなものです。
なので、仕事の内容も、仕事に就く方法も違います。
編集者から(専門分野を育てて)ライターに転身する例は多いですが、その逆はあまり無いので、とりあえずは編集者を目指すのがいいでしょう。
大手出版社の出している雑誌の多くは、「編集プロダクション」と呼ばれる外部の制作会社に依存しています。
編集プロダクションには編集者をはじめ、ライターやカメラマンなどいろんな人が集まっていたり出入りしています。大手出版社には入社しずらいですが、編集プロダクションは数が多く、あちこちで募集をしているので、入りやすいといえるでしょう。


2008/05/07 09:20  いちこさん[編集者]
[A.1]

凜さん、こんにちは。
高校2年生、将来のことが気になる時期ですね。
私の体験からになりますが、すこしお話したいと思います。

凜さんにまず考えてほしいのは、自分はどの雑誌やWebサイトで記事を書きたいのか、働きたいのかということです。漠然と、ファッション関係や参考書、週刊誌なんていう区分けでもかまいません。

例えばananで働きたい!と思ったら、出版元である講談社にお勤めする方法が思い浮かぶと思います。この場合は編集者になりますよね。
外部編集者やライターさんとしてなら、ananでお仕事をしている編集プロダクションや出版系の学校を探すという方法があります。
そうやって進路を探す一方で、自分についてもananで必要とされるファッションや雑貨や時事の知識を覚える必要があると思います。
そこではじめて、その作業が理系の学部に行ってもそれらの調べものや知識をつけることができるのか?理系の学部の知識が有利に働くのか?を考える状況になります。
さらに大学を決めるにあたっては、その大学や学部の先輩が講談社にお勤めしているのか、出版社への就職に強いのかも調べる必要が出てきます。
(やはり出版社はだいたい、仲のよい大学が存在するみたいです。有名大学なら選び放題ですが…)

卒業後の進路を考えないとしても、大学は一般的に、文系の学部は学生生活に余裕があり、理系の学部は実験などが多く時間を作りにくいと言われています。
理系の知識を生かせる分野の編集者・ライターになりたいということでなければ、文系に進んだ方が夢の実現には近道になると思います。

ただ、自分がやりたいことをひたすら勉強できるのは学生生活のよいところですし、理系で忙しい学部に行ったからといって絶対に編集者やライターになれないわけではありません。自分の気持ちを大事にして、考えてみてください。