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回答・コメントする(No.4211)
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音楽教師について教えて下さい!
[Q] 初めまして。中3のぴぃ★と申します。
音楽教師について、どなたでもいいのでお答えいただけたら嬉しいです。
たまに大学紹介の本(姉が今年受験なので)を見てみると、音大のページに「卒業後の就職」の欄で「教員になる者が多い」などと書いてあります。
音楽教師はそれほど募集が多くないと聞いていたのですが、意外と大勢の人がなれるのかな?とか思ってしまいます。
音楽教師を目指している人のうちどの程度の人が卒業後音楽教師になれるのでしょうか?教育学部と音大ではどちらが採用試験に受かる確立が高いのですか?
私は今小学校の音楽教師か中学校の音楽教師か迷っています。
それぞれ、どのような大学に行くのが一番なりやすいのでしょうか?
お返事お待ちしております!
ミュージックセラピストは、日本語に直すと「音楽療法士」といいます。国家資格はないですが、「学会」が資格を認定しています。
http://www.jmta.jp/
http://shingakunet.com/job/shosai/s1290.html
あたりが参考になるでしょう。
ぴぃ★さん、私は社会科の教師です。「調べること」は、全然、苦にはなりません。むしろ楽しいです。それに、今回のことは、自分の頭の中にあったことを、具体的な記事で示した方が良いと思って、アドレスを引用しただけですよ。「調べる」域までは達していませんが、この程度でよろしければ、また、いつでも、質問を書き込んで下さいね。応援しますよ(^_^)/~
あきちゃんで~すさん、こんなに一生懸命調べてきて下さって本当に嬉しいです。ありがとうございます!!
紹介してくださったページを参考に、もう少し見てみようと思います。
また質問を書き込むと思いますが、その時はまたお返事宜しくお願いします!
何回も続けてすみません。
音学大学を出た方の就職先は、各音楽大学のホームページで紹介されていますので、そちらをごらんになると良いでしょう。ちょっと覗いた限りでは、音楽と全く関係のない分野に就職されている方も多いようです。また、最近は、「技を極めるのなら、大学院や留学を」というのが一般的になってきているというのも、音大に進んだ教え子から聞いたことがあります。
ぴぃ★さんへ
お褒めの言葉ありがとうございますm(_ _)m
「ピアノが活かせる職業」…狭い意味なら、演奏家ですから、それて食べていくのは、クラシック界でもポピュラー界でもなかなか難しいとは思います。
広い意味で、「ビアノの素養を活かせる」と考えれば、このホームページ上でも、
http://www.13hw.com/feature/feature03/03_02.html
や
http://www.13hw.com/interest/interest02_01.html
で
紹介されていますので、呼んでごらんになると良いでしょう。
変わったところでは、音楽を臨床心理に応用した、「ミュージックセラピスト」などという支援をする職業も生まれてきています。他にもまだまだあるかも知れませんので、当たっておきます。
あきちゃんで~すさん、とてもわかりやすいお返事をありがとうございました!
とても参考になりました♪
ピアノが活かせる仕事は他にどういったものがあるのでしょうか??
一生続けられるような…。ここのページにはピアノに関するお仕事があまり紹介されていないので…何か知っているお仕事がありましたら、宜しくお願いします。
あと、音大、教育学部の音楽科を卒業された方はそれぞれどんなお仕事に就く人が多いのですか?
コメントお待ちしています。あきちゃんで~すさん、それから他にご存知の方がいらっしゃいましたら宜しくお願いします!
音楽教師ではないのですが、現在、吹奏楽部の顧問をしており、音大に進む子もたくさん見ており、お友達の音楽の先生も多いので、分かる範囲でお答えします。
音大を出ても、音楽で食べていくのは、日本の社会では、かなり難しいことはご理解頂けますか? その中で、「音楽教師」は収入も安定しているし、子どもの才能を伸ばす尊い職種なので、音大生にも人気があります。
進路は二つ…教育学部の音楽科教員養成課程(多くは国立)に進むか、音楽大学の音楽教育科か器楽科・声楽科・楽理科(多くは私立)などに進んで教員免許を取るかです。
その上で、公立学校の教員になりたいのだったら、都道府県の採用試験を受験します。
小学校の免許は、私立大で取れるところは、最近は私立の大学も増えてきましたが、国立大が主流です。なぜかというと、音楽だけ教えていればいいわけではないからです。
小学校の免許が取れる四年生の私立大は、最近増えてはいますが、数は多くありません。短大では、免許は取れるところは多いのですが、実際に採用されいている数は減ってきていると思います。教師にも高学歴を求める社会の要請があるからです。
それに対して、中高の場合は、私立の音大を出ている方の方が、圧倒的に数は多いです。国立の教育学部で音楽教育を専攻している方の数が少ないことと、教科が専門的になるので、それなりの技術が要求されるからです。声楽やピアノが専門でも、吹奏楽が指導できることが望ましい、その逆も言えます。
どのくらいの方が採用されるか…これは、その都道府県が過密県か、過疎県かによって
かなり違います。私の住んでいるA県では、一昨年度、小学校は、約3倍(合格約700人)、中高の音楽科は6倍(合格29人)の競争率でした。全国でももっとも簡単、と言われている過密県の例です。中には、中高あわせて5人、とか、若干名(ふさわしい人がいれば採用する)と言う県もあります。また、団塊の世代の大量退職は、あと五年ほどで終わってしまうのに対して、児童生徒の数は年々減っているので、今から8年以上後といえぱ、相当狭き門になっていることは予想されます。頑張って下さい。